鹿ゾーン注意して 【7月30日 産経新聞奈良版】
奈良公園周辺、年末以降整備へ
国の天然記念物 「奈良のシカ」 の交通事故被害を減らすため、
看板や路面標示を変えてドライバーに注意を促す 「鹿ゾーン」 の
導入を計画している県は29日、路面標示と看板のデザインを公表した。
今秋の行楽シーズン後の年末以降、奈良公園周辺の道路で整備を進めていく。
県によると、奈良公園周辺で車の流入を抑制するため、
中央分離帯のある場所には看板を、国道369号と169号には路面標示を整備する。
飛火野周辺では、路面標示のほか、舗装の変更も計画している。
路面標示は、縦9m ・ 幅2.5mの長方形で鹿の半身像に 「注意」 と描いたタイプと、
縦5m ・ 幅2.5mのひし形に鹿を描いたタイプの2種類。
【路面標示などのイメージ図】
看板は高さ約1.5m ・ 横約60cm。
道路に出ようとしている鹿の様子と 「!」 マークを描いた。
【設置される看板のデザイン】
どちらも地の色は、県章にも使われている 「すほう色(黒みを帯びた赤色)」 を使用。
文字や鹿の図柄は白で描いた。
県の担当者は 「夜に車のライトが当たった際、白い部分が浮かび上がる」 と説明する。
飛火野周辺では周囲の景観にも配慮し、路面標示のほか、
路面舗装もすほう色と茶色、白色を混ぜ合わせた色で上塗りをする。
いずれも、秋の行楽シーズン終了後の年末以降に工事を始める予定。
現在歩道の設置工事を進めている県庁東交差点~大仏殿交差点の区間は、
歩道設備の終了後に工事を始める。
看板や路面標示について、県の担当者は
『速度規制を強化するような警察の規定と違い、強制力はないが、
注意を呼びかけて鹿を守り、交通量の抑制にもつなげていきたい』 と話している。
また、県は関連事業として、鹿を保護している春日大社境内の施設
「鹿苑(ろくえん)」 の改修も年末に始める予定。
現在は病気や負傷した鹿など収容しているが、
改修後は、鹿の歴史や生態を学習できる施設にもなる。
一般財団法人 「奈良の鹿受講会」 によると、奈良公園周辺では約1400頭の鹿が生息。
年間約100頭が交通事故で死んでいる。
私も数年前、滋賀県で天然の雌鹿をひいた事があります…
あの出来事は今でも目に焼き付き、鹿の飛び出しが怖いんですよ
因みに、 奈良公園の鹿は天然記念物なので、車でひいてしまったら
”多額の罰金や捕まる” とか勘違いされている方が多いようですが、
交通事故であった場合、罰金や懲役など法的に罰せられる事はないんです
ただ、故意に傷つけてしまった場合は、『文化財保護法違反』になり、
5年以下の懲役、もしくは30万円以下の罰金になります
実際に鹿の交通事故はかなり多く、上記の勘違いから、
ほとんどの方がひき逃げてしまうらしいのです
もし、鹿と交通事故を起こした場合、
早めに愛護会など連絡を入れれば助かる命も有るかもしれません…
また警察には事故を起こした事を必ず連絡しましょう
物騒事故の扱いとなり、車両保険も適用します
一般財団法人 奈良の鹿愛護会 電話0742-22-2388(8時30分〜17時15分)
奈良警察署 電話0742-33-0110(夜間の交通事故)
奈良公園周辺に観光に来られる方は、
鹿の飛び出しに気を付けて、安全運転で走行してくださいね
昔ランクル80に乗ってた時、かなりの人は
ステンレスのバーをつけてました。
カンガルーバーというらしく、オーストラリアでは
カンガルーが飛び出してくるらしく必需品だとか。
私はノーマルのバンバーのままで乗ってましたがね。
カニですが、毒さえなければ食べられるでしょうが
きっとおいしくないでしょうね。可哀そうだし・・・
うちの近所でも夜遅く野生の鹿がたま~に道路渡ってますよ(@_@。
この前は小鹿が道路のど真ん中でを歩いてました(^^ゞ
私の思い込みかもしれませんが、夜中ライトに向って飛び出してくる習性が有るのかと思うくらい車に向かってくるんですよね
四駆に乗ってた時、私も付けていました
黄色の大きなフォグランプを付けて
今から考えると凄く眩しかったでしょうね…
猿・猪・鹿…最近ではクマも
奈良公園は放し飼いにされているので道路に出て来た時は本当にびっくりです