かすていら的な生活。― せめて翌檜でありたい。―

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95中四レポ5-岡大戦-

2016年06月03日 20時56分18秒 | 将棋
4戦目は、現在2連覇中の岡山大学と。

強敵ですが、今大会よりも強力なメンバーが揃っていた前回大会でさえ4-3で勝ったのだから、今大会も勝機は十分にあると思っていました。

ただ、岡大としては前回負けた屈辱を晴らすべく本気で潰しにくるだろうなあとは思っていました。

オーダーはこうなりました。(左が広島大学です。敬称略。)


大将戦 松本大-藤吉  不利

副将戦  大平-水口  有利

三将戦  井居-藤井  不利

四将戦  名越-西村  有利

五将戦 松本晋-佐々木 不利

六将戦   原-羽仁  不利

七将戦 瀬戸川-辻井  有利


オーダーの右に書いた「有利・不利」は広島大学視点での対局前の私の予想です。

大平-藤吉・瀬戸川-羽仁の名越門下対決は実現せず。(笑)

当たりは苦しいですが、前回大会ほどではありません。

前回大会の岡大戦のメンバーからは1人しか入れ替わっていない(伊達→松本大)こともあり、なんとかなるのではないかと思っていましたが・・・

私の対戦相手は岡大竜王の佐々木さん。だから当たりが・・・(省略。笑)

戦型は角換わりになり、私は右玉に構えました。

で、下図の局面になりました。



図は便宜上先後逆にしてあります。

ここで私は△1四歩と指してしまいました。

今大会で最も悔やんだ一手です。

狙いは△1五歩~△7七桂成~△4二桂で角を殺すこと。

当然のごとく▲9九飛と回られて唖然としました。

ちなみに、▲9八香は穴熊に囲おうとした際に上がったもので、直前に指された手ではありません。

言い訳になってしまいますが、もし仮にこの手が直前に指されていれば飛車回りに気付くことができたのかもしれません。

そういったこともあり、▲7七桂は局面をほぐしにきた手だとしか思っていなかったので、当然の飛車回りが何故か見えていませんでした。

△7三金とあがるも時すでに遅し。

▲9五歩と突かれて一気に悪くなってしまいました。

△1四歩に代えて△7三金ならばまだまだこれからの勝負だったように思います。

結果は・・・


松本大×-○藤吉

 大平×-○水口

 井居×-○藤井

 名越○-×西村

松本晋×-○佐々木

  原×-○羽仁

瀬戸川○-×辻井


2-5負け。

最終5回戦を前に岡大の3連覇が決まってしまいました。

前局でこれ以上負けたらいつも応援してくれているタカコに合わせる顔がないと語りながらも再び負けてしまった大平くんのコメントがこちら。

 「(前回大会の岡大戦でスーパーエースの佐野さんに勝ったことで岡大から将棋倶楽部24のレーティングに換算すると推定で2700くらいと評されていながら単純な両取りを喰らい完敗を喫してしまったことに関して)ぼくもう将棋やめる」

次回に続きます。

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