Journal de Tsurezure

雑多な日常、呟き、小説もUPするかもしれません。

タクシーに乗らなければ、犯罪者にならないこと(男は世間に公開される)

2024-10-01 08:15:31 | オリジナル小説

 コンパで偶然、隣になった男の言葉は時間がたつとだんだんと馴れ馴れしくなってきた。
 飲んでいる酒、食べ物の好みが自分と同じだね、趣味はと聞いてくるので適当に答えると僕たち気が合うんじゃないと言われてしまった。
 そろそろ帰ろうかと女が席を立ったとき、もう帰るの、送るよと男もついてきた。
 一見、親切そうに見えるが、女にしてみれば選択は良い、悪いの二つしかない、そしてこの場合、答えは。
 
 「ねえっ、私、一人暮らしなんだけど」
 男はそうなんだ答えたが、タクシー乗り場まで着いてくるところを見ると飲み屋に戻る気もないらしい。
 「君の部屋、興味があるな」
 笑顔で答える男に女は内心、だから、駄目なんだと思った。
 それは自分が、ではない。

 タクシーに乗ろうとすると、当然のように男は自分の隣にぴったりと身を寄せてきた。
 
 走り出してから、お客さんと運転手が声をかけてきた。
 気をつけてください、その言葉に女は何がと尋ねた。
 「先日もアベックを乗せたんです」
 「もしかして、あの事件」
 「おや、ご存じですか」
 女は頷いた、すると会話が気になったのか、男が尋ねた。
 「あら、知らないの、最近、多いのよ」
 女の言葉が途切れた、すると運転手が大丈夫ですよと言葉を続けた。 「お客さんは」
 そう言ってミラー越しに運転手はチラリと見た。
 何かあっただろうかと男は思い出そうとしたが、TVは殆ど見ていない、胸ポケットのスマホを取り出した。
 ところが、画面は真っ黒だ、何故だ、男は驚いた。
 飲み屋に入る直前まで使えていた筈だ、何の不具合、トラブルもなくだ、すると。
 「お客さん、スマホは使えませんよ」
 運転手の言葉に男は驚いた。
 「もしかして、ご存じないんですか」
 知っていて当たり前、当然というような言い方だ。
 「なんのことだ」
 「最近、多いんですよ、こういう事件、アベックのふりをしてタクシー強盗とか、ですから、乗車するとスマホは使えないんです」
 男は驚いた。
 「あと、酔ったふりをして女の家に押し入って強姦だけではなく殺人、盗みを働くという不届き者もいますからね、だからうちの会社は提携しているんです」
 「警察じゃないわよね」
 女が尋ねると、ええと運転手が答えた。
 「最近は警察に知りあいがいるなんて、罪を逃れようとする人間もいますからね、だから、丸投げというか、後処理も任せるようになったんじゃないですか、でも、そのほうが安心ですよ、でなければタクシー運転手なんて仕事は危ないですいからね」
 女と運転手の会話が何を言っているのか、はっきりとわからない、いや、理解できないといったほうがいいかもしれない。
 ただ、警察という言葉で思い出してしまった、以前の出来事を。
 「そういえばお客さん、以前も、乗られましたよね、女性連れで」
 運転手の言葉、いや、ミラー越しの視線は男を捕らえていた。
 
 何故か気分が悪くなった、もしかして酔ったのだろうか、男が運転手に声をかけようとしたとき車が止まった。

 女が料金派と尋ねると、後で伺いますと運転手が答えた、支払いはと男が尋ねようとすると女が車から降りたので慌てて男も降りようとしたが、いきなり腕を捕まれた。

 「全く、とんでもないことをしてくれたな」
 父親の言葉を男は黙って聞いていた、昔の半年も前のことだ、自分は言われるまで思い出すこともなく、忘れていた。
 それが、こんなことになるなんて、コンパ帰りに仲良くなった女性との、ちょっとした喧嘩、そう痴話喧嘩みたいなものだ。
 「相手側は訴える事はしないと言っているが、大学には行くんだ」
 自分は強姦されたと女は言っているそうだ、だが、警察に訴える気はないと言っている。
 良かったと男は安堵した、だが、父親は苦渋の顔で男を見た。
 「おまえは監視下に置かれた、警察とは関係のないところだ」
 意味がわからなかった、詳しい事を気候とすると父親は首を振り出て行けと首を振った、家から出て行けと。

