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どうも。いや、どもー。患者です。
表題の本、読んでみました。ミーハーなもので。
以下、本の紹介。
※※※
日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」である。国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき「国柄」を長らく忘れてきた。「論理」と「合理性」頼みの「改革」では、社会の荒廃を食い止めることはできない。いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻すことである。すべての日本人に誇りと自信を与える画期的提言。
※※※
内容も簡単で非常に分かりやすく、スラスラと読むことが出来ました。まさにベストセラー。
とりあえずこの本の主張は『論理だけではダメなんじゃぁ。おまいら情緒力を磨いとけぃ!』ってこと。最終的には『世界を救うのは日本人だ!』って感じでテンションあがってるのが面白かったです。
会社の研修では「常に論理的であれ!」と繰り返し洗脳されてきましたが、この本を読んで、論理だけではダメだんなだなぁというのを再認識。もちろん論理は重要なんですけどね。それに情緒力が加わらないとまずい方向にいきますよと。確かに「この人の言ってることは確かに筋が通ってるけど、なんか納得できないなぁ・・・」ってことはよくあるしね。私が気づかないところでも間違った論理がまかり通ってるのでしょう。コワコワ。
とりあえず、以下に何故論理が危ういかをメモとして記録。
①論理には限界がある。
論理が本質をついているかどうかは誰にも判断できないとのこと。エリート達が真剣に考え抜いて論理的に導いた結果、良からぬ事態に・・・なんてのは歴史的に何度も繰り返されております。とりあえず、ゆとり教育反対!
②最も重要なことは論理では説明できない。
なんで人を殺してはいけないかとかね。会津藩の十の掟の「ならぬことはならぬものです」という文句にしびれました。いじめはどんな理由があってもいけないんだー。そうだー。いじめ、かっこ悪い。
③論理には出発点が必要である。
論理の出発点は論理的帰結ではなく仮説にすぎず、ここを誤ると結論も誤ったものになるとのこと。そして、この仮説を構築する力が情緒なのであります。ほんとかどうかは知らないけど。筆者曰く「最悪なのは情緒力がなくて論理的な人」。一度出発点を誤ると、絶対に誤った結果を導き出しちゃううえに、それが一見論理的に筋が通っているから危険なんだってさ。いやー、頭が悪くてよかった・・・ふふ。心当たりのある方はお気をつけ。
④論理は長くなりえない。
世の中には絶対的に正しいこともその逆も存在しないので、論理のステップは常に灰色であり、「~だから」を長く続けると、それだけ信憑性が下がってくるとのこと。当然短い論理は深みに達しません。あれ?論理さん、ダメじゃね?研修では、長ければ長いほうがいいみたいな事を教わったけど、そう単純な話でもないみたいです。
論理というのは一度通ってしまうと「あぁ!なるほど!」とある種の快感を覚えてしまうものですが、上記のように論理とは土台からして非常に怪しいものなので、論理教に盲目的に入信しないようにみなさん気をつけましょう。
ちなみに、国家の品格の読者評価をネットで検索してみたんですが、結構批判も多いみたいですね。まぁ揚げ足取りしてるパープリンは無視したとして、中身が薄いって評価が多かったです。これもベストセラーの宿命でしょうか。まぁ確かに文献レベルの本ではないので、そこまで濃い内容を求めてもって感じですが。。。
承太郎ッ!君の意見を聞こうッ!
表題の本、読んでみました。ミーハーなもので。
以下、本の紹介。
※※※
日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」である。国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき「国柄」を長らく忘れてきた。「論理」と「合理性」頼みの「改革」では、社会の荒廃を食い止めることはできない。いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻すことである。すべての日本人に誇りと自信を与える画期的提言。
※※※
内容も簡単で非常に分かりやすく、スラスラと読むことが出来ました。まさにベストセラー。
とりあえずこの本の主張は『論理だけではダメなんじゃぁ。おまいら情緒力を磨いとけぃ!』ってこと。最終的には『世界を救うのは日本人だ!』って感じでテンションあがってるのが面白かったです。
会社の研修では「常に論理的であれ!」と繰り返し洗脳されてきましたが、この本を読んで、論理だけではダメだんなだなぁというのを再認識。もちろん論理は重要なんですけどね。それに情緒力が加わらないとまずい方向にいきますよと。確かに「この人の言ってることは確かに筋が通ってるけど、なんか納得できないなぁ・・・」ってことはよくあるしね。私が気づかないところでも間違った論理がまかり通ってるのでしょう。コワコワ。
とりあえず、以下に何故論理が危ういかをメモとして記録。
①論理には限界がある。
論理が本質をついているかどうかは誰にも判断できないとのこと。エリート達が真剣に考え抜いて論理的に導いた結果、良からぬ事態に・・・なんてのは歴史的に何度も繰り返されております。とりあえず、ゆとり教育反対!
②最も重要なことは論理では説明できない。
なんで人を殺してはいけないかとかね。会津藩の十の掟の「ならぬことはならぬものです」という文句にしびれました。いじめはどんな理由があってもいけないんだー。そうだー。いじめ、かっこ悪い。
③論理には出発点が必要である。
論理の出発点は論理的帰結ではなく仮説にすぎず、ここを誤ると結論も誤ったものになるとのこと。そして、この仮説を構築する力が情緒なのであります。ほんとかどうかは知らないけど。筆者曰く「最悪なのは情緒力がなくて論理的な人」。一度出発点を誤ると、絶対に誤った結果を導き出しちゃううえに、それが一見論理的に筋が通っているから危険なんだってさ。いやー、頭が悪くてよかった・・・ふふ。心当たりのある方はお気をつけ。
④論理は長くなりえない。
世の中には絶対的に正しいこともその逆も存在しないので、論理のステップは常に灰色であり、「~だから」を長く続けると、それだけ信憑性が下がってくるとのこと。当然短い論理は深みに達しません。あれ?論理さん、ダメじゃね?研修では、長ければ長いほうがいいみたいな事を教わったけど、そう単純な話でもないみたいです。
論理というのは一度通ってしまうと「あぁ!なるほど!」とある種の快感を覚えてしまうものですが、上記のように論理とは土台からして非常に怪しいものなので、論理教に盲目的に入信しないようにみなさん気をつけましょう。
ちなみに、国家の品格の読者評価をネットで検索してみたんですが、結構批判も多いみたいですね。まぁ揚げ足取りしてるパープリンは無視したとして、中身が薄いって評価が多かったです。これもベストセラーの宿命でしょうか。まぁ確かに文献レベルの本ではないので、そこまで濃い内容を求めてもって感じですが。。。
承太郎ッ!君の意見を聞こうッ!
DK氏は読書家ですからな。私も負けないように頑張りたいと思います。
仕事に情熱は・・・あ、ありますよ!もちろん!
今はダヴィンチコード読んでるから、読み終わり次第「国家の品格」です。
完全にベストセラーに動かされてます。
超メジャーキャラ。
ちなみにDo!は完全無視の方向で。
やつはそんなメモリ食うんすね。
患者さんの仕事への情熱に国家の品格を感じますよ。