喜怒哀楽をテーマにこりずにブログ継続してます

最近、プチ小説初めました。
「無理ない程度で…」
皆さんの応援を励みにさせて頂いてます😊

小説 5【僕の彼女は1世紀先からきた未来人】

2023-11-29 18:01:33 | 小説
5 アンティークシティ

「美寿穂ちゃんおはよう なんか今日は寒いね」鈴ちゃんがしとやかな口調で微笑む

辺り見渡すと106のビルが
そびえ立つ
点滅する信号機がスクランブル
交差点を行き交う夢人達を急がせた

美寿穂は心の中で想った
「このワールドの人々は比較的
温厚みたい…」

未来で見た古い書物にはいくつかの枝分かれした世界があり
その一部のワールドと似ていた

「美寿穂… 美寿穂ちゃん!」

「ごめん鈴ちゃん!なんか渋谷に久しぶりに来たら圧倒されちゃった〜」

「そろそろハチ公前に行ってみようか〜男の子達来てるかもね」

二人は少し緊張しながら待ち合わせ場所ヘ歩いた…

To Be Continued…


小説 4【僕の彼女は1世紀先からきた未来人】

2023-11-27 18:19:07 | 小説
4  出逢いの予感

2125年から美寿穂は
特殊な能力を使い1999年の街並みに溶け込んだ
未来のテクノロジーは果てしない…
最初からこの時代に生まれていた
設定に書き換えが可能だからだ
人間関係や私生活なども出来上がっている
ただ一つだけ注意が必要だ
美寿穂は未来人である事を
ばらしてはいけない
そんな未来の「暗黙のルール」がいくつかあるらしい
脳内に埋め込まれたチップには
劣化システムが内蔵されていて
ルール違反をするたびに消耗する仕組みがあるからだ

「鈴ちゃんお待たせ〜!」
渋谷の待ち合わせ場所に向かう
美寿穂が走りながら叫んだ

To Be Continued…



小説 3【僕の彼女は1世紀先からきた未来人】

2023-11-26 11:03:05 | 小説
3 過去 パラレルワールド1

1999年頃渋谷―

「浜崎あゆりの曲っていいよね~
歌詞がジーンときちゃう!」

ルーズソックスを履いた女子高生やニット帽をかぶった少年達が
あふれた街並みには
パワーとやるせなさが入り混じる様な騒音が街の風景を描いていた

そんな街並みを歩くのは
都内の私立高校に通う裕也だった

彼はいわゆるバンドマンで
根拠の無い自信に満ちあふれていた

「あっやべぇ!遅刻しちゃう!」

どうやら誰かと待ち合わせのようだ

「遅えぞ!裕也!今日は久しぶりに
可愛い娘をGetするんだからさ〜!ハチ公前行っても誰もいなきゃ、お前のせいだからな!」
と、光博が言う

どうやら合コンらしい。
この時代にはマッチングアプリやSNSなどの概念は無く、
一期一会の出逢いはかなり貴重だったらしい

「ごめんなさい!お待たせしました〜!!」

ヤバ!可愛い!やっと…やっときた〜!これはもしや運命の…
裕也は心の中でドキドキと共に作戦を考えていた…
To Be Continued…

小説 2【僕の彼女は1世紀先からきた未来人】

2023-11-24 20:57:57 | 小説
2  2125年

未来では「紙幣や宗教や国境」
などの概念は無くなり
地球での紛争は無くなって
さらに技術も発展していった

タイムマシーンと言うよりかは
生まれつき体内に埋め込まれた
チップにあらゆるシステムが
組み込まれていて
その一部にワープやテレポートが出来る仕組みもあるらしい

貧富の差が無くなった世界では
すべてが平等で
ただ平和の為に生活をしていた

未来の人々の中には
「過去・平行・未来」などに移動して
紛争を無くす目的の活動をするものもいた
もちろんその邪魔をする者もいるだろうが…

To Be Continued…


小説1【僕の彼女は1世紀先からきた未来人 】

2023-11-24 20:53:11 | 小説
1  公園

翌朝に目が覚めると
昨夜久しぶりに笑い合えた痕跡が
脳内に描かれていた

「すべての風景がアンティーク的に映る」とある意味新鮮だと君はニッコリと微笑んだりした後に…
少し間を開けてからこう言った

「第三次世界大戦後に
世の中の秩序やあらゆる概念が
変化する」と彼女は言って
公園から姿を消した

To Be Continued…