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歴史
レイエンダ・ネグラ:スペイン帝国に対するロペス・オブラドールの4つの歴史的嘘を否定する
コルテスが単独で征服したわけでも、アステカ帝国がメキシコに匹敵するわけでもない。ロペス・オブラドールの言説の誤りを検証する。
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セサル・セルベラ、マヌエル・P・ビジャトロ
29/03/2019
2019/01/04 18:30に更新されました。
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メキシコ大統領によるスペイン国王への謝罪要求は、エルナン・コルテスを先進社会の破壊者として主張する歴史物語の明らかな歪曲に基づいている。
1-メキシコ侵略
ロペス・オブラドールは請願書の中で、メキシコの征服を外国からの侵略に貶めている。しかし、アステカ人は12世紀後半にメキシコの谷に出現し、その軍事組織により、いわゆる三国同盟(テスココ、トラコパン、メキシコ・テノチティトラン)を通じて、短期間でメキシコの他の地域を支配した。 アステカの末裔もメキシコ侵略の許しを請うべきなのだろうか?
2-アステカの解放
大統領のスピーチのもう一つの嘘は、アステカ帝国と現在のメキシコを同一視していることだ。現在のメキシコの習慣、文化、制度は、コロンブス以前の人々よりもニュー・スペインと関係が深い。副政権の存在は、先住民族側の共存と抵抗の3世紀にわたって続いた。彼らの主張は、アステカとスペイン帝国の問題だけでなく、彼ら自身の文化、風土、制度の問題でもあった。