オジサンおひさまの備忘録

オジサンおひさまが応援もしつつ食べ歩きやぶらり旅などきままに備忘録的に
のんびり書いていきます。

坂東市の御朱印巡り

2021-06-09 18:03:49 | 旅行

今日は、ちょっと時間がたってしまいましたが5月末に伺った坂東市の御朱印巡りのご報告をさせていただきます。

坂東市は、旧岩井市と猿島町が合併して誕生した市であり、平将門が本拠地としていた場所として数々の伝説が残っています。

逆井城址公園を散策した後、慈徳山萬蔵院~沓掛香取神社~明王山慈光寺(ぽっくり不動尊)~国王神社~自性院などを廻りました。

①慈徳山萬蔵院  坂東市生子1617  電話 0280-88-0737

萬蔵院の開創は平安時代の高僧・理源大師により870年にされたとされ1000年以上の歴史があります。徳川時代には地方最高の御朱印と

大名の格式を与えられ6万坪の境内を有していたとされています。途中火災などで多くの建物が焼失し今の本堂等は1800年以降に建立

されたものです。明治維新以降に荒廃した時期が時もあったようですが第72世中川大俊上人が現在の萬蔵院を再興したそうです。

深い樹木に囲まれて決して整備がされている感じではありませんが歴史の重みを感じる佇まいがあります。

 

②沓掛香取神社 坂東市沓掛4124  電話 0297-44-2126

沓掛香取神社の創立年代は明らかではありませんが社伝によればやはり1000年以上前より歴史を重ねているといわれ、御祭神は

経津主大神(ふつぬしのおおかみ)と軻遇突智大神(かぐつちのおおかみ)で農業・商業をはじめ諸産業に広く無辺な御神徳を授ける

とされています。現在の本殿は江戸時代中期に建立されたものとされています。

境内社は春名社・聖徳社・天満宮・日枝社・庚申社が祀られています。

③明王山慈光寺 「ポックリ不動尊」  坂東市弓田388-2 電話0297-35-1508

慈光寺は奈良時代の746年に行基菩薩の高弟がすべての悪魔を退散させ、世の中を平和にするという衆魔降伏、真理円融の道場として創建された

とされ知恩院と称し不動明王が祀られました。平安時代には平将門が石井に営所を構えた際に鬼門除けの守り本尊として深く信仰したと伝えられ

ています。その後鎌倉時代に天台宗に帰属し慈光寺と寺号を改め、阿弥陀如来を本尊としました。

戦国時代に戦火に会い阿弥陀堂以外を焼失しましたが、不動明王のご尊像は銀杏の大木に守られ火難を避けたと伝えられおり、不動堂再建まで

阿弥陀堂に安置されていたことから、不動尊を信仰すれば願いがご本尊の阿弥陀如来まで伝わり、特に亡くなる時は苦しまずポックリと人生を

終えることができるという信仰が広まったとされています。

④国王神社と自性院

国王神社  坂東市岩井951 電話 0297-35-2395

自性院   坂東市馬立593-1 電話 0297-35-1605

国王神社の祭神は平将門公で三女の如蔵尼がこの地に庵を結び父将門の像を刻み将門大明神として祀ったとされています。

御朱印は正月三が日と11月の祭事の際の年に2回しかいただくことができませんので、参拝だけとなりますが常緑樹に囲まれた

茅葺屋根の社殿は入母屋造りで拝殿・幣殿・本殿は神さびた趣があり、訪れる価値はあると思います。

自性院にもうかがって御朱印をいただきました。

  

 


道の駅さかいへ行ったら境香取神社と逆井城址公園へ

2021-06-01 23:21:58 | 旅行

「道の駅さかい」のご報告をさせていただきましたが、道の駅さかいへ行ったら寄っていただきたい場所を2つほど

ご紹介します。まずは、道の駅からもそれほど遠くない場所にある境香取神社からご紹介します。

境町のガイドブックにも載っていますし御朱印好きな方にはすでに有名なのでご存知かもしれませんが、由緒などは

何度も水害にあったせいで文書が残っていないために不明とのことです。こちらは様々なデザインの御朱印が揃えられ

ていることで知られていますが、土日で手書きのものをいただこうとすると時間によっては相当待たなければならないようです。

御朱印だけでなく、小規模ながら牡丹苑もある他、浅間神社・厳島神社・太子宮・天満宮等、多くの境内社も祀られています。

自家用車の方は境香取神社でお参りした後はちょっと足を延ばして、坂東市逆井にある逆井城址公園を訪れてみてください。

コロナの影響で一部施設は使用できないようになっていますが、逆に人もいないので戦国時代に思いをはせながらのんびり

散策をするのにはいいかもしれません。

逆井城は戦国時代に逆井氏が400年以上前に築城し、一旦落城したが後北条氏によって大規模にしなおされたためにそれ以前の

遺構と後北条氏時代の遺構が重なっている。城址公園は櫓・土塀・櫓門・木橋などが発掘調査に基づいて復元されているため、

中世城郭の姿をできるだけ忠実に再現しています。施設すべてが利用可能になって庭園などもみられるようになったらもう一度

訪ねてみたいと思っています。

◎境香取神社  境町宮本町1758 電話0280-87-1443   ◎ 逆井城址公園  坂東市逆井1262

 

 


