ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2006 ②

サークルの後輩が、私のレビューを読んでマキシマムザホルモンが気になり、わざわざレンタルショップで借りたそうです。素晴らしい。マキシマムザホルモン布教活動に少しでも貢献できたのなら幸いです。患者です。

もし他にも気になる方がいらっしゃいましたら、以下のURLで新曲『恋のメガラバ』のPVを鑑賞できますのでぜひ（youtubeが閉鎖されてなければね）。

恋のメガラバ
→http://www.youtube.com/watch?v=A6RcYZVAi8A&mode=related&search=

というわけで、2日目レビュー。

＜2日目＞
・ ORANGE RANGE
2日目のトップバッターはORANGE RANGE。この日は土曜日ということもあり、観客数は明らかに初日を遥かに上回る増えっぷりでした。見渡す限りの人、人、人。しかも、壇上に立つは、現在日本において最も人気のあるバンドの一つと言ってもいいであろうORANGE RANGE。オリックスバッファローズ清原の3点差をひっくり返す逆転サヨナラ満塁HRを打った時並の盛り上がりは確約です。私は音楽的素人なので、ギターやドラムのレベルがどうなのかとか、実は楽曲がぱくりまくりなんじゃないかとか、そういった細かい部分はよく分かりませんが、ORANGE RANGEの曲はどれも知っている上に、非常に分かりやすいリズムなので、単純にノリやすく、2日目の出だしとしては非常に良かったと思います。その中で私が特に注目したのは、常に挙動不審状態を保つことで私の視線を釘付けにしてくれた、甲高い高音が特徴のYAMATO氏です。YAMATO氏は、終始観客に向けてお尻を鋭く振りながら、マイケルジャクソンの「アォッ！」、ブルースリーの「ほわたぁ！」に似た叫び声を上げ続け、名曲『花』の担当パートのところで声が枯れて何を歌ってるかよく聞こえなかったり、一人だけ端っこの方に行って体をプルプル震わせたりともうやりたい放題。これこそが“Rock”だ！と胸を躍らせたのが思い出されます。こーゆー人、もの凄く好きです。これからもそのスタイルを崩さずに頑張って欲しいです。私に言われたくは無いでしょうけど。ちなみに、『花』が流れた瞬間、曲に聞き入って泪を流していた女性もいました。後ろで私が汚い顔で「セイ イェー」と言ってるのにも気づかずに。ORANGE RANGEの人気と影響力を実感した1時間でした。

・ 真心ブラザーズ
「拝啓、ジョンレノン」「どか～ん」「サマーヌード」の3曲しか知らなかったのですが、大学の先輩ということで聞いてみることに。結果、大正解。本人が「真心ブラザーズは野外フェスにぴったりのバンドだ！」と言うように、かすれ声の耳当たりがとても心地よく、青空の下でいつまでも聞いていたいような、そんな気分にさせられました。もう一度LIVEで聞いてみたい、素直にそう思える素晴らしいブラザーズだと思います。親愛なる夏の友よ！

・ ELLEGARDEN
期待はずれ度NO.1。何でだろう。原因は分かりません。部屋で聞いた時は「お、結構かっこいいなぁ」と思っていたのですが、実際に野外で生で聞いてみると迫力が今ひとつ。とりあえず頭振って無理やり盛り上がろうとしましたが結局失敗。音が空にすーっと抜けていくような空虚な感覚に陥りました。お昼ごはんを食べながら遠くで聞いていたACIDMANの方が数倍心に響きましたよ。室内で聞くとまた違った結果になるのかしら。あと、MCで「俺達はいろいろなものをぶっ壊していきたいんだ。何をぶっ壊したいかは、、、みんなも分かってると思うけど、、、社会に出ると長いものって出てくるじゃん？そーゆーの。」みたいな話をしてましたが、「え、えー！？曖昧で意味分からないんですけど。しかもありきたりだし（゜д゜）」といった感じでした。観客も「お、おう・・・イェーイ！」的雰囲気だったし。中途半端なMCが興醒めにつながったのは事実だと思います。私も気をつけよう。

あれ、また長くなりそう・・・

とりあえず明日からしばらく北岳に篭ってきますので、無事帰ってこれたら続き書きます。

ではでは。