ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

宮田笙子は想像以上に嫌われているのではないか

2024-07-25 00:00:00 | スポーツ

宮田笙子のパリ五輪代表の辞退というのは、数日たってみるとちょっと奇怪な部分がありますね。つまり他の選手の対応です。私の知る限り、彼女らからこれといったコメントや反応がないのです。前記事

宮田笙子の悪評なんて、体操界では知られた話ではなかったか

と関連しますが、宮田の喫煙は、内部通報だったとのことです。こちらの記事から一部抜粋して引用します。


飲酒・喫煙で五輪出場辞退の体操・宮田笙子 「内部通報」で事態発覚の可能性が濃厚

(略)

西村専務理事は内部告発なのかという質問に「否定はできない。内部の通報者ということは、現地で通報を受けた田中本部長から聞いているので、そうなんだろうと思っている。決して外部の誰かではないと理解している」と述べた上で、「通報した方の立場も保護しなければいけないという認識を持っている。これ以上のお話は差し控えさせていただく」とした。

(後略)

さて彼女の不始末を内部通報した人たちというと、女子体操のコーチングスタッフ、その他のスタッフ、選手の誰かでしょう。誰なんですかね?

私の勝手な想像ですと、コーチングスタッフですと、「厳重注意」じゃないですかね。つまり今回は許すということで話が済むのではないか。前記事でも書きましたように、宮田の飲酒喫煙のたぐいを、彼女の大学での指導者でもある原田睦巳コーチなどが知らないということもないでしょう。とすると、その他のスタッフか選手かです。どちらかはわかりませんが、選手がそれを訴えた可能性も十分あるのではないか。ちょっと興味深い記事を。


宮田離脱の日本が練習 田中本部長「割り切ってやる」―パリ五輪・体操女子
時事通信 運動部2024年07月20日19時04分配信

 【パリ時事】パリ五輪に出場する体操女子日本代表は、主将だった宮田笙子(19)=順大=の喫煙と飲酒による出場辞退が決まってから一夜明けた20日、パリ郊外で練習した。午前中は報道陣から見えない場所で、1時間半ほど軽めに体を動かした。取材に応じた田中光強化本部長は、宮田の件について「コメントできない」と沈痛な表情で語った。

 チームは最終合宿地のモナコで内部通報を受け、宮田は緊急帰国。その後、選手には事情を説明したという。けがや病気が理由ではないため代表補欠と入れ替えられず、4人で戦わざるを得ない。田中本部長は「(動揺は)それほどないと思う。4人でしっかりやるだけ」と述べた。

 代わりの主将は置かず、目標に掲げる団体総合60年ぶりのメダルは厳しい状況。「仕方がないし、割り切ってやり切るだけ」と話した。

記事に添付されている写真です。

こういっちゃなんですが、実にすがすがしい表情ですよね。本来最高実力者が強制帰国となって戦力ダウンが避けられないのにです。もちろんこのような時にあまり深刻な表情もしないとは思いますが、それ以前の感があります。

で、私はこう勘ぐるわけです。

みんな、宮田がいなくなってうれしいんじゃないの?

実際のところはわかりませんが、映像を確認した限りではみなたんたんと練習していたし、彼女らからすれば、「せいせいした」「これで気兼ねなく練習できる」ってところじゃないですかね。つまり相当に宮田は、他の選手たちから嫌われていたように思いますね。好かれていた、慕われていたら、また違う態度でしょう。

喫煙や飲酒というのも、その他いろいろなよろしくないことの集積によるうちの1つでしかないのではないか。そういった不祥事ばかりでなく、どうも彼女は、人間的にもたいして好かれていないと考えているのが自然ですね。そういっては身もふたもないのたぐいですが、そう思います。今回自分の辞退といかたちでオリンピック代表を退いたのは、懲戒とすると今後の競技継続に悪影響があるという意味合いもあるかと思いますが、人間関係とかの問題の修復も必要ではないかと思います。どちらにせよあまりいただけない今後が、彼女を待ち受けていそうです。

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8 コメント

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Unknown (bogus-simotukare)
2024-07-26 04:30:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/e17bb2224f32a1e2f8ddef647a4b6c49ce8b15ba
など貴記事を裏付ける報道が一部から出ていますね。
 なお、https://bogus-simotukare.hatenadiary.jp/entry/2024/07/26/042931で記事を書いてみました。
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Unknown (bogus-simotukare)
2024-07-29 05:29:08
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240729/k10014527941000.html
 パリオリンピックは体操の女子予選が行われ、団体でエースの宮田笙子選手が辞退して1人を欠いた4人で臨んだ日本は、4種目の合計で162.196の得点でした。
 日本は10チームが演技を終えた時点で4位につけて上位8位以内が確定し、決勝進出が決まりました。
 体操の女子予選を終え、ゆかでH難度の「シリバス」を決めるなど、4種目の合計でチームトップの得点をマークした、16歳の岸里奈選手は「こんなにいい試合したのは初めてってぐらい、いい試合ができたので、すごくうれしかった。決勝ではきょうよりもいい演技をしたいという気持ちもあるが、いつもどおり落ち着いた演技ができたらいいのではないかと思う」と話していました。
 16歳の中村遥香選手も「とても楽しい雰囲気で演技がずっとできて、結果としてもよかったのではないかという印象がある。団体の決勝もみんなで力を合わせて、0.1でも点数を拾えたらいいと思う」と話していました。
 19歳の岡村真選手は「いい流れだったので、最終種目にいくにつれて、みんなの気持ちがどんどん高まっていった。声かけも大事にして、決勝でもいい演技ができるようにしたい」と話していました。
 (ボーガス注:宮田の出場辞退で)跳馬のみ出場予定から4種目すべてに出場した、19歳の牛奥小羽選手は「1種目だけよりは4種目ちゃんと流れを作ってできたのはよかった。みんなで声を出して楽しく演技できたのがいい結果につながったのではないかと思う」と話していました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/02e42fec6d4392944be4e8a6297e8d45822d4a3b
 4人の演技に、ネット上では多くの好感が寄せられた。
「色々あったけど、みんな楽しそうに演技してる」
「イキイキしてるではないか。良かった」
「体操女子の頑張りが何より嬉しい」
「笑顔がすごい良くて、雰囲気良くて見てるこっちも楽しくなっちゃう」

