今回は、楽譜というものについて僕の考えを書きたいと思います。
現在、学校で習ったりポップスやクラシック、ジャズなどで使われている楽譜は、西洋系の五線符を中心に書かれるものとなります。世界中には歴史とともにたくさんの種類の楽譜って存在します。日本特有の楽器用にも専用での楽譜が存在します。
所説はあると思いますが、今巷であふれている楽譜は、基本的にピアノ用に作られたものから発展したものだと考えれるかと思います。間違っているかもしれませんが、僕はそう思います。少なくとも、ピアノ奏者に比べて弦楽器奏者には慣れが必要と思います。ギターやベースを始める人にとって、楽譜を読んでその音符を弾くってことは越えなければならない大きな壁になります。周りのミュージシャンの見ていても、僕の経験からもそれは変わらないと思います。
基本的に、楽譜は読めなくても音楽はできます。実際に楽譜無しで音楽を奏でている人たちはたくさんいます。楽譜が読めなくて、プロとして音楽をしている人もたくさんいます。その辺について、僕は全く問題はないと思っています。
では、何故楽譜が存在するのでしょう。演劇でいうところの台本と考えればいいのではないかと僕は思います。物語の進行を記して、各役のセリフの分担を示していく。音楽も一緒だと思います。合奏をするための言わば道しるべみたいなものです。極端な話ですが、楽譜があればリハーサルが全く無しでも合奏が成立したりします。僕も実際のLIVEの時に、いきなりステージ上で楽譜を渡されて演奏したことが幾度とありました。これからもあると思います。それくらい便利なツールになりうることを理解するといいかと思います。
しかしながら、先にも言いましたように楽譜が無くても音楽はできます。例えば、独りで曲を演奏したり、音源を聴いてそれを耳でコピーしたりとか言った具合です。
また、楽譜には表せない部分もあったりします。最近だと、YOUTUBEとかの演奏動画を見て真似てみるとかもできると思います。
では、どうすればいいのでしょう。楽譜を読めてそれをパッと弾けることに越したことはない。でも楽譜ってなかなか勉強するのに難しそうな感じもする。
これは、完全に僕の考えなのですが、最初は楽譜は読めなくても全然いいと思います。ただし、今弾いている音が何の音なのかをわかって弾く必要はあると思います。それによって、コードネームが憶えられますし、他のパートと話がしやすくなると思います。これができるだけで、もしかするとすぐ楽譜を読めるようになるかもしれません。プロとしても現場に出ない限りは、初見で読める必要はほぼ無くていいと思います。逆に言うとプロを目指すのでしたら楽譜の読みも書きも必要になってきます。
正直に言うと、僕は楽譜が読めるようになってから、暗譜するのが苦手になりました。ですが、演奏でのミスが減りました。楽曲に対する理解が深くなり全体が見渡しやすくなりました。そのおかげでごまかしが少し上手くなりました。自慢できる内容ではありませんが、楽譜を読むことによる利便性を僕は選択しました。バンドを組み始めてリーダーとかするようになってから、通信教育とかで音楽理論の勉強をしました。僕は音大には行っていませんので、クラシック寄りの複雑な楽譜はあまり読めなかったりもします。今でも時々わからないことがあると恥を惜しまず現場で教えてもらったりしています。
ということで、僕の楽譜における考え方と経験の話をさせてもらいました。
いきなり鉛筆を持って書き始めるとかそんなテスト対策的にするのは難しいと思います。そではなく、目の前にある音楽に対してちょっと楽譜を見てみるとか書いてみるとかそういうレベルで積み上げていけばいいと思います。その中間地点のどこかで必要だと思うところをがっつり勉強していけばいいと思います。
機会があればそのあたり、ベーシストの楽譜の読み方や音楽理論の勉強の方法を系統だてて解説したいと思います。
今回はここまでです。僕個人の偏見意見の内容になりましたが、参考にしてみてください。
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