VIVA! HOUSEKEEPING

酒の飲み方


さて本日はBlueMonday また一週間が始まる
幼稚園の新しい運用もはじまり ボクの管理能力も 一層問われる事になる

さて 何かの話で コロナに罹患した方の その症状の辛さを 小耳にはさんだ
その方曰く 『日本酒でべろんべろんに酔ったよりも数倍辛い』 との事

ちなみにボクは 日本酒はそれほど飲まないので べろんべろんになった事はないが
ワインやチュウハイを重ねて べろんべろんの手前の ベロベロくらいはたまにある

其のコメントを聞いて あぁこの方は日本酒もスキなんだな と思った次第

そして きつい酒をあおるように飲んで ベロベロになった 若かりし頃を思い出す
そして そんな辛い思いをしながら 街場で酒の飲み方を学んだ事を思い出していた

そして そのシーンがカブるのが そう 『男はつらいよ フーテンの寅次郎』

ボクが寅さんを好きなのは 大好きな昭和の世界が広がる喜劇 こればかりじゃない
寅さんが出来たのは 日本が高度成長で グングン右肩上がりになって行った時代

つまり 人々が社会がイキイキとしていた時代 寅という主人公に 観る者は
時に自分を踏襲し 時に寅を笑い ったく仕様のない奴だと 実生活に戻っていく

そして現在 寅さんなら 今の時世を 何て言うんだろうか こんな一句もある
自己責任 非正規雇用 生産性 寅さんだったら何て言うかな (俵万知さん)

つまり 昭和の時代は 様々な面で寛容だった時代 ということになろう

まぁ 寅さんについて語ると 本が数冊かけてしまうので ココでは割愛するが
ボクは 山田洋次監督の視線がスキなのである 心の本質を描いていると思う

さて 酒の飲み方である

第42作『ぼくの伯父さん』 甥っ子の満男(吉岡秀隆)をつれてどじょう屋に行く
満男に酒の飲み方に関する講釈を垂れる 店も居酒屋からどじょう屋に 昇格!!!

まぁ飲めよ と勧めた日本酒を 満男は一気に飲み干し むせかえる
なんだなんだみっともない おめぇは 酒の飲み方から教えなきゃいけねえのか

まず 片手に盃を持つ ここで 盃を鼻に引き寄せ 左右に揺らしつつ
酒の匂いが鼻の芯にずーっとしみ通った頃 おもむろに一口』酒を飲んでみせる

『さぁ お酒が入ってゆきますよ ということを 五臓六腑に知らせてやる
なぁ そこで ここに出ている付き出し これを舌の上にチョコッと乗せる
これで酒の味がグーンと良くなる それからチビリ チビリ だんだん酒の酔いが
身体にしみ通っていく』

堅実で 常識的な家庭に育った 満男にとって 自由気ままな生き方を
貫くフーテン 寅おじさんは いつも現実味のない 憧れの的だったのだろう

ちなみに このあと 二人は文字通りべろんべろんになって とらやに帰宅
未成年を酔わせ しっかりと叱られている 満男なんか ぶん殴られてるし

本日の練習:WALK 2㎞ 

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