我家の近所、
香芝市の狐井(きつい)で”板仏”のお祭りが有りました
娘は、夕方5時からお友達とお祭りに出かけたようです
私が仕事から帰り(20時頃)、
板仏のお祭りに行こうと娘に連絡を入れたら、
娘たちはもう、帰って来るところでした
歩き疲れただろうに…
だけど、携帯のカメラを向けると三人とも
良い笑顔でポーズをとってました
娘たちはこのまま帰ったので、
嫁さんと二人、出店巡りをしてきました
いつもながらに人が多い…
でも、近所のお祭りが賑わうのは
ちょっと嬉しかったりもするんですよね
この、”世界のソーセージ”は美味かったなぁ~
この日は必ずと言っていいほど雨が降ります
何故だかは後で詳しく書かせて貰いますが、
夕方には雨が止むんですよねぇ~
今日の香芝も日中大雨でしたが、
やっぱり晴れ男(私)のおかげでしょうか
板仏のお祭りは、毎年雨で中止になる事がないんです
久し振りに嫁さんと二人…、
手を繋ぐわけでもないですが楽しんで来ました
『板仏』
狐井の福応寺には珍しい木板に描かれた仏像があるんです。
その”板仏”には、次のような伝説が残されています…。
良福寺から狐井へと流れる”ツガワ”という小川がありました。
昔、お婆さんがこの川で洗濯をしていると、
板に描かれた仏さまが流されてきたそうです。
それは、池の井出板の裏に描かれていました。
有り難い事だ、勿体ない事だ…と、
お婆さんはそれを拾い上げて土山に祀りました。
その後、福応寺に祀られました。
また、福応寺の縁起では、恵心僧都が當麻寺へお帰りになるとき、
お婆さんが拾った板仏に色を付けたとされています。
お婆さんが板仏を拾った日が7月9日だったので、
その日は法要が営まれるようになったとされています。
現在でも7月9日には、
板仏として浴衣姿の人々がお参りして、寺では法要が営まれます。
本堂の前にはたくさんの線香が供えられ、
ろうそくの灯りも点り、風場漂う夏の行事となっています。
ちなみに、この日には必ず雨が降ったと言います。
それは稲作に大事な雨水をもたらす人々の願いが
叶えられたからかも知れません。
水を大切に思い、雨が降ることを願っていたんでしょうね。
川を流れてきた板仏が水に縁があったのは、
それだけ人々に大切にされたからなんでしょうね。
また来年も行けたらイイな