佐野市の唐沢山城址と唐沢山神社

2021-05-28 15:32:47 | 旅行

先日の佐野市巡りのご報告をもう一つ。

当日訪れたのはまず、唐沢山城址と唐沢山神社です。唐沢山は市内からすぐではありますが県立自然公園にも指定されています。

唐沢山城は急峻な地形に築かれていますが、駐車場が比較的高い位置にあるので神社がある本丸跡まではそれほどの距離では

ありません。またレストハウスがある駐車場から社務所のあたりまでには多くの猫がくつろいでおり、レストハウスで売られて

いる餌をあげることもできます。社務所のあるエリアや天狗岩からの見晴らしも素晴らしく天候によっては東京方面の景色も

楽しめるようです。

この唐沢山城は唐沢山神社の御祭神ともなっている藤原秀郷公が築いたとされる伝承も残っているようですが平安時代の末から

この地の領主であった佐野氏が築き、戦国期に山頂の本丸を中心に山全体を堅牢な城として整備し、東日本では数少ない織豊系

の築城技術を用いた関東屈指の山城となりました。今も虎口や井戸、堀跡・高石垣などが残り国の史跡として指定を受けています。

唐沢山神社は明治になってから佐野家ゆかりの方々を中心として、本丸跡に秀郷公祀る神社を創建されました。

佐野市といえばラーメンというイメージもありますが、厄除け大師や唐沢山、出流原弁財天といったスポットをはじめ今や「カフェ

雪の下」なども出店している大人気の道の駅「どまんなかたぬま」、イチゴ狩りやアウトレットなど様々な楽しみ方ができる街です。

ちなみに、我が家では佐野へ行くとラーメンを食べないことがあっても「どまんなかたぬま」のジェラートは食べて帰ります。

この辺の楽しみ方については、また別の機会にじっくり報告させていただきます。

唐沢山神社 佐野市富士町1409 電話 0283-24-1138

 


鴻巣前玉三社巡り

2021-05-17 15:21:42 | 旅行

昨日は、鴻巣の花まつりに行ったついでに、指定された3つの神社を巡り専用の御朱印をいただくと

3つ目の神社で満願御朱印がいただけるという「鴻巣前玉(こうのすさきたま)三社巡り」も行ってきました。

指定の三社とは、鴻巣市では「埼玉の嵐神社」としてマスコミにも取り上げられた大野神社とお猿の石像に

ご朱と呼ばれる朱色の粉を撫でつけてお祈りすると平癒・回復するというお参りで知られる三ツ木神社。

埼玉県の県名発祥の神社といわれる行田古墳群にある前玉(さきたま)神社となっています。

まずは、大野神社から伺いました。

住宅地にたたずむ大野神社は元来氷川神社と称しており、西暦900年代に創建されたものと伝わっており

現在の大野神社と改称したのは明治40年となっています。全国にある様々な嵐神社の中でもこちらの神社

でのチケット当選祈願は良くあたると評判になったようです。大願成就「叶」大野神社の立て札には

リーダー大野君のカラーである青(薄い色合い)が使われています。

次に鴻巣市でも北鴻巣駅方面となる三ツ木神社は1500年代の創建といわれ、境内にあるご神木の大欅は

樹齢400年~500年といわれていますので、ほぼ創建時からあったことになります。駐車場とかが見あたら

なかったので広い脇道に停車してお参りさせていただきました。婦人病や子授け・安産、病気平癒などに

霊験あらたかとされ、ご朱と呼ばれる朱色の粉を体の悪いところに塗って参拝すると良くなるとのことで

したので、そのようにお参りさせていただきました。

最後には、埼玉県の県名発祥の神社といわれる前玉神社へ参拝しました。

埼玉古墳群に向かって祈願できるように向いて建立されたされるお社は、足利にも見かけられたような

古墳の上に建てられています。この神社は一説には大化の改新(645年)よりさらに一世紀以上前に埼玉

古墳群を守護する形で祀られたのではないかといわれており、千数百年の歴史をもつ古社で多くのご神体

が祀られています。雨も降り出し一層歴史の重みを感じる風情でした。

そして、無事に満願御朱印もいただくことができました。

鴻巣前玉三社巡り 専用ページ ↓

http://oonojinja.jp/3kounosus.html

大野神社  鴻巣市大間2-11-26 電話 048-596-5145

三ツ木神社  鴻巣市愛の町169 電話 048-596-0619

前玉神社  行田市大字埼玉5450 電話 048-559-0464


日本一のポピー畑での「鴻巣の花まつり」

2021-05-16 17:53:58 | 旅行

今日は、埼玉県鴻巣市で行われている「11回花まつり」の馬室会場で行われているポピーまつり

を見てまいりました。

そもそもは、花のいくつかの種類で出荷数や面積等で日本一の実績をもつ鴻巣市を「花のまち」として

アピールする事と荒川河川敷の不法投棄防止のために約12.5haの及ぶポピー畑を「ポピー・ハッピースクエア」

として整備したことが始まりのようですが、見頃となる5月に吹上会場の麦なでしこ畑や花久の里でのバラ祭り

と市内各所でのオープンガーデンなどと合わせて花まつりとしてイベント化しています。

馬室会場では川幅日本一の広大な荒川河川敷にシャレーポピーやカルフォルニアポピーなどの数種類のポピーが

見事に咲いている他、あまり見たことがなかったカスミソウ畑が素晴らしかったです。ネモフィラ畑も見ごろで

赤・白・オレンジ・青・紫など様々な色のコントラストが楽しめます。今日は人力車も出ていました。

メインの会場には地元野菜の他、やきそばやゼリーフライなどその場で食べられる屋台も出ていました。

こちらの会場は来週23日までポピーまつりが行われています。

馬室会場 ポピーまつり  鴻巣市滝馬室1139-1付近

自家用車で来場される方、期間中は協力金として駐車料金500円が必要です。(花の種がいただけます。)

   カスミソウ畑↑