最終5戦目は、前回大会5位の岡山理科大学と。
オーダーはこうなりました。(左が広島大学です。敬称略。)
大将戦 大平-片山 有利
副将戦 井居-岩田 有利
三将戦 坂元-沖田 不利
四将戦 松本晋-駒田 有利
五将戦 原-野田 有利
六将戦 瀬戸川-鶴長 有利
七将戦 伊達-山本 有利
オーダーの右に書いた「有利・不利」は広島大学視点での対局前の私の予想です。
私の対戦相手は駒田さん。
駒田さんといえば、前回大会の広大-岡理の団体戦の大将席でスーパーエース(笑)の大木元さんをフルボッコにしていたのがとても印象に残っています。
当時オーダーのコーディネートをしていた私は自信を持って選手を送り出し、当たりは広大有利が5ヶ所・互角が2ヶ所のため、最低でも5-2勝ちが望めると思ったのですが・・・
大木元さん以外の広大生も次々に負け、結局1-6負けを喫しました。
この出来事はひらりんにより「大木元ショック」と命名され、広大生にとってトラウマとなってしまいました。
あの時と同じ最終5回戦での対戦、そして、勝てば準優勝となる可能性が残っている状況まで同じ。
また、今回も当たりは明らかに広大有利。
嫌な予感しかありませんでした。
駒田さんが三間に飛車を振って、私が早々に仕掛けて大乱戦になりました。
「角・桂」と銀の交換が行われ、大きく駒得をしているので決して悪いはずがないと思っていました。
安全勝ちを狙って丁寧に駒田さんの攻めの面倒を見る方針を取りましたが、中途半端な手を連発してしまい、うまく食いつかれてしまいました。
いつの間にか私の自陣の飛車が殺され、2枚飛車で攻められるという展開に。
駒得が消え、敵陣は手付かず。
逆転されたのは明らかでした。
ここで、あろうことか私の頭に浮かんだのは、今回の団体戦と同じように負けっぱなしの就職活動のことでした。
今回の団体戦はこれまで3連敗。
そして、就職活動のほうはこれまで11連敗。
また俺は負けるのか。
将棋と就活を同じ土俵で考えること自体おかしいのですが、その時の私はまともな精神状態ではありませんでした。
将棋に集中できていないと思い、席を立ちました。
手を洗い、顔を洗って、鏡に映っている自分の姿を見つめました。
いや、負けるわけにはいかない。勝つしかない。
一緒に戦っているチームメートのためにも。
そして、自分のためにも。
深呼吸をして右の頬を右手でバシバシと叩いて「よし!」と呟いて対局室へ戻りました。
そこからは自分らしく強気な手で攻めました。
相手のミスもあり、再逆転に成功しました。
最後に敵玉を詰ませる時に手が微かに震えました。
勝つことがこんなにも難しいなんて。
感想戦を終えて顔を上げると、気のせいでしょうが、周りが少し明るく見えました。
まあ、直後に「かすていらさん一体何やってるんですか!ひやひやさせないでくださいよ!」「途中ど必敗じゃなかったですか!?一体どうやったらあれから勝てるんですか?」などなど後輩たちから辛辣なご批判を頂戴することになったのですが。(笑)
結果は・・・
大平○-×片山
井居○-×岩田
坂元×-○沖田
松本晋○-×駒田
原×-○野田
瀬戸川×-○鶴長
伊達○-×山本
4-3勝ち!
勝利打点やったぜ!!
ってゆーか、みんなちゃんと勝ってよ!危ないやん!(自分が勝った途端偉そうにするやつ。笑)
私が負けたら大木元戦犯になるところでしたね。大木元さんは私に感謝するべき。(笑)
最終順位はこのようになりました。
なんと!
まさかの!!
準優勝!!!(1年半ぶり!)
そして・・・
西日本大会出場決定!!!!(7年ぶり!!)
