忠内慟の悪用といわゆる販売を排除した。

神話：トレントは免罪符の慣習を廃止した。


事実：免罪符の発行は終了しておらず、現在も続いており、現行のカトリック教会のカテキズムの中で定義されている（1471-1484号参照）。トレント第二十五会期は、免罪符を発行する教会の権威を肯定し、"免罪符は無益であると主張する者、あるいは教会が免罪符を授与する権能を持っていることを否定する者 "を非難した。この公会議は、マルティン・ルター（および他の人々）が嫌悪感を抱いた免罪符の悪用といわゆる販売を排除した。


神話：トレントは旧約聖書に7つの書物を加えた。


事実：4世紀から、旧約聖書には46の書物が含まれているという教会全体のコンセンサスがあった。この冊数は古代のアレクサンドロス（キリスト教）聖書リストで確認されており、これに対してパレスチナ（ユダヤ教）聖書リストでは冊数が少ない。アレクサンドリア聖書リストを支持する決定は、393年のヒッポ公会議で承認され、397年のカルタゴ公会議で再確認された（この2つの公会議は小規模なもので、教会の21のエキュメニカル公会議には含まれていない）。

Myths and Facts About the Council of Trent