フーテン息子は帰宅せず、父親の育て直しごはんも最近は、無い。これもまた寂しいもの。
しかし、料理はしてくれている。力作の豚の角煮をアップしておこ。毎回、ゆで卵の黄身の茹でぐらいがカンペキなのだった。
時間は３時間くらいかけてるかなぁ。ネギや生姜とまずばら肉を茹でて、なんだかんだで味付けて。
夫と外食してしまうとき、帰りに惣菜を買ってきて、フーテンの寅息子に、ただ買ったものを並べて出す、だけの日もある。この日は、炭水化物on炭水化物。バランス悪いなかにもバランスを多少考えて…。いたしかたない。フーテンの寅息子は、数日帰ってこなかったりするので、食材の買い方に困るのだ。たいていは多めに作って、いつでも食べられるようにしとくのだけど、たまにこんな日もある。
今は惣菜もお弁当も豊富で、とても助かる。テレワークとはいえ、共働き。夫も、会議が夜遅くまで長引くこともある。
わが家のカレーはスパイスだけでつくる。試行錯誤して、最終的には直感で調合。カルダモンは殻を割ってスパイスの粒をだし、クミンもホールタイプのをすり鉢でガリガリ砕く。香りが立つ。ポイントはニンニクをたくさん使うこととわかった。二分の一個以上。風味とコクが出る。それとスパイスをフライパンで軽く炒ってから投入することかな。どうしてもとろみが欲しい時は、少しインチキして市販のルーもふたかけくらい使う。
シンプルだけど手間ひまはかかる。
チキンかビーフか、野菜たくさんのいわゆるスープカレーかは、フーテン息子の父親、つまり夫とその日の気分を確認して決める。
なんだかんだ言っても男子はカレーが好きだ。