 男の住居はマンションになった。
 スマホ、ネットも使える、以前と変わりない生活に思えた。
 だが、大学に行くと友人達は自分に見向きもしない、挨拶をしてもだ、まるで異質なものを見るような目つきでちらりと見るだけだ。
 何故だと思ったとき、大学の講師が声をかけてきた。
 「がんばりたまえ」と。

 どういう意味だ、まるで自分が犯罪者のようではないかと思ってしまった。
 
 警察に逮捕され、監獄で過ごすより、一般生活をすることによって自分の罪を認識させる更生システムは、まだ試験段階。
 殺人などの犯罪の大きさによっては当てはまらない場合もあるだろう、だが、この男は女性に薬を使った、薬局で売っている市販薬を複数、混ぜ合わせたものだ。
 一歩、間違えれば女性は死ぬ危険、いや、可能性もあった。
 本人は気づいていない、事の重大さに。

 大学を辞めたい、自分は孤独だと思ったが、それは許されない、休みたいと思い、ずる休みをしようとするとすると、すぐに医者が派遣される。
 気分がよくないというと、カウセリングを受けることになる。
 どうしようもなかった。 何故なら大学を卒業したら就職先も決まっているのだ。
 病気になることも休むこともできず、生きていくことに男は疑問を抱く事も許されなかった。

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久しぶりに、オリジナル

2022-08-21 09:36:32 | オリジナル小説

数日、悩んでネタを色々と考えていたけど転生するときって神様の采配とか、なろう、アルファのノベルやコミックスを見ると凄くあっさり簡単に転移とか、生まれ変わりなのわね。
書き始めたけど自分は、そんな簡単にはできないなあと思って第一話を投稿したのはいいけど三千文字近くなってしまった。
色々と考えて書いてたら数日悩み続けていたわ、キャラクターの名前とか、アルファやpixivに登録したけど1話目だから、近いうち続きをUpだ。
今、二本、続きをと思っていたけど少し悩み中だったので、オリジナルは起爆剤になればいいかなあと思っているのよ。
ポメラだとやはりかきやすいし、集中できるなあ。


アルファポリス 人生に悩むアラサー女と召喚の議を行うと決心した異世界の話
https://www.alphapolis.co.jp/novel/587918429/939665618/episode/6082239

 

昨日、Upしたら、もう凄くお腹が空いてしまってコールスロー、食パンを焼いた上にどっさりと載せて、ハムもプラスして食べたけど、色々と考えていたから、空腹感が。
今朝は起きたばかりでマックにホットケーキを食べに行ったわ。
コンビニに千切りを買いに行ったら、ファミマは売り切れ、セブンで買ってコールスロー、ここ数日、キャベツを食べまくりよ。
米も食べたいと思って今朝は炊き込みご飯の用意もしたわ。

 

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いつの間にか取り残された男、父親ではなくなっていた

2022-06-07 12:28:35 | オリジナル小説

 久しぶりに書いた、少しざまぁ系のショートショートです。

 

 お父さんを呼んできて、母親に言われて子供は応接間に向かうとソファーに座ったままの父親は熱心にスマホをいじっている、まただと思いながらも子供は自分の感情を顔には出さなかった。
 多分、声をかけても気づかないだろうと思いながらも一応はと重いかける、だが、小さな声なので父親は気づかない。
 いや、気づいたとしても後から行くというだろう、いつものことだ。

 台所に戻って母にゲームだよと伝えると仕方ないわねという顔をされ、先に食べましょうと言われてしまった。
 母も最近では諦めてしまったのだろうと子供は思った。
 感心するのは父親の態度だ、飽きないというより病気だなんて思ってしまう(ゲーム依存症っていうのだろうか)
 そのくせ、ゲームの成績、レベルは良いとはいえない、それを知ったのは最近のことだ、暮らすの友人から教えて貰ったのだ。
 父親のやってるゲームは人気があるようで、クラスの生徒も数人がやっているらしい、しかもレベルは高い。
 最近はスマホ、携帯のゲームも課金制度が厳しくなり、登録するのも実名というところもある。
 
