
キタコレ(゜∀゜)
ゴールデンラズベリー賞の日本版と言われる 「文春きいちご賞」で栄えある1位(ちなみに2位はCASSHERN)を受賞された迷作ということで、アントニオ猪狩ばりの覚悟はしていたのですが、どうやらデビルマンの攻撃はその覚悟を大幅に上回る攻撃力を持っていたようです。
面白くない。。。
あまり世評には左右されないほうなのですが、この作品だけは別格です。うっかり観てしまった自分の好奇心を呪いました。
これなら美川憲一の歌謡ショーの方が100倍ましかと思われます。
突っ込みどころがありすぎるので、それぞれについて細かく詳細に触れるつもりはありませんが、本当に腹が立ったところを何点か。
①主役の演技力ひどすぎ
聞くところによると、主役の伊崎央登はFLAMEとかいうアイドルグループの一員で、演技自体初めてだったとか。そして肩書き通りの大根っぷり。セリフが棒読み過ぎて、僕が小学生時代に演じた孫悟空の方がまだマシなのでは?と彼の将来が心配になってしまいます。デビルマンと永井豪氏に対して失礼だと思います。ジャンピング土下座だな。それにしても、監督は本当にこの演技で「OK」を出したんでしょうか。
②演出力の欠如
いろいろあって人間同士が疑心暗鬼になってしまい、「本当の悪魔は人間だぁ」とデーモンに言わせるほど残虐な魔女狩り的行為に出る本映画の見せ場があるのですが、な~んか全体的にチープな感じで、人間の残虐さ・狂気・悲壮感・混乱・絶望感といった雰囲気は全く伝わってこず(主役の演技力も原因ですが)。ここで観客を興奮させなくてどうすんの? 最高級の素材を使っているにも関らず、出てきた料理は激マズだったと表現すれば分かりやすいでしょうか。もったいない。
③色物揃いのキャスト
冨永愛・ボブサップ・小錦・小林幸子。何を思って彼らを起用したのでしょうか。もはや言葉も出ません。
④脚本の稚拙さ
序盤に出てくるシレーヌとの激闘に始まる無意味なシーンの連続、デビルマンがデーモンと戦い続ける動機づけの不十分さ、全てのキャラクターの背景描写の薄さ、衝撃的・・・でもなんでもない中途半端なラスト、全体的なつぎはぎ感。あぁ、書いていて凹んできた。。。
東映には世界的名作であるデビルマンを映画化することに対する責任は感じなかったのでしょうか。キャスト・脚本・演出全てに首がへし折れそうになるくらい傾いてしまいました。プロとしてのこだわりを持って欲しいものです。
唯一良かった点を挙げるとすれば、巨額の資金を投入して作成されたCGの戦闘シーンくらいでしょうか。まぁこれも主役の彼の感情のこもっていない声のせいで迫力は半減以下でしたが・・・
みなさん、映画選びは慎重に。
ゴールデンラズベリー賞の日本版と言われる 「文春きいちご賞」で栄えある1位(ちなみに2位はCASSHERN)を受賞された迷作ということで、アントニオ猪狩ばりの覚悟はしていたのですが、どうやらデビルマンの攻撃はその覚悟を大幅に上回る攻撃力を持っていたようです。
面白くない。。。
あまり世評には左右されないほうなのですが、この作品だけは別格です。うっかり観てしまった自分の好奇心を呪いました。
これなら美川憲一の歌謡ショーの方が100倍ましかと思われます。
突っ込みどころがありすぎるので、それぞれについて細かく詳細に触れるつもりはありませんが、本当に腹が立ったところを何点か。
①主役の演技力ひどすぎ
聞くところによると、主役の伊崎央登はFLAMEとかいうアイドルグループの一員で、演技自体初めてだったとか。そして肩書き通りの大根っぷり。セリフが棒読み過ぎて、僕が小学生時代に演じた孫悟空の方がまだマシなのでは?と彼の将来が心配になってしまいます。デビルマンと永井豪氏に対して失礼だと思います。ジャンピング土下座だな。それにしても、監督は本当にこの演技で「OK」を出したんでしょうか。
②演出力の欠如
いろいろあって人間同士が疑心暗鬼になってしまい、「本当の悪魔は人間だぁ」とデーモンに言わせるほど残虐な魔女狩り的行為に出る本映画の見せ場があるのですが、な~んか全体的にチープな感じで、人間の残虐さ・狂気・悲壮感・混乱・絶望感といった雰囲気は全く伝わってこず(主役の演技力も原因ですが)。ここで観客を興奮させなくてどうすんの? 最高級の素材を使っているにも関らず、出てきた料理は激マズだったと表現すれば分かりやすいでしょうか。もったいない。
③色物揃いのキャスト
冨永愛・ボブサップ・小錦・小林幸子。何を思って彼らを起用したのでしょうか。もはや言葉も出ません。
④脚本の稚拙さ
序盤に出てくるシレーヌとの激闘に始まる無意味なシーンの連続、デビルマンがデーモンと戦い続ける動機づけの不十分さ、全てのキャラクターの背景描写の薄さ、衝撃的・・・でもなんでもない中途半端なラスト、全体的なつぎはぎ感。あぁ、書いていて凹んできた。。。
東映には世界的名作であるデビルマンを映画化することに対する責任は感じなかったのでしょうか。キャスト・脚本・演出全てに首がへし折れそうになるくらい傾いてしまいました。プロとしてのこだわりを持って欲しいものです。
唯一良かった点を挙げるとすれば、巨額の資金を投入して作成されたCGの戦闘シーンくらいでしょうか。まぁこれも主役の彼の感情のこもっていない声のせいで迫力は半減以下でしたが・・・
みなさん、映画選びは慎重に。