(読了4分)重要度★☆☆☆☆
・政策金利は据え置き決定、ノーサプライズ
・GDP予測が急落。米国の財貿易赤字拡大、関税の駆け込み輸入で
・ディープシークにいくつかの疑問
・1月月間アノマリーはプラス予想、今年は米株上昇かも
・GAFAM決算発表スケジュール
FOMCは4.25~4.5%で据え置き決定、ノーサプライズ
日銀もそうなのですが、
FRBもトランプ関税や減税の影響を見極めたいので
今あるデータだけでは上げ下げできない状況。
失業率が急上昇しない限りは、半年くらいは据え置きになるのでは?と個人的な予想。
雇用もここ数ヶ月は安定で堅調。
声明はインフレ進展の文言が削除され、ややタカ派の内容
GDP予測が急落。米国の財貿易赤字拡大、関税の駆け込み輸入で
GDPNow(アトランタ連銀のモデルによる予測値。パウエルさんも見てるヤツ)
歴史に名を残したい目立ちたがり屋のトランプ大統領にとって
米国の貿易赤字はもっとも許しがたいと考えられるので、
貿易赤字が駆け込みで増えてしまうと
さらなる強攻策を打ち出す可能性が強いと思います。
それで株価が大幅下落したなら停止・修正と。
なので、雪だるま式の大暴落は無いかもしれませんが、周期的な乱高下は多くなるだろうなと。
歴史的に見て割高の米株も、私のような超悲観派からすると
完全にバブルであり、
そういう派閥の人は何かあるとサッと投入資金を引き揚げる傾向があるので、
2024年のような右肩上がり(8月は別として)ではなく
利益確定でちょこちょこ下がるのではと。
積み立てなら最高値に戻さなくても利益が出るので、
今年はトレードを減らして積み立て中心で行こうかなと。
Bank Academyの中の人も、去年は一括、今年は積み立て、と戦略を変えておられます。
ディープシークにいくつかの疑問
「どっかからNVDAチップを不正輸入してるんじゃね?」と米商務長官
「ニュースの正答率は低いから!」
「データを盗んだのでは?」
私も実際に使ってみたら、「これ、ChatGPTやGeminiに似てるなぁ」
という印象は持ちました。
とはいえ米国は、2010年ABCテレビのトヨタ車のありえない実験とか、
疑惑を増幅させる手段をあの辺から官民ともに多用している節も感じるので
どちらの国も鵜呑みにはできません。
それでも規制強化の検討が報道されるだけでNVDAは苦しくなるので、
-17%の翌日は+9%と戻したものの、また下落-4.10%。
もっと下流のAIサービス企業
(CRM セールスフォース、 CRWD クラウドストライク now サービスナウなど)
は安価でAIが使えるために有利になる……と聞いたのですが、
29日夜の米市場では軒並み下げ。
バフェット太郎さんはディープシーク登場前にAI株ブームの終焉を予言されているので、
AIに集中投資している人は注意が必要。
テクノロジーからヘルスケアや生活必需品への
セクターローテーション(資金移動)も指摘されています。
欧州株も利下げ確定+ASMLの上昇で調子良さそう。
この人が言うと怖い。
ジムクレーマーの言うとおり、
情報が落ち着くまでは動かないのが正解なのだろうなぁと。
ただ、各種AI先生に「リスクを極小にしたいんです!」
と言ったら「まぁ、売るのも有りだよね」
みたいな回答を引き出せたのでそれでヨシ!
国内インフレに勝ちきるのが私の最終目標です。
・1月月間アノマリーはプラス予想、今年は米株上昇かも
アノマリーをそこまで重視しても
意味が無いのですが、
S&P500は29日夜が 6039.31
年初 5868.55
あと2営業日で
まだ2.9%の下落余裕があるので、
今年の株は上昇の確率が高いか。(いろいろ売ってしまった……しかもNISA)
・GAFAM決算発表スケジュール
S&P500の時価総額の35%を占めるので
凄すぎ巨大テック
30日朝(日本時間で)
マイクロソフト 下(クラウド事業が)
(個人的に今のマイクロソフトは大企業病+殿様商売+株価対策特化で事業はダメだと思います。株価は別として。ビルゲイツの時代は良かった…)
メタ 下(ガイダンスが)
31日 アップル
2月5日 グーグル
2月7日 Amazon
2月27日 NVDA
(市場予想が細かすぎて、どうとでも難癖付けられるので好決算ってなかなか無理なのでは?)
私のトレード
ヘッジ有りゴールド投信 売り約定 +19,100円
新NISAヘッジ有りゴールド投信 売り約定 +25,436円
新NISA S&P500 売り約定 +10,738円
iDeCoとNISAの掛け金のオルカン比率を少し戻しました。
以上です!(投資は先が分からないので、ギャンブルなのでは?としか)