昨年から
その神秘的な世界を自分の目で見てみたかった、
稲積水中鍾乳洞に行きました。
道中は、
「道の駅みえ」にてトイレ休憩、
「稲積手中鍾乳洞」を見学(お昼ご飯を食べる)、
「原尻の滝」を見て帰る、です。
今回は「稲積水中鍾乳洞」より、
御食事処・名水亭から、
いよいよご登場!
真打「水中鍾乳洞探検」までをアップします
お昼ごはんは「御食事処・名水亭」で。
狸の置物の後ろには「やまめ」の水槽が。
よく見ると、水槽の手前の柱に
「エノハ料理 出来ます」の文字。
今回は頼みませんでしたが。
(なんか高そうだし。

)
「やまめ」の水槽
ヤマメってサケ科なんですねぇ~。
やまめちゃんの集団は、ちょっぴりグロテスク。
窓辺の席は明るくてアイガモの池を見ることが出来る
お店の奥の方の御座敷席からは
アイガモの池が見下ろせます。
窓際席から見える、ぷりちーなアイガモちゃん達
いい年こいた大人が
エサやりで大コーフンだったよ。
楽しい時間をありがとう
おにぎり 240円
シンプルだけど、
お米の硬さといい、握り具合といい、
ちょうど良い塩梅で美味しかったです。
お茶も柴漬けも美味しかった。
鶏天もり 500円
外サクサク、中はしっとりジューシーな鶏天。
タレは天つゆにお酢を加えたような味。
とても美味しゅうございました。
大分県に来てから
まだ鶏天は数回しか食べたことないけど、
初めて「鶏天、うまっ

」って思いました
でも、
見ての通り、
この鶏天は普通の天ぷらのように衣がふわっとしているわけでもないし、
唐揚げに近い揚げ方なのかな?
しかし、本当に美味しかったので、
また稲積水中鍾乳洞に来た際には
再びおにぎりと鶏天もりを食べようと思います
お食事をすると竹細工をもらえます
表の看板にも書いてあるんだけど、
食事をすると、もれなく竹細工が貰えます。
店内入ってすぐのカウンターに置いてある竹細工の中から選べるのですが、
私はお店を出た後に
「そういえば竹細工を貰ってないなぁ」と気がついたので、
鍾乳洞を見た後、もう一度お店によってGETしてきました。
他にお客さん1組しかいなかったから、
忘れられてたというより、自己申告制なのかも
コチラにお立ち寄りの際は
皆様もお忘れなく。
帽子はちょっと小さめでした
ガーデニングの時とか、
ワンコのお散歩の時にチョット使えるかもと思ったのですが、
実際にかぶってみたら少々小さめだったので、
小さい子どもがいるお友達にプレゼントしました。
さて、いよいよ水中鍾乳洞へ
水中鍾乳洞入口
ちょっとショボイけど気にしなぁ~い。
通路を進んで行くと、その先には
虹の滝
残念ながら虹は見えませんでした。
水量が少なかったのかな。
見る位置が悪かったのかも。
鍾乳洞に入りました
「 稲積水中鍾乳洞は3億年前の古生代に形成され、
30万年前の阿蘇火山大噴火により水没し現在の形を形成しました。
洞内には水中鍾乳石や珊瑚石、ベルホール、ヘリクタイトなどが
数多く見られる世界的にも珍しい水中鍾乳洞です。
無数の鍾乳石、水深 40mをこえる深渕、未知の洞奥から湧き出る清流
その清らかな水が千変万化の美をおりなし
水中鍾乳洞のコントラストは訪れる人たちを幻想の世界へ導いてくれます。
また、洞内の温度は一年中16度で
夏は涼しく、冬は暖かいため
一年を通してすばらしい水中鍾乳洞をご覧いただけます。」
7月はヒンヤリして
とても気持ちよかったです
ただし、
鍾乳洞なので上の方からポタポタ水滴が落ちてきて、
場所によっては「ちょっとした雨

