これ、大昔に観たけど、義父と息子の嫁というパターンと思ったら口コミで二人は親子、といっても医学的見地からみてということなので、ええ、そうだったとびっくりと思ってしまったわ。
これは遺伝子のということかしら。
嫁の菊子は五年たって子供ができないということで旦那は浮気をしているいるんだけど知っていて黙っているのよ。
五年というのが長すぎたのか、それとも半ば諦めに似たものがあったのか、義父に裸を見られたことで互いに少しずつ意識していく過程が見ていてじんわりだ。
川端康成の原作の、子の話は海外でも色々名人が映画にしているけど、この話が自分の中で印象に残って居るのはラストシーン。
子供が生まれて家族で神社にお参りに、そして家族写真を撮るんだけど嫁の隣に義父が立っていて、夫は自分が隣にと義父をどかそうとするんだけど、義父は杖をついていて不自由なのか、わざとなのかどけないのだ。
息子の嫁の隣に立っている姿は、菊子は自分の妻で赤子は血を分けた子供なのだといわんばかりの姿に、旦那は、一生知る事はないんだろうな、でも、もしかしたら義母はもしかして、なんて思ってしまったのよ。
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