今日も『夕食、一緒に食べませんか？』からで、似たようなセンスの2つのセリフを選びました。
「男と果物の選び方には共通点がある。」byナム・アヨン(イェ・ジウォン扮)、ドヒの先輩、オンラインコンテンツ社長
夫の浮気現場を見たドヒの母親は現場の写真を撮ると、もうこれ以上は耐えられない、今年何が何でもドヒを嫁にやって離婚してやる、と一人言を言いました。
一方その頃ドヒはアヨンと青果店にいて、アヨンからリンゴをもらっていました。その時アヨンは突然、店から逃げたの？、と切り出しました。ジェヒョクに誘われて店に行ったのに食べないで帰ったことをアヨンは知っていたのです。そしてこの質問に何も答えないドヒを見てアヨンが言った言葉がこのセリフになります。これを聞いたドヒは、どんな？、と訊ねます。するとアヨンは、りんごを手に取ると、外見より中身を重視すること、と言って手に取ったりんご半分に割ると、中身が傷んだりんごを見て、思った通り、外見で判断しちゃダメよ、と言いました。
992「人を感覚で判断すると失敗するぞ。」byキアヌ(パク・ホサン扮)、ドヒの近所にいるホームレス
その後アヨンと別れたドヒが家に帰ると、驚いたことに母親と、母親を送ってきたと言うジェヒョクがいました。ジェヒョクは、仕事があるからと、すぐに帰ったのですが、母親は帰らず、仕事が父親との離婚話を始め、結婚するならジェヒョクのような男だ、やり直したら、6年も付き合ってたんだし、とドヒに説教しましたから、ドヒは怒って家を出ました。しかし、行く当てもなくお金もないドヒでしたが、あろうことか公園にいたキアヌを飲みに誘いました。
言われるままドヒの行きつけのチゲ店について行ったキアヌは、ずいぶん怖いもの知らずだな、詐欺師かもしれないのに、とドヒをからかいました。するとドヒは、詐欺師には見えない、よく知らないけどおじさんはいい人な気がする、と言いましたから、これを聞いたキアヌの言葉になります。
まず、一つ目のアヨンのセリフですが、具体的にりんごを割って実証してくれているのがいいですね！人に説明する時は、その人が理解しやすいように具体例をあげて話すとわかりやすいのだとか。
2つ目のキアヌのセリフですが、これを聞いたドヒが、じゃ、何で判断しろと？、職業、学歴、家柄？、たとえ職業、学歴、家柄がよくても嫌なヤツは多いですよ、よく知らなくても会いたくなる人っているでしょう？、と言ったのですがキアヌは、最近君の回りにそんな人がいるのか？、と話の方向を変えてしまい教えてくれませんでした。残念です(笑)
この2つのセリフから考えるに、人は外見と感覚だけで判断したらダメだ、ということでしょうか。
さて、実はこの2つシーンの間には、以前ご紹介した、「母胎ソロ」のシーンも挟まっていまして(笑)
短時間で面白いセリフが多発するちょっとお得な第10話になっています。
