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ドラマ・映画の名セリフに学ぶ(好奇心を持てば、この世は面白いことだらけ!)

#0952「名前にはブランド効果や宣伝効果があるの。」/『どたばたファミリー』第35話から

「名前にはブランド効果や宣伝効果があるの。」byユ・ウナ(チュ・セビョク扮)、テレビショッピングナビゲーター、ドングの長女

今宵も『どたばたファミリー』からでこのセリフにしました。このセリフは…。

ウナは、ミングクの息子のガラムから、実物よりテレビでみる方がキレイだ、とか、30歳を越えていたらおばさんだ、などと言われた上、謝罪にきたミングクが、子供を相手に、とウナをばかにするような言い方をしたため。ぶちギレてしまいました。しかし、ガラムが遊んでいたラジコンカーを奪われそうになっていたのをウナが助けたことや、昔ドングから金を騙しとった相手をミングクの母親が取り押さえこともあって、ウナは2人をチキン店に招いてご馳走しました。その際にミングクがウナのことを、サラさん、とテレビショッピングでの芸名で呼ぶのを聞いたガラムはミングクに、サラというのは芸名で、本名はウナだよ、と教えました。するとウナは、サラと言う名前はテレビでの親しみやすさを狙ってつけた、と語り、更に続けたのがこのセリフになります。

"名は体を表す"という言葉がありますが、テレビショッピングのナビゲーターは商品の魅力を伝えるだけでなく、その名前には商品価値を高めるような意味もこめられているのですね。

ちなみに"名は体を表す"という言葉は仏教用語の"名体不二"、すなわち「名前と体は一緒」という言葉からきているそうです。それだけ名前というものはかけがえのないものだ、ということですね。サラというウナの芸名は、そこで紹介する商品や番組と一心同体なのですから。

また、名前は人名だけではありませんよね。お店の名前、会社の名前に商品名、愛称名、作品名、曲名など、とにかくありとあらゆるものに名前があります。人はその存在がどんなものかわからないときは名前を頼りにして判断します。だからそのときのノリや流行だけで軽く名前をつけるようなスタンスはどうなのでしょう?

さて、今日は12月29日で、年内の新規セリフご紹介は今日で終了させていただきます。今年も連日ご覧いただきありがとうございました。明日は前倒しで今月ご紹介のセリフを振り返りまして、更に明後日は一昨年、昨年同様今年のセリフや劇中曲をさらって振り返ろうと思います。名セリフに学ぶblog、年内もう少しお付き合いください(笑)

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