JCP-にしざわ博の日記-

みんなと明るい未来をつくる39歳、にしざわ博です。活動、日常、感動なんでも書きます。

拉致問題と諸外国との交流についての考え

2014-04-09 10:04:56 | 日記
 おはようございます。いつもブログをみていただき、ありがとうございます。新潟市も桜が咲き始めましたね。私は、この1周間あまり体調崩していましたが、ようやく良くなってきました。
 先月、高橋さんから、北朝鮮の拉致問題と諸外国との交流についてご質問がありました。重要な質問でいたので、コメントではなく、ブログの記事としてお答えしますので参考にしてください。回答が遅れて大変申し訳ありません。

Q1
お尋ねしますが、共産党は拉致問題で、拉致被害者家族が相談に行った際に、どうやらうまく対応してなかったらしい。
蓮池さんの兄が以前、記者会見会場で、共産党のことを罵っていたのを私は見た。
いくら思想が近かったりする国であっても、やっぱりその対応はまずかったんじゃないか。

A1
まず、北朝鮮は社会主義でも共産主義の国でもないと考えています。まったく思想は近くありません。拉致問題をはじめ、北朝鮮の違法・無法な行為について厳しく糾弾してきました。
 拉致問題については、1988年に国会ではじめて「北朝鮮による拉致疑惑」を政府に認めさせました。横田めぐみさんのご両親が新潟県委員会にご相談にこられたときも、真摯に対応いたしました。小泉政権時に、蓮池さんたちが帰ってときも、大変よろこびました。
 どのように解決するかですが、外交努力・6カ国協議を続けるこが重要と考えています。アメリカも中国も韓国もロシアも、戦争や武力による解決を望んでいません。また、日本と北朝鮮に正式な外交ルートがないことも問題のひとつであり、国会で外交ルートをつくることを提案してきました。6カ国協議と外交ルートをつかって、粘り強い交渉を続けることが大事だと思います。

Q2  
共産党はよくチベット自治区のほうやイスラム圏の国々とは対話などをしているが、それ以外の国とはあまりそういうのは見かけない。なぜなんですか?

A2
1990代後半から、野党外交に努力してきました。東南アジアからはじまり、南米、アフリカ、イスラム圏とひろげ、2000年代後半には、ヨーロッパ諸国とも交流してきました。
 アメリカへとは、近年交流をふかめていますし、もとより私たちは、反米主義者ではありません。リンカーン大統領とマルクスが書簡のやりとりをしていたこともあるくらいです。
 宗教や価値観、文化の違いを相互理解をふかめ、民主主義と平和をもとめる世界の国々や市民と連帯することも綱領に位置づけている政党です。
 また、中国共産党とは1998年まで断絶状態でした。関係が回復してからも、チベット問題や少民族問題、民主主義に関する問題、尖閣諸島問題など、適切に批判してきました。中国は、社会主義・共産主義には到達していない国であり、諸問題をかかえ、今後どうなるかわからないと考えています。