」ってぐらい
水滴が「降って」くるので、要注意です。
かなり濡れます。
ハンドタオルを頭上にかざしてみたものの、
傘が欲しいとさえ思いました。
服を濡らしたくない方はカッパを持参した方が
よろしいかと思います。
鍾乳洞に入ってすぐの壁に「赤ちゃん龍」の文字が
多分、この部分が「赤ちゃん龍」。
このように、
いろいろと象形的な名称の鑑賞ポイントが多々出てきますが、
どこをどう見ればいいのか、
想像力がやや欠如している私には
正直、分からないモノが多かったです
間違って見ている方が多かったかも。
右に行く?左に行く?
入口は1つだけど、
途中で通路が左右に分かれます。
右が水中洞、左が新生洞で、ともに300Mです。
まずは左の新生洞から。
うお~ これが穂積水中鍾乳洞のシンボル的なヤツね。
この美しい青に魅せられます。
でもこれ、
ひょっとして、照明の色だったりします
まっすぐ奥に伸びる通路。
この通路、下が水路になっているんだけど、
通路の真ん中は板状に延びていても、
サイドがメッシュなのでちょっと怖いです。
仏の里
おもむろに像が。
そして賽銭箱が。
コレが仏様なのかしら?
こちらにも像が。
なぜか周囲にコインが散らばっています。
なにかご利益でもあるのでしょうか。
夫婦石
多分、遠くに見えるコレ。
名残の池
幻想的なエメラルドグリーン。
ベルホール
水中に没した時代に水流が渦巻いて流れたために
天井や壁の石灰岩がベルのような形に溶かされて
無数のベルが残されました。
受付で申し出れば音声案内を貸し出して貰えます。
鐘のような形にくりぬかれた窪みを多数見ることが出来ます。
ベルホールの説明
8万5千年前に起きた阿蘇山の大噴火が原因で水没し、
その影響で起こった地下水の流れの渦によって侵食され
作り上げられました。
真っ暗闇の世界で、たった一つの灯りの上に息吹く命
電灯を支配するかのごとく
立派に育っています。
たくましい生命力にしばし感動。
この洞上層部は、水に没しなかったため、
つらら石・石筍(せきじゅん)・フローストーン・ストロサンゴ石・ヘリクタイト等が
すべて発達しています。
サンゴ石は、ガス状の地下水が結晶してできたものです。
大サンゴ洞
新生洞の終点に位置する大サンゴ洞。
かつては水中だった場所です。
最上部は水に浸かっていなかったため、
ツララ石・石筍(せきじゅん)・フローストーンなど確認でき
また白い鍾乳石はまだ新しい鍾乳石で
今もなお、鍾乳石の成長が確認できます。
水没していた部分には
普段見られない姿が見られるとても興味深い場所になっています。
雲上の滝
50M以上にも達する深い断層のため
丈夫の確認はいまだできていません。
雲上の滝を見上げる
クリスマスの電飾のようなライトが。
中にある立て看板を良く見ると
この先、開発中!
100M調査済み、
未知なる空間をご期待下さい!
調査が進めば、この奥も探検できるようになるのですね。
鍾乳洞っぽいカンジだね~。
子宝観音
男性器を思わせるコレがそうかなぁ~と思いました。
ライトの位置からすると違ったかなぁ。
ヘリクタイト
ヘリクタイトとは、
「様々な鉱物が不規則に曲った鍾乳石に似た成長をして
洞穴の壁や天井に堆積したもの」で、
「鍾乳石などとは異なり
天井から滴り落ちる水によって生じたものではなく
壁面や鍾乳石の表面にわずかに凝結した水分からの石灰分の沈澱を繰り返しながら生じたもの」
らしいのですが、
どう見ても
グラサンかけたガイコツにしか見えませんがな。
ヘルタースケルターでんがな。
鍾乳洞の成り立ちを観測中だそうです
鍾乳石の発達
世界的に見ても大変貴重な穂積水中鍾乳洞では、
京都大学による研究が行われています。
これは、
石灰岩の天井から落ちる水滴の濃度と、
その中に含まれる成分を観測して
鍾乳石の成長に基づく鍾乳洞の成り立ちを解明しようという
壮大な研究です。
鍾乳石が1cm育つのに必要な時間は、およそ100年。
今、この瞬間にも洞内のいたるところで成長し続けています。
至現の淵
ここが水中洞の終点です。
水中洞終点・下に見える命綱
至現の淵は水中洞の終点です。
水中を覗き込むと奥へと続く命綱が確認できます。
ここから500mまでは鍾乳洞が続いている事が
専門のダイバーにより調査済みです。
気の遠くなるような永い年月と水の流れを感じずにはいられません。
水中の映像は売店にて放映中ですので、是非ご覧下さい。
水中洞・終点
この先、開発予定!
現在、水中洞は500M先まで
調査が済んでおります。
阿蘇の大噴火(8万5千年前)により水没した鍾乳石が
今なお水中に見ることができる
世界でも稀有の洞窟です。
最後の最後にこの掲示物があり、
改めてスゴイなぁ~と感動させられます。
今現在、この深い碧い水の奥底を知っているのは
実際に潜ったダイバーさん達のみ。
ロマンを感じますねぇ~。
今回はココまで。
「道の駅みえ~稲積水中鍾乳洞~原尻の滝・・・(5)」に続く。
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