 「長くやっていて、このレベルなら辞めた方がいい、小学生で課金、中毒でネットで問題になったんだよ、表向きは隠しているけど、裏の掲示板で問題になっているんだよ、歯止めのきかない人間は行き着くとこまでいくから」

 友人から聞かされた話に凄いね、でも、自分が言っても無理だと思う、会社から帰ったらずっとゲームばかりしているよと話すと友人はしばし、無言になった後。

 「・・・・・・かもな」

 と呟いたのだ。

 

 母は、そんな父に愛情があるのだろうか、仕方ないと呟くが、それは一種の諦めのようにも感じられて、思ってしまったのだ、嫌だなと。
 そしてだんだんと、その感情は大きくなっていくが、もしかしたら最期まで行き着いてしまったのかもしれない、嫌悪というものに。

 「父さんのこと、好き」
 
 片手の数にも満たない年の頃に訊ねると母は笑っていたが、今は、その曖昧に濁す笑顔さえない、どうかしらと言われてしまっては返す言葉もない。
 子供の頃ならば、だが、今の自分はわかってしまったのだ、ああ、母も自分と同じ気持ちなのだと。

 久しぶりに祖父のいるマンションへ家族そろって遊びに出かけたのは久しぶりだった、来年は受験ということもあり、孫のことを心配したのだろう。
 

 「あれ、珍しいね、ご飯、食べるの、一緒に」

 息子の言葉に父親は不思議そうに、どうしてだと訊ねた、折角だからと祖父は出前の寿司をとってくれたのだ、そして父は当たり前のように食卓に現れたのだ。

 「だって、いつもスマホでゲームに夢中で一人で食べているじゃない、食べながらゲームしてるし」
 
 孫の言葉に祖父は驚いた顔で息子を見るとわずかに顔をしかめた、どういうことだと睨みつけるような表情になった。

 「祐介は、そんなにゲームが好きなのか」

 祖父の言葉に子供は頷きながら、ランクは高くないから課金ばかりしてるよと子供は笑った。

 「お寿司なら冷めないし、あっちで食べたら」

 父親の表情が変わったが息子は気にする事なく言葉を続けた。

 「仕事の鬱憤をゲームで憂さ晴らし、駄目人間なんて言われてるんだよ」

 息子の言葉に父親は初めて声を荒げたが、本当のことだよと平然とした顔で息子は祖父を見た。

 「クラスメイトが教えてくれたんだ、やめさせた方が良いって」
 
 父親は何か言いかけて黙りこんだ、それは視線を感じたからだ、自分の父親が、まるで、異物を見るような目で自分を。

 続けていたってレベルは上がらないだろうって言われているんだよ、ぐさりと胸に突き刺さるような言葉、小さな子供なら決して口にはしないだろう、だが、もうすぐ高校を卒業する歳だ。
 
 「ゲーム依存症どころじゃない、廃人になるよって、でも、そうなったらどうするんだろう、ね」

 息子に笑顔を向けられて父親は黙りこんだ。

 「母さん、別れたほうがいいよ」

 離婚した方がいいよと言われて夫は妻を見たが、だが、自分の方を見る事もなく、妻は言った。

 「そんなことより、食べましょう、お吸い物が、茶碗蒸し、冷めてしまうわ」

 父親は、このとき初めて妻を見た、そんなこと、だと。
 夫に対して、いや、息子の言葉を責める事もしない妻に夫である男は文句を言おうとした、だが、言葉が出てこない。

 「そうだな、食べよう」

 この話は後だと言わんばかりに、自分の父親の言葉に息子と妻が箸を取り、食事を始めた。

 食事をする気分ではない、父親から名前を呼ばれても男は目の前の光景を見ていることしかできない、三人は自分の家族、の筈だった。
 だが、今、自分の目の前で食事をしている彼らはどうだろうか。

