喜怒哀楽をテーマにこりずにブログ継続してます

最近、プチ小説初めました。
「無理ない程度で…」
皆さんの応援を励みにさせて頂いてます😊

小説19【僕の彼女は1世紀先からきた未来人】

2023-12-30 16:37:57 | 小説
19 Life Music

少しばかり裕也のバンドを紹介しておこう

バンド名は【Life Music】

裕也 Guitar Vocal
三木 Electric Bass
オサム Drums

三木は
エリート家系で育ち
親の敷いたレールを歩むはずだったが音楽との出会いにより
そのレールを外れ専門学校で裕也と出逢う 

オサムは片親家庭で育ち
中学時代はイジメが原因で不登校
そして夜間高校に進みいわゆる
高校デビューする
友達の影響で音楽と出会い
専門学校で裕也と出逢う

3人は共に
オアジスやレディオぺットなどのいわゆるUKロックが好きで
色々と意思疎通が合った事から 裕也の誘いでバンドを結成する

結成初期はGuitaristがいて4人編成のバンドだったが性格の不一致で脱退
そして今の3ピースバンドで活動中である

To Be Continued…



小説18【僕の彼女は1世紀先からきた未来人】

2023-12-26 18:49:23 | 小説
18 飽和した世界

少し話しを整理しよう

そもそも美寿穂が未来から
あらゆるパラレルワールドに
ワープしているのは理由がある

21世紀以降になり、SNSの普及や生成AI(ジェネレーティブAI)の
発展などから
テクノロジーは進化していく反面
新種の犯罪が増えたり
環境破壊や核開発問題などの
混沌とした世界から、幾人かの
大統領達の暴走が生まれ初め
やがて2035年に第3次世界大戦が
勃発してしまう

2125年、未来人の美寿穂の
大きな目的としては世界から
紛争を無くす為だ

あらゆるパラレルワールドに
幸せのメッセージ的な種をまいて
徐々に干渉させあいながら
平和な平行世界が増えて
行けばとたくらんでいる訳だが…
あまりにも過剰な活動が浮上してしまうと
パラレルサイバーポリスに狙われてしまう為
少しづつメッセージを残しながら
今の美寿穂の活動に紐付いている

To Be Continued…














小説17【僕の彼女は1世紀先からきた未来人】

2023-12-22 18:34:42 | 小説
17 LIVE HOUSE

「この真ん中の人を探してます!
知らないですか?」 美寿穂が
ドリンクカウンターの店員さんに聞く

「あっ裕ちゃんの事ね たしか
彼は今月末イベントでライブじゃないかな〜」
店員がコップを拭きながら答えた

どうやら美寿穂は都内ライブハウスで裕也の聞き込みを開始した模様

壁には色々な張り紙やフライヤーなどたくさん貼られていて裕也の情報も拾えそうだ…

すると店内で
「このバンドさ〜なんか最近好きなんだよね〜」
「そそ〜昔はなんかダサめだったけどさ〜最近なんかカッコいいよね〜」
ざわざわと
女の子二人組が写真を指さして
会話している

美寿穂が目線をその先に合わせると
「あっ裕也君のバンドの事だ!」

フライヤーにスケジュールが書かれている
どうやら月末の土曜日の夜にライブがあるらしい

「よ〜し!情報GET!その日にライブに行ってみよう!」
美寿穂が心の中で呟いた

To Be Continued…







小説16【僕の彼女は1世紀先からきた未来人】

2023-12-20 18:47:16 | 小説
16 リハーサルスタジオ

ガタンゴトン ガタンゴトン

電車内が揺れる中
裕也は辺りを見回した

「最近はほとんどの人が
携帯片手にして暗めの服装を無難に着こなす人達ばかりだな…」
なんて心の中で呟いていた

「次は高田馬場〜高田馬場〜」

無感情過ぎるほどのアナウンスが
疲れ声と共に流れる

電車を降りた裕也は
時計を見ながら駅近の
リハーサルスタジオに向かった

「お待たせ〜」
バンドメンバーの三木が先に席に座っていた

「後はオサムだけだな…
あいつ軽く遅刻魔だからな…苦笑」

彼等とは専門学校時代に
知り合ってから長くバンドを一緒にしている

「ごめ〜ん!人身事故!!」

オサムが走りながら入ってきた

「…。」

「またいつもセリフか〜〜苦笑」

こ奴が上手くなければ絶対一緒に活動してない…」と裕也と三木
はアイコンタクトをした…

「まぁいいや…」

「今日はね 新曲を皆んなに聞いてもらう予定だからよろしくね〜」
裕也が言う

「曲名はShare」 

「おっ時間だ地下部屋に
こもりますかね〜♪」

To Be Continued…



小説15【僕の彼女は1世紀先からきた未来人】

2023-12-18 18:02:34 | 小説
15 Peak Lost

裕也は高校を卒業後
音楽専門の学校に通い
色々と学んだ
その後は
夢を追いかけフリーターの 
今の生活に紐付いている

同級生だった光博は
都内の大学を卒業してからは
普通に社会人務めらしい
たまにメールのやりとりなどして遊んだりする時もあるが
最近は多忙らしくあまり会えていない

彼が大学生の頃は派手に
遊んでいたらしいので
良く合コンなどに呼んでもらった記憶はある

裕也の恋愛経験はその頃が
ピークではあったが
何故か心に引っ掛かる感覚があり
すべて上手くいかずに
お別ればかりを
何度か繰り返すばかりだった

裕也の心が少しづつ変化してきたのはその頃位からだった…

To Be Continued…