カトリックの十戒 FR. マイケル・ウェンシング S.T.L. - 2004/3/1

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カトリックの十戒
FR. マイケル・ウェンシング S.T.L. - 2004/3/1
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昨年秋のニュースでは、アラバマ州のロイ・ムーア裁判長がスポンサーとなり設置された、花崗岩でできた十戒が展示されたアラバマ州の司法ビルが注目された。ムーア判事はその撤去を求める判決に反抗し、年末にはモニュメントも判事も姿を消した。あらゆる宗派の誠実なキリスト教徒、そしてユダヤ教の代表者たちまでもがその撤去に抗議したが、無駄だった。


十戒（デカログ）は、ユダヤ教とキリスト教の伝統を持つ人々にとっては、正しく崇められ、実践されている。しかしカトリックは、十戒は自然法であり、啓示された法だけではないから、その国のすべての民族と市民が尊ぶことができると主張する。従って、宗教に関係なく、これらの戒律の要件は普遍的に適用される。デカログは、同じく自然法に訴えた米国独立宣言の冒頭の言葉とともに、基本的な位置を占めることができる： 「我々はこれらの真理を自明のものとする。. ."


教父イレナイオスは十誡の自然法についてこう書いている： 「彼らの父祖は義人であり、彼らの心と魂には十誡の力が宿っていた。. . . 神はデカログを通して、人間を自分自身との友情のために、また人間との調和のために準備されたのである。

The Catholic Ten Commandments