 「どうした、祐介」

 父親に名前を呼ばれ、そちらを向くと自分を見る視線に男は逃げるように顔を背けてしまった。
 自分が、これから先どうなるのか、どうなるのか、仕事から帰って気晴らしに始めたゲーム、できることなら逃げてしまいたい、(ゲームの世界に)。
 そんな事を思いながら箸をとり、食べようとした、だが、そう思っただけで、男の手は動かなかった。
 
 これから先の事を考え、震えていたからだ。

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苛められていた女子高生が前向きになるストーリー

2022-03-01 18:00:58 | オリジナル小説

 歩道橋の上から走る車をのぞき込んでいるとき声をかけられた、顔色が悪いわ、良かったら家へ寄って行かないという言葉にうなずきながら、不意に涙がこぼれそうになった。
 見ず知らずの老婦人の言葉に思わず頷いてしまったのは、今思い出しても不思議だった。
 
 あなたが飛び降りるんじゃないかと思ってしまったのよ、だから声をかけずにいられなかったの。
 アパートの一室で出されたお茶を飲んでいると涙がぼろぼろと出てきた。
 

 言葉が、こぼれるように口から出てしまった。

 「学校に行くの、毎日が嫌で辛くて、どうしようもなくて、死ぬしかないって思っていたんです」

 見ず知らずの他人だからこそ、言っても構わないと思ったのかもしれない、涙が止まらず、ただ、泣き続けた。

 「あなたに似た人を知っているの、その人も学校で虐められていたわ」
 
 学校、虐め、その言葉に何も言えない。

 「非道いことをされていたわ」

 どんなイジメをと言いかけて思わず口を閉じた。

 「持ち物を隠されたり、悪口、裸になれって言われて、頭から水をかけられたり、ある日、男子生徒に乱暴されてね、我慢が限界にきていたのね、それで」
 
 老婦人はそれ以上何も言わない、少しばかり寂しそうな笑顔を向けられて言葉に詰まってしまった。

 「我慢できるなんて思っていると自分だけでなく、周りも不幸になってしまうわ、あなたのお母さんは、泣いているあなたの顔を見たことがあるかしら」
 
 言葉の代わりに首を振ってしまった、心配をかけたくないから、知らせていない、だが、目の前の老婦人は知っているかもしれない。

 
 「人は弱いけど、強くもなれるの、お友達はいる」
 「クラスの人は皆、知らないふりを、だから先生も」
 「よくないわねぇ」
 

 まるで子供を叱るような口振りに思わず吹き出しそうになってしまった。

 
 老婦人は自宅近くまで送ってくれた、時々、軽く右足をひきずるので、もういいですと言うと、ふふっと笑った。
 そして、突然、道の真ん中でタップを踏みはじめたのだ。
 驚いたのも無理はない。

 「何、あれ、年寄り、ババアかよ」
 「こんなところで、ストリートダンス、変なの」
 「でも、ちょっと」
 

 数人の通行人の言葉は最初のうちこそ、馬鹿にするような嘲笑の言葉だった、ところが、だんだんと無言になっていく。
 若者のようにキレのある早い動きではない、それなのに老婦人の一挙一動、動き、伸ばされた手足に視線が奪われてしまうのだ。
 観客となった人達は老婦人の一挙一動を見逃さまいとするように瞬きさえ惜しんでいたのかもしれない。
 
 
 ダンスが終わると周りから聞こえる拍手の音に老婦人は、にっこりと笑い会釈をした。

 
 「ああ、あの、凄く上手で、素敵で、ダンサーですか」
 
 驚きのあまり、ありきたりの凄いという言葉しか出てこない自分に老婦人は笑うだけだ。
 もしかして、足をひきずっていたのもと聞こうとした彼女は、このとき自分が泣いていることに気づいた。
 
 「元気が出たかしら」
 「は、はい」
 「じゃあ、特別に、教えてあげましょうか、さっき話した女の子のこと」
 
 ドクン、心臓が何故か激しく高鳴った、もしかしてと思ってしまった。
 いいえと首を振った、代わりに、名前を教えてくださいと聞いてしまった。
 不思議な事に少し前まで、ぼろぼろと泣いていたのに、今は目の前の出来事、老婦人の踊ったダンスのこと、驚くようなものを見たという興奮と事実に体も頭も、全てが奪われていた。

