古い記憶は
生きている限り
おそらく誰しも
心の何処かで泳いでいる
例えばあの頃感じた
若気の香りや
誰かを想って聞いた曲など
ほんの一瞬の
懐かしさが風に乗り
心の画用紙に飛びこむよ
たまに自分が出来る事って
なんだろう
なんて思いにふけたりしてしまう
理想を下げたりしないで
100%の力を発揮して
生き生きと
生活出来ている人達は
どれだけいるのかな、なんて思う
すべての歯車が
思い通りにはまった世界なんて
現実には無いかもしれないけれど
何処かしらで
少しずつ支え合ったり
繋がっているのかな
なんて想える毎日に気がつきたい
たまに思う
世界にはあらゆる種類の
人がいる
例えば
知識を武器にバカをあざ笑う人
バカだけど誰かを笑顔にできる人
世界にはあらゆる種類の
答えがある
せめて己だけは見失いたくわない
【海月】
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ふわふわと こだまする
ゆっくりと 水揺らす
ふんわりと 羽揺らす
月明かり 流れ込む
クラゲ 生まれ育った
海を 旅立つ
ユラユラ 遠くへ
ユララ あなたへ
ふれあう事ないけども
心ささえ合えたらいい
世間にはあらゆる馬や鹿
天や災が隠れては
わずかな存在として
いつ芽を出そうかと
浮き沈み漂う
その一瞬のクロスが
エピソードに並ぶ
未来やチャンスは
保証もなく毎日に溶け込み
掴みにくいけども
密かに
信じていられるのも
幸せかな