図604 会話はできないし、日本語の文法もしらない
孫は、いま1歳7ヶ月です。 会話はできないけれど、意味がわかっている状態があります。爪やすりを使って孫の爪を整えました。 そのあとで、「お母さんにどうぞ」といってから、孫にやすりを渡したら、手に持って、お母さんのところに 歩いていって、渡します。やがては、簡単な会話をする時期が来ると思いますが、今は、本人の耳に入る会話を多少なりとも聞き分けているように思います。動作が伴えばなおさら理解できるようです。「どうぞ」という言葉はものを渡すときに、たびたび耳からはいってくるので、何をする動作か、知っているようです。うまくできると、本人には拍手や、ありがとうという言葉が聞こえます。そのときに言葉を理解できたと思うのです。成人になっても、おなじような事で、記憶が残っている人はいると思います。一歳のころの記憶を持っている人は案外いるのではないですか。