オジサンおひさまの備忘録

オジサンおひさまが応援もしつつ食べ歩きやぶらり旅などきままに備忘録的に
のんびり書いていきます。

北本の御朱印「北本氷川神社」

2021-05-12 15:33:40 | 旅行

先日、北本をぶらついた際にお邪魔した氷川神社についてご報告します。

ホームページ等の由緒によると創建は869年まで遡り、周辺5村の鎮守となったとされていますので

1000年以上の歴史があることになりますが、一方で大宮氷川神社より1400年代に男体を勧請し氷川

神社と号したとの説もあるようです。ご祭神は素戔嗚尊、市杵島姫命、大雷命、誉田別命、大物主命、

菅原道真公で明治以降は養蚕の守護神として参拝されるようになったとのことです。

また、境内には龍が昇天したと伝えられ、ご神木といわれた杉の大木があり、1701年の大風で根元

から吹き倒されたため、その跡を掘り上げて島を造り、社を建てたのが起こりという厳島神社が祀ら

れている。厳島神社のご神体の尊像は1756年に弁財天のおつげにより江戸の中島屋久四郎という者が

奉安されたものされている。

ほぼ隣接して須賀神社というお社もあります。氷川神社には恵比寿天・大黒天、厳島神社の弁財天、

須賀神社には寿老人が祀られておりますので、この近辺だけで4社めぐることができます。北本七福神

として日本一大きなおみくじというのを所有していて、こちらは氷川神社に設置されています。

北本氷川神社 北本市高尾7-29 電話048-592-0821

 


北本のネモフィラ畑

2021-05-11 16:42:02 | 旅行

昨日は北本周辺をぶらりとしました。

国道沿いの地場物産館桜国屋へ寄った際に隣接するネモフィラ畑に遭遇。なんでも4000㎡もある

らしいです。4月頃が見ごろらしくやや緑の部分は多くなっているものの、まだまだ綺麗です。

物産館はおススメがトマトらしく完熟トマトの他トマトカレーなども売られていました。

そういえば鴻巣の荒川河川敷では花まつりが開催されているとのことでポピーと麦なでしこなどが

見ごろをむかえ、今週末の15日と16日がメインのようです。

私共も混雑を避けて来週行ってみようかと思っています。

北本の地場物産館桜国屋  北本市深井7-265-4 電話048-544-5321

鴻巣花まつりについては以下のページにてご確認ください。

第11回こうのす花まつり|鴻巣市ホームページ

 

 

 

 


築城の教科書「嵐山町の杉山城跡」

2021-04-28 16:02:35 | 旅行

杉山城跡は戦国時代の山城跡であり、街道を見下ろす丘陵の尾根上におよそ10の郭を配置した造りとなっています。土塁と空堀とで仕切られた

郭を山の高低差を利用しながら巧みに配置して、少人数で立てこもり、多数の敵を迎え撃つための実践に備えた要塞です。

各郭は横堀や帯郭が囲み塁線には折連続しています。木橋や土橋を用いた様々な形態の郭の出入り口には侵入方向に対して真横からも矢を射かけ

て防御する横矢掛かりを施し、大切な井戸の上方からこれを防御する井戸郭などが配置されています。実際歩いてみると下からは全体を見ること

や一気に駆け上がることは難しく、裏側は急斜面になっていて裏から攻めることも難しそうなまさしく防御力が高い造りになっているのがわかり

ます。一方で城主や築城年代については記録がなく不明でしたが発掘調査で15世紀後半頃に山内上杉氏が扇谷上杉氏に対抗して築城したものと

考えられています。杉山城跡はその高い築城技術により「築城の教科書」と呼ばれ、続日本100名城にも選ばれています。

また、大きな石で塞いだ今も年間通して水が渇れることがないという井戸跡なども見どころです。

杉山城跡 比企郡嵐山町杉山605

 


箭弓(やきゅう)稲荷神社の牡丹園

2021-04-28 15:32:18 | 旅行

東松山の箭弓稲荷神社では、牡丹園が併設されております。

すでに早咲きの牡丹は花が落ちていますが、遅咲きの薄い黄色の花を中心に咲いています。園内には他に藤棚やツツジもあり今見ごろとなっています。

牡丹園を目当てにいかれてもいいですが、箭弓稲荷神社もその創建は約1300年前まで遡り野久稲荷神社と呼ばれていましたが、平安中期に源頼信が

平忠常討伐の際、戦勝祈願をしたところ箭(矢)の形をした白雲が現れたことにより、戦に勝利したことからご社殿の建替えを寄進するとともに箭弓稲荷

神社とするよう里人に命じたと伝わっています。以来松山城主や川越城主をはじめとして多くの人たちの信仰を集めてきました。現在も大小百あまりの

講社があり様々な祈願社として信仰されています。

箭弓稲荷神社 東松山市箭弓町2-5-14 電話0493-22-2104

 


不便でも是非訪れて欲しい「岩殿山 安楽寺(吉見観音)」

2021-04-27 22:35:58 | 旅行

昨日は、県内移動での訪問ということで、嵐山町の杉山城を最終目的地にして、吉見町安楽寺(吉見観音)と東松山箭弓稲荷神社へ行ってきました。

それぞれに魅力も多く、投稿は分けることにいたしました。まずは、吉見町の安楽寺(吉見観音)から。

吉見町といえば吉見百穴ぐらいしかご存じない方も多いのではないかと思いますが、私たちも安楽寺(吉見観音)は初めて訪れました。

正直、自家用車がない方には東松山からタクシーなどを利用するしかない不便な場所にありますが、ご利益があるとの情報もあるようです。

駐車場からひなびた団子やさんのある参道を数分歩くと立派な仁王像が安置されている仁王門がお出迎え。

岩殿山安楽寺の起源は約1200年前まで遡り行基菩薩が観世音菩薩の像を彫って岩崖に収めたこととされ、坂上田村麻呂が奥州征伐の際領内の総鎮守

としたと伝えられている。また、源頼朝の弟である範頼が幼少期に身を隠していたといわれ源平の合戦後、本堂や三重塔を建立しましたが北条氏と

の戦いですべて焼失した。現在の本堂は約350年前、三重塔は約380年前に再建されたものとなっており江戸時代の様式を保持している建物として

県の指定を受けています。裏山の深い森とともに静けさと独特の空気感が歴史を感じさせて何か気持ちが落ち着く感じです。

見どころは、ほかにも約200年前に鋳造されたといわれ吉見大仏と親しまれている阿弥陀如来像や本堂の欄間にある左甚五郎作といわれる「野荒しの虎」。

八起地蔵や六地蔵などなど。

不便ですがぜひ一度訪れて欲しいお寺さんです。

岩殿山安楽寺(吉見観音)  比企郡吉見町御所374 電話0493-54-2808  

安楽寺ホームページはこちら

https://yoshimikannon.jp