VIVA! HOUSEKEEPING

当選!!!ティケットトゥザジャックケルアックテンランカイ


さて本日も 半ドン(午後半休取得ですね)で カモンレッツゴー
この処ヒジョーに疲れやすいので 仕事は半ドンの4時間で 帰宅してヒルネ
夜になってから 少しだけ食べ物を食べる こういうサイクルが好ましいです

でも 4時間しか働かないと 生活できねー!!! 生きるってタイヘンですね

本日もジージョを子ども園に送り届け チョージョはAlohaFridayなので祖父の家へ
金曜日は 家族ソロって祖父の家ですごすのが このところの慣例になっている
まぁ ボクはいかないんですけどね ジブン時間を家族からもらってる って事で

汽車で登園 プール活動ができないので 泥んこ遊びをする園児たち
当然 衣装が泥んこになるので すっぽんぽんにしてシャワーをかけてあげて
ドリョドリョになった衣装を もみ洗いの補助 これだけで倒れそうになった

帰宅 倒れ込むようにニューヨーク 体を冷やさないと 死にそうだ
夏のRunningは たとえ40分ほどでも 体が壊れそうに痛い 体に良くない
まぁ 健康志向で走っているワケではないので ココはどうでもイイんだけど

サッパリして Livingに座ったら 其のまま眠ってしまった ダメだこりゃ

神戸市いきいき勤労財団から封書が届いた 勤務先の幼稚園で入ってもらってる
福利厚生のための財団である 神戸市の様々な施設で 割引が受けられる

封書を開けると ティケット(キップですね)が 2枚入っていた
あ あぁ あああああ!!!当選したんだ!!! ィヤッターヤッターヤッターワン!!!
(あまりにウレシイィーネ!!!なので ヤッターマン風に)

この夏 ミナトマチKOBEで開催されている 展覧会のティケットが当たった
『ジャック・ケルアック オンザロードとビートジェネレーション』
副題は ~書物からみるカウンターカルチャーの系譜

~ココからマニア向けの文章ですので ご割愛くださってもよろしい~ 

ジャック・ケルアックは 1922年マサチューセッツ・ローウェルの作家・詩人
若い頃の RoadTripを基に書いたのが 前出の『On The Road』である
 ィヨコワケハンサム!!!

当時 米国西海岸 シスコには 彼をはじめとする ビート詩人が多く集い
シティライツ・ブックストアなどで 詩人の会が 自然發露的に 開催された
アレン・ギンズバーグや ゲイリー・スナイダー チャールズ・ブコウスキー
など のちのビートニック(ビート・ムーヴメント)をけん引する人たちがいた

まぁ そう書くと体はイイが 当時はAlcoholまみれのバム達だったワケよ

彼らのムーヴメントは 当時の反社会的な世相や ヴェトナム戦争を背景に
ヒッピー・ムーヴメントをけん引する事になり 熱烈な信奉者を生み出した
そして『リュックサック革命』を 全世界的に展開させるまでに至るのだった

リュックサック革命とは 当時の世相を反映した『Back To Nature』の思想で
当時の若者の大半が 都会を捨て バクパク一個で 自然回帰を目指した

当時はみんな 髭モジャで浅黒くてウールでヘビーデューティーだったワケよ
ヒッピーとか浮浪とかフーテンとか宿無しとかそういうのが普通だったワケよ

このムーヴメントからバックパッキングアウトドアという新しい遊びが生まれ
人は自然に回帰するという 今のアウトドア活動を 形成するに至るのである
CheapChicという言葉や The Whole Earth Catalogが生まれたのも この頃ね

このムーヴメントなしには グレゴリーもパタゴニアも生まれなかったのである
ドアーズもボブディランも GreatfulDeadも 生まれなかったのである

ケルアックは matsunoridaを形成するうえで 絶対にハズせない作家のひとり是
ケルアックとの出会いは 99年夏 26しゃい RiverGuide時代だった

GuideHouseで 仕事もなく ボンヤリと朝の珈琲を飲んでいた時 隣の921
持っていた書物を なんとなくパラリパラリと めくったのが運の尽きよ

921とはその後大親友になるが 当時から海外の文化や読み物で 氣があっていた
其の時読んだのが ケルアックの『The Dharma Bums(邦題:禅ヒッピー)』である

脳天を撃ち抜かれた氣がしたね

ケルアックとゲイリー・スナイダーが オレゴンのハイ・シェラで過ごす夏の山
当時もてはやされていた Japanese-ZEN(禅)が色濃く反映された 宗教的な一冊

でもそこはケルアック 日本の禅問答を逆輸入的にフムフムしたのを覚えている 
帰阪して すぐに紀伊国屋書店でゲトって 今でも年に一回は読み返す愛毒書

彼の作品に共通するのは 酒と女と旅と荒廃 これ以上のスパイスはいるまい
ちなみに ケルアックはボクと同年の47歳で死去 死因はお酒の飲みすぎである

なおこの展覧会ではシンポジウムが開かれている(7月17日) 其のメンツがゴイスー
出演は 青山南先生 ケルアック作品の翻訳家で 彼の翻訳はぴかイチである
それに 柴田元幸氏 この方も 今世紀を時めく翻訳家 シャイコーですね

この数年 海外作品は翻訳家で選ぶことが多い 翻訳一つで印象が変わるから
青山南先生は 当時の世相をよく理解され ビート特有のRhymes(押韻)も
注釈付きで翻訳されているので ぜったいオススメの翻訳家である

めちゃくちゃ脳内トリップしてしまったが ケルアックと当時の世相を
自分なりに紹介してみた 今から展覧会が樂しみである

本日の練習:RUN ROAD 7㎞
本日のうた:The Three Degrees 『Ain't No Stoppin Us Now』
オバチャーンになっても スリー・ディグリーズはスリー・ディグリーズなの是

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