カメラのバッテリーは、残りわずか。。。
温存しなければプリンの撮影不可
そんなわけで、表参道から青山。
シャッターを切りたい気持ちを抑え、
風を楽しみながら
目的地の
COFFEEHOUSE NISHIYA さんに到着。
ところが、入り口のドアノブには、
すでに『CLOSED』のボードが。。。
すっかり、営業時間を忘れておりました。(涙)
そう、本当に涙が滲んで。。。うるうる
外から写真を撮っていたんだけど、
『このままでは、帰れないっ!』
勇気を出してドアをそっと開けると、
中から私の様子を見ていた
NISHIYAさんのお兄さんが、
「いいですよ」
「本当ですかっ!すみません」
席や荷物を入れるカゴ、オーダーまで
とってもスマートに案内してもらい。。。
初心者の私 (^_-)-☆ なーみんも安堵
こんな閉店の時間にもかかわらず、
この日は、
あの『キング・ぷりん』様がいらっしゃったのです。
意思が固いキング・ぷりん様は、
カプチーノの風格に負けない力強さと、
ほろ苦くも温かい包容力と甘いセンスが、
大人のぷりん
『んーっ、おいちい 』
例の如く、そんなことを考えながら眺めていた
外の景色は、
エスプレッソ色の不思議な濃いセピアのフィルターが
かかっているようで。。。
この温かい空間とこれまでの一日一日に
感謝している自分に気づきました。
バリスタなるもの所作が美しくなければ。。。
という言葉を呪文のように唱えられていた
有名なバリスタさんがいらっしゃいましたが、
きっとその所作の美しさは
心地よい空間を演出するための
ひとつの大きな手段なのかもしれない。
NISHIYAさん、
やさしく、話しかけていただきありがとうございました。
噂以上の感慨深い美味しさでした。
ごちそうさまでした。