 

 「あー、また陰気臭いのが来たよ、やめればいいのに、学校」

 美人で気の強いと言われるクラスの女子、彼女の一言に教室内はいつもなら、嘲笑や賛同する声が聞こえる筈だった。
 ところが。

 「あっ、いたー。よかったー」

 突然、入ってきた男子生徒に教室内はしんとなった、それというのも男子生徒があまりにも他の生徒と違っていたからだ。
 金髪なのはハーフかクォーターのせいだろうか、顔立ちも少し日本人とは違う、男子生徒は教室内を見回すと、ああーっと声をあげた。

 「初めまして」

 ずかずかと教室内に入ってきた男子生徒は窓際の席、立ったままの女子生徒を見つけ近寄ると右手を差し出した。
 握手を求めていることに彼女は驚いた、ところが、続いてもう一人、女性とが教室内に入ってきた。
 長身で人目をひく美少女といってもよかった。

 「も、もしかして、昨日の、あれ本物なの」
 「言っただろう、一度でも見れば十分だよ、あっ、自己紹介します、彼女は」
 
 女生徒は邪魔よといわんばかりに美少年を押し退けると、呆然としている彼女の手を取り、握手を求めてきた、まるでアイドルのような美少年、そして長身の美少女に教室内の生徒達は驚いたように呆然と、この様子を見ていた。

 
 
 大手新聞社の一室だった。

 「おい、どういうことだ、これ」
 「間違いない、彼女だ」
 「だって、顔が」

 変装だと男が呟いた。

 「どうせ、この映像もすぐに消される」
 「何故です、動画サイトでしょ、拡散されたら削除なんてされたって」
 
 返事の代わりに男は若い記者を睨んだ。
 
 「いつ日本に帰ってきた、死んだなんてデマかよ、これ、誰が取った、いや、もう、遅いか、ああ、くそっ」

 ばんっと机を叩いた男は制服姿の女子高生、映像に目をとめた。

 「インタヴュー、できたら、いや、ああ、ジレンマだ」

 悔しさの滲む言葉に、そばにいた若い記者は不思議そうな顔をした。
 
 「もう一度、見て、確認しましょうよ」

 若い記者はパソコンのキーを叩き、先ほど見せられた動画をもう一度、再生しようとした、ところが。

 「あれ、おかしいな、さっきは何ともなかったのに」
 
 削除されましたというメッセージに若い記者は、不思議そうな顔になり、他のサイトにupされているかもしれませんと先輩の記者に声をかけた。

 「無理だ、印、中、露、富豪の国のサーバーだろうが、今頃は、全部消さてる、徹底しているからな、彼の国は」
 「どういうことです」

 わけが分からないと若い記者に中堅の記者は、ついてくるかと声をかけた。

 

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ようやく、完結させた

2022-01-21 11:03:13 | オリジナル小説

「だから最後は一人になった(夫)たった一人の男の犠牲の上に成り立つ、皆の幸せは、ここから始まっ た」
なんて長いタイトルだと思いつつ、昨夜、ハーメルン、pixiv、アルファに連載していたオリジナルを完結させました。
文字数としては三万と少し、だから長編という程ではないけど、中編には微妙だなーと思ってしまったわ。


細かい部分、ざまぁ夫を憎んでいるオザキの性別、夫の元友人、京介はどうなったのかという事はあえて細かくは書かなかったわ。
夫の元妻は義父と結婚、夫は死亡しているので法的には問題はない。
義父が最後に向けた視線の先にいた男、父は息子だとわかっていたのかというのは、和えて詳しくは書きませんでした。
これは少し前に呪術廻戦の映画を見たせいかもしれないなあ。
肝心な台詞は読者側に任してしまうのもありかと思ったのよ。

小説家になろうにもUpしているんだけど、こっちは内容を少し変えてUpしているのだが、まだ完結はさせていないのよね。
2話ぐらいで完結させる予定です。

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