 ひとまず紹介しておきます。
 「宮田不在でチーム成績がどうなるか」はともかく、「4選手」にとってはむしろ「宮田がいない方が、精神的にのびのびやれて良かった」のかもしれません。
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女子体操の結果 (bogus-simotukare)
2024-08-02 05:18:22
https://www.asahi.com/articles/ASS7Z7JNGS7ZUTQP035M.html
 4種目の合計得点で争う体操女子団体決勝で、日本は8チーム中8位に終わった。ミスが目立ち、5位で通過した予選より2.733点低い159.463点。優勝した米国とは11.833点の大差がついた。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240731/k10014530651000.html
 体操の女子団体決勝で、日本は4種目の合計得点で159.463をマークし、8チーム中8位でした。
 金メダルはアメリカ、銀メダルはイタリア、銅メダルはブラジルでした。
(中略)
 大会直前、思いもよらぬ事態に見舞われます。それがエースとして活躍が期待されていた宮田笙子選手の突然の出場辞退でした。
 開幕まで残された時間はわずか1週間、周囲からは選手たちの演技に影響が出るのでないかと懸念する声もあがっていました。
 しかし、大会が始まるとその懸念が杞憂だったことに気づかされました。本番の会場に入ってからも4人の選手たちの表情は明るく、団体の予選は互いに声をかけ合いながらのびのびとした演技を披露し、5位という成績で決勝へと進みました。
 さらに、決勝では入場の際にチームの結束を表現します。会場からの声援に応えながら4人並んで両手を挙げた後、胸に手を当て首を傾けました。出場を辞退した宮田選手のゆかの決めポーズでした。

 ひとまず紹介しておきます。
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>bogus-simotukareさん (Bill McCreary)
2024-08-12 11:17:04
精神的に解放された感がひしひしですね(苦笑)。
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パラリンピック・アーチェリー女子代表の重定知佳選手が出場辞退し、控訴も取り下げ 「軽率な投稿により傷つけた」とコメント (bogus-simotukare)
2024-08-24 00:09:11
https://www.sankei.com/article/20240823-7RHNMDT6EVJ7JDD3BIWFFR2QSE/?outputType=theme_paris2024
 ブログへの投稿でパラリンピック・アーチェリー選手を傷つけたとして東京地裁から賠償命令を受け、パリ・パラリンピックの日本代表を辞退したアーチェリー女子の重定知佳選手(41)が地裁判決への控訴を取り下げたことが分かった。代理人弁護士が明らかにした。
 東京地裁は6日、重定選手がブログの投稿でパラ代表を目指していた小野寺朝子選手を傷つけたとして、約124万円の支払いを命じ、重定選手は控訴していた。
 重定選手は23日、弁護士を通じて「軽率な投稿により、小野寺朝子選手を傷つけてしまった」などと謝罪するコメントを公表した。全文は以下の通り(原文ママ)。
『私の軽率な投稿により、小野寺朝子選手を傷つけてしまったこと、心よりお詫び申し上げます。一審判決には、一部私の認識とは異なる事実の認定などがありましたので、不服として控訴をしましたが、小野寺選手の負担と私自身の負担に鑑み、控訴を取下げました。これに伴い、一審判決の認定した損害賠償金を小野寺選手にお支払いいたしました。パリ2024パラリンピック競技大会の参加は辞退いたしました。パラアーチェリーの選手を含め、パリ2024パラリンピック競技大会に参加する選手には、何卒ご声援をよろしくお願い申し上げます』

 この「出場辞退」「控訴取り下げ」も「宮田の辞退」と同じで、当人の自発的意思と言うよりは協会(宮田の場合は体操協会、重定の場合はアーチェリー協会)の働きかけなんでしょう。
 しかし「40代の女性が誹謗ツイートで賠償命令(『若気の至り』宮田よりも問題でしょう)」「宮田ほど知名度がない」ためか、かばう意見があまり見られないように思います。
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>bogus-simotukareさん (Bill McCreary)
2024-08-24 08:34:56
おそらく辞退をしろと迫られたのでしょうね。ご当人判決が出た際はけっこう居直っている雰囲気もありましたからね。
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Unknown (アンドリュー・バルトフェルド)
2024-08-27 21:06:15
喫煙が、アスリートのパフォーマンスに影響が出ることは自明の理扱いというのが定着していない感があります。

元讀賣の桑田が非喫煙者で移動用のバスを分けて欲しいと要望してから大分経っていますから。

過日九州に行って博多駅の地下街をうろうろしたら20歳未満の喫煙禁止を訴えるポスターが掲示されていました。
少年マガジンで連載され、アニメ化もされた「ブルーロック」というサッカー漫画を起用したそれでした。
直ぐにこの記事を思い出して苦笑していました。
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>アンドリュー・バルトフェルドさん (Bill McCreary)
2024-09-01 22:18:40
野球選手は、ほんと現在でも喫煙者が多いようですね。最近はひところほどでもないでしょうが、それにしてもです。
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