西に傾き始めたころ、
目に入るだけで、ざっと500頭ほどの羊と山羊の大群が足早に移動していた。
どうやら、飼い主の下へ向かって、帰るところらしい。
羊たちは、丸いお尻を振りながら、トコトコ走る。
仔羊、仔山羊たちは、親について行こうとトットコと必死に駈ける。
チャッチャッ!
後ろから馬で追うと、ちょっとペースを上げていた。
モンゴルでは、馬も牛も山羊もほとんどの群れが無人だった。
動物たち自らが方向を決め、草を食み、時間になると家路を急いでいた。
群れの中には、ちゃんとリーダーらしきものがいて、遅くれている列を角で追ったり、鳴いて呼んだりしているようだった。
遊牧民たちは家から望遠鏡で群れを監視し、軌道が逸れそうになると、馬で追って、修正するらしい。風任せ、なのだ。
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モンゴル・ホスタイ国立公園 にて
目に入るだけで、ざっと500頭ほどの羊と山羊の大群が足早に移動していた。
どうやら、飼い主の下へ向かって、帰るところらしい。
羊たちは、丸いお尻を振りながら、トコトコ走る。
仔羊、仔山羊たちは、親について行こうとトットコと必死に駈ける。
チャッチャッ!
後ろから馬で追うと、ちょっとペースを上げていた。
モンゴルでは、馬も牛も山羊もほとんどの群れが無人だった。
動物たち自らが方向を決め、草を食み、時間になると家路を急いでいた。
群れの中には、ちゃんとリーダーらしきものがいて、遅くれている列を角で追ったり、鳴いて呼んだりしているようだった。
遊牧民たちは家から望遠鏡で群れを監視し、軌道が逸れそうになると、馬で追って、修正するらしい。風任せ、なのだ。
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モンゴル・ホスタイ国立公園 にて