本日最終のお客様、2月以来のご来店だったので、
久しぶりですね
と話すと
色々あってん。
実は4月にコロナに感染して昨日退院したよ。
と言われました。
詳しく聞くと、4月に家族全員の感染がわかり、最初にお子さんや奥さんがホテルで療養になり、比較的軽症で症状がほとんどなかったお客様は最初は自宅療養になりましたが、容態が悪くなり気がつけば全く知らない病院の一室だったそうです。
しかも言葉も話せない状態なので両サイドに看護師さんがいて色々してくれていたそうです。
実際にはエクモと人工呼吸器をずっとをつけていて、エクモを外して人工呼吸器を外す少し前に目が覚めたそうです。
この意識が戻るまでので期間が2週間も経っていたそうです。
そしてそのまま治療が続き、昨日ようやく退院できたそうです。
4ヶ月もかかったという事ですね。
重症でエクモまでつけていたのに車を運転して痩せていましたがしっかり歩いているので、後遺症はないか聞くと、エクモをつけてここまで回復する事はほとんど無いくらいの回復したそうです。
そして、病院に入ってから気がつくまで本当に記憶がなくて、軽症と思っていてもこのコロナウイルスは、いつどうなるかわからないので、絶対に感染しないようにした方が良いと言われました。
これだけ色々お話をしましたが、話しているときも凄すぎて鳥肌がたちました。
そして本当に良かったです。
正直話を聞きながらホッとして、ちょっと泣きそうでした。
人生観が変わったよ。会社もたまたま定年の時に感染したので辞めてこれからやりたいことをしようと思う。
そう言って楽しそうにお話されていて本当に良かったです。
少しゆっくりして元の生活に戻られたらなと思います。
皆さんもお気をつけ下さい。
意識がなくなる前に奥様に電話でパルスオキシメーターの数値が悪くなってきたと話していたと伝えた奥様に言われたそうですが、その記憶も無いそうです。おそらく朦朧としながら電話して、奥様が保健所に連絡したそうです。
ただし本人の記憶には全くなくて気がつけば、知らない病院でエクモをつけて寝ていたそうです。
本当にここまで医療が逼迫していない時期だったのが良かったんだと思います。回復して元気になられて良かったです。