陽性2日目。
夜中に熱を測った時、38.7度を記録。
今回のコロナ感染で、最高体温でした。
とはいえ、熱で苦しいという事はなく、ただ体温が高いだけなので、氷嚢とアイスノンで冷やし続けるだけなのですが、辛かったのは、喉!
心配してメッセージくれる友にも、
「ウソついてないのに、針千本飲まされてる感じ」
と返事するくらい、今までに体験したことないような激しい痛みで、飲食できなくなりました。
メイメイちゃんに相談すると、
「北京で喉が痛い人の中で、この飲み物が流行っているよ~」と。
中国でもコロナになると喉が痛くなる人が多く、こちらでは
「刀片嗓」と言われていて、カミソリを飲んでる位の痛さ という意味。
来るまでに治ってればいいな~なんて、その頃は笑ってたんですけどね・・・
事件が起きたのは、19時過ぎだったかなぁ?
台所で、お茶を作ってた時に、急に手が収縮し始めて、グーの状態から開かない!! 開かないどころか、ギューギューと締め付けられて、手が痛くて、腕全体も痛くなるという事態。 そのうちに、内臓も収縮する感じがして、もうどうにもならないと思い、旦那に救急車を要請。
台所で倒れ込んでたんだけど、ふと、お湯に手をつけたい! と、考えが降ってきて、ボウルにお湯を入れてもらい、入れてみると、少しづつラクになっていく~~~~
実際、救急隊の人が到着した頃には、かなり落ち着いていたのですが、キャンセルしてもお金がかかる(中国の救急車は有料)というし、生まれて初めての症状だったので、病院に連れて行ってもらうことに。
救急車と言っても、サイレンも鳴らしてくれないので、救急車という車で病院に連れて行ってもらった感じ。 運ばれたのは、東方医院。 地元のかなり大きな病院です。到着するとすぐに、旦那は交通費請求されてました・・・110元也。
まずは血液検査。
それも救急の部屋はいっぱいで、乗せられたストレッチャーは廊下に運ばれたんだけど、そのまま廊下にて。 看護師さんは、日本と比べたら仕事雑だし、強引だし、結構痛い。 もう野戦病院なんだと思って、諦めモード。
野戦病院なので、点滴する人も普通なら、点滴台??ぶら下げるやつがあると思うんだけど、自分で持ってトイレへ・・・ 怖すぎる~
血液検査の結果を待って、診察を受け、心電図とCT検査。
ストレッチャーのままだと心電図の部屋に入れないので、廊下でやる!とか看護師に言われ、流石にこの歳でも、廊下での心電図はプライド許さず、歩いて心電図の部屋まで行きましたよ。
どちらも異常は無いとの事で、抗生物質の点滴をして帰宅していいとの診断で、点滴室へ。
日本の病院って、点滴してもらうの、なかなか大変なのですが、中国の病院は点滴部屋みたいなのがあって、病院の待合室状態で、並んで点滴してもらってます。
1本目の抗生物質が終わり、2本目は生食。
その途中で、点滴が早かったせいか、手が痛くなり、落とす速度をゆっくりにしてもらい、3本目にまた抗生物質。それが終わりかけた時に、また手がギューっと収縮する発作が!!! 今回は、冷や汗もいっぱいで、病院にいるのに、なかなか助けてもらえず、辛い時間・・・ お湯を持ってきて~と言っても対応してくれず、苦しみだして10分以上経って来た先生も、「リラックスして~ 呼吸して~」って、意味ない事しか言わず。
もうこの病院はダメだ・・・と、浦南医院の国際部に連絡してもらいたかったのですが、医療通訳で来たお兄ちゃんが、また使えない人でなかなか連絡してくれない 旦那が、以前、夜中でも診てもらった事がある!! と主張して、やっと電話してくれて、行ける事に。
浦南医院に行ってわかりましたけど、そこの国際部は当直の先生が絶対1人はいるし、日本人の先生か、中国人の先生でも日本語話せるので、安心して行ける病院でしたよ。 医療通訳の会社も、日中いつも常駐してる人が1人いるのに、何で知らないのか。今考えると、不思議でならない。
当直でいらっしゃった、日本語ペラペラの中国人のイケメン先生。 きちんと説明してくれて、やっと安心。 1回目の発作は、多分熱による神経伝達の異常という事。2回目は点滴の抗生物質2本が、普通は1日2回、時間を空けてやる点滴なのに、すぐにやったせいで起きた物では無いか?との事。
コロナ陽性だし、血液検査で細菌感染の数値も高く、喉痛くて飲食もできないし、またいつ発作が起こるかわからない私が帰宅しても旦那不安だし、そのまま入院という運びに。
自分がコロナで入院する事になるとは・・・
中国生活最大のネタだよ! と、元気になってからは思えるけど、その時はそんな余裕は無く、ベッドに倒れ込むように寝るだけなのでした。