(Twitterでは6年ぶりとツイートしましたが誤植で、正しくは7年ぶりです。申し訳ありませんでした。)
毎回恒例の懇親会で部員とこの結果について話をしたのですが・・・
「なんか、準優勝って感じしないよね。あまり嬉しくない。3位って感じ。前回大会の3位の時は逆に準優勝って感じがしたけど」
という私の感想に賛同してくれる人がちらほら。
前回大会は全体で16勝だったので、今回の方が2勝多いのですが、それぞれの岡大戦の結果がそう思わせたのでしょうか。
懇親会はいつも通り楽しかったのですが、「尊敬する先輩は~?」の質問に対して私の名前を言わなかったN村っていう子は粗相ではないのかなあと思ったり思わなかったり。(笑)
次回に続きます。
(なお、諸事情により中四レポは一旦中断して他の記事を書きます。それが終わり次第再び中四レポを再開しますのでしばしお待ちください。)
オーダーはこうなりました。(左が広島大学です。敬称略。)
大将戦 大平-片山 有利
副将戦 井居-岩田 有利
三将戦 坂元-沖田 不利
四将戦 松本晋-駒田 有利
五将戦 原-野田 有利
六将戦 瀬戸川-鶴長 有利
七将戦 伊達-山本 有利
オーダーの右に書いた「有利・不利」は広島大学視点での対局前の私の予想です。
私の対戦相手は駒田さん。
駒田さんといえば、前回大会の広大-岡理の団体戦の大将席でスーパーエース(笑)の大木元さんをフルボッコにしていたのがとても印象に残っています。
当時オーダーのコーディネートをしていた私は自信を持って選手を送り出し、当たりは広大有利が5ヶ所・互角が2ヶ所のため、最低でも5-2勝ちが望めると思ったのですが・・・
大木元さん以外の広大生も次々に負け、結局1-6負けを喫しました。
この出来事はひらりんにより「大木元ショック」と命名され、広大生にとってトラウマとなってしまいました。
あの時と同じ最終5回戦での対戦、そして、勝てば準優勝となる可能性が残っている状況まで同じ。
また、今回も当たりは明らかに広大有利。
嫌な予感しかありませんでした。
駒田さんが三間に飛車を振って、私が早々に仕掛けて大乱戦になりました。
「角・桂」と銀の交換が行われ、大きく駒得をしているので決して悪いはずがないと思っていました。
安全勝ちを狙って丁寧に駒田さんの攻めの面倒を見る方針を取りましたが、中途半端な手を連発してしまい、うまく食いつかれてしまいました。
いつの間にか私の自陣の飛車が殺され、2枚飛車で攻められるという展開に。
駒得が消え、敵陣は手付かず。
逆転されたのは明らかでした。
ここで、あろうことか私の頭に浮かんだのは、今回の団体戦と同じように負けっぱなしの就職活動のことでした。
今回の団体戦はこれまで3連敗。
そして、就職活動のほうはこれまで11連敗。
また俺は負けるのか。
将棋と就活を同じ土俵で考えること自体おかしいのですが、その時の私はまともな精神状態ではありませんでした。
将棋に集中できていないと思い、席を立ちました。
手を洗い、顔を洗って、鏡に映っている自分の姿を見つめました。
いや、負けるわけにはいかない。勝つしかない。
一緒に戦っているチームメートのためにも。
そして、自分のためにも。
深呼吸をして右の頬を右手でバシバシと叩いて「よし!」と呟いて対局室へ戻りました。
そこからは自分らしく強気な手で攻めました。
相手のミスもあり、再逆転に成功しました。
最後に敵玉を詰ませる時に手が微かに震えました。
勝つことがこんなにも難しいなんて。
感想戦を終えて顔を上げると、気のせいでしょうが、周りが少し明るく見えました。
まあ、直後に「かすていらさん一体何やってるんですか!ひやひやさせないでくださいよ!」「途中ど必敗じゃなかったですか!?一体どうやったらあれから勝てるんですか?」などなど後輩たちから辛辣なご批判を頂戴することになったのですが。(笑)
結果は・・・
大平○-×片山
井居○-×岩田
坂元×-○沖田
松本晋○-×駒田
原×-○野田
瀬戸川×-○鶴長
伊達○-×山本
4-3勝ち!
勝利打点やったぜ!!
ってゆーか、みんなちゃんと勝ってよ!危ないやん!(自分が勝った途端偉そうにするやつ。笑)
私が負けたら大木元戦犯になるところでしたね。大木元さんは私に感謝するべき。(笑)
最終順位はこのようになりました。
なんと!
まさかの!!
準優勝!!!(1年半ぶり!)
そして・・・
西日本大会出場決定!!!!(7年ぶり!!)
(Twitterでは6年ぶりとツイートしましたが誤植で、正しくは7年ぶりです。申し訳ありませんでした。)
毎回恒例の懇親会で部員とこの結果について話をしたのですが・・・
「なんか、準優勝って感じしないよね。あまり嬉しくない。3位って感じ。前回大会の3位の時は逆に準優勝って感じがしたけど」
という私の感想に賛同してくれる人がちらほら。
前回大会は全体で16勝だったので、今回の方が2勝多いのですが、それぞれの岡大戦の結果がそう思わせたのでしょうか。
懇親会はいつも通り楽しかったのですが、「尊敬する先輩は~?」の質問に対して私の名前を言わなかったN村っていう子は粗相ではないのかなあと思ったり思わなかったり。(笑)
次回に続きます。
(なお、諸事情により中四レポは一旦中断して他の記事を書きます。それが終わり次第再び中四レポを再開しますのでしばしお待ちください。)
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