イラク戦争から10年-テロも戦争もない世界へ-

　こんばんは。ブログの更新がしばらくできなかったので心配されていた方もいると思いますが、10日間の研修で静岡県に行ってましたので更新ができませんでした。10日間、全国の仲間と学び交流するなかで得たものは計り知れません。今後の活動と人生に活かしていきます。
　さて、今日は3月20日は、イラク戦争が始まって10年目にあたります。10年たって、あの戦争が何だったのか、なにをイラクにもたらしたのか鋭く問われます。戦争開始の大義だった「大量破壊兵器」はどこにも存在しなかったことがアメリカ自身も認めるかたちで決着がつきました。イラクでは、テロはなくなるどころか最近でも大きなテロが相次いで貧困と社会不安がひろがっています。宗教対立も激化して深刻化しています。また、イラク戦争に賛成し協力した国々では国民の反戦運動によって政権交代を余儀なくされました。イラク戦争に反対したアジア・アフリカ・ラテンアメリカの国々をはじめ大多数の国々は、経済的にも政治的にも大きな影響力をもつまでに発展しています。日本はイラク戦争にいちはやく賛成し、自衛隊を派兵させ、米兵を輸送する役割を担いました。アメリカのいいなりになって大義もない戦争に加担した罪は重いとおもいます。
　１０年前は学生でしたが、世界と連帯してピースウォークや反戦行動にとりくんだことを思い出します。米兵をふくめてイラクで犠牲になったすべての人々に哀悼の意を表するとともに、憲法9条をいかした平和な日本と世界を実現するため、がんばることを誓います。

先生ふやしてほしい！－いじめ・体罰問題で小中学校訪問－

　昨日は、渋谷明治元市議と新潟市東区の小学校・中学校へ訪問して、日本共産党が昨年11月に発表した「いじめのない学校と社会を」という教育政策のパンフレットをもって、お話をききました。2人の小学校の校長先生と1人の中学校の校長先生とお話できました。現在、文科省が体罰の実態調査を行っていて「どこで」「どの先生が」「どんな体罰をしたか」ということを保護者に配布して調査しているそうです。ある校長先生は、「封筒がかえってきたがあけるのが怖い。教員は『自分の名前が書いてないかどうか』不安な毎日をおくっている。萎縮してしまっている。実態調査は良いことだが、現場の教員が萎縮していては何もならない。解決の方向を考えないと。」とおっしゃっていました。また、「現場の教員はいっしょうけんめいがんばっている。根本的に教員の数が足りないのが問題だ。先生をふやしてほしい。」と先生が足りないことが根本問題だという認識で一致しましたまた、「どの党でもいじめ問題がんばってほしい。」「公務員も賃上げしてほしい。」など様々なご意見をきき、大変勉強になった訪問活動でした

福島を忘れない－野外コンサート＆デモ－

こんばんは。今日は、「福島を忘れない～野外コンサート＆デモ～」（なくそう原発新潟市民ネット主催）に参加してきました
　福島原発事故から2年をむかえましたが、15万人あまりのかたが避難をよぎなくされ不安な毎日をおくっています。事故の原因もまだわかっていません。そのなかで、安倍首相は「安全が確認された原発は再稼働させる。」と再稼働を明言しました。こんなことは許せないと集会に参加しました会社帰りのサラリーマン、子ども連れの家族、高校生など30人あまりが足をとめて「原発ゼロ」をアピールしていました

デモまで参加する時間がありませんでしたが、かえるくんも元気に行進してました

感動のデモ行進！！－ＪＡの職員さんといっしょにアピール－

　こんばんは更新が遅れましたが、昨日は「ＴＰＰ参加阻止県民共闘会議」（農民連や共産党など加盟）が主催して、緊急「昼デモ」が開催され、県農協中央会（ＪＡ県中央会）の職員さん50人あまりが「ＴＰＰ交渉参加絶対反対」ののぼり旗をもって参加するなど、100人以上が参加しました！連帯あいさつしたＪＡ県中央会の近藤功農業対策部長は「日米共同声明後にＴＰＰ参加が既成事実化されようとしており、交渉参加での条件闘争に入ったかのような政府・財界・マスコミの動向に憤りを禁じ得ない。聖域なき関税撤廃を前提にしたものとしか理解できない。ＴＰＰは医療・保険・雇用を含め国民全般のくらしにかかわる。絶対に反対。運動を県民、国民に広げ、共同の輪を広げていこう。」と訴えました。力強い訴えに感動しました
　デモ行進は、ＪＡ新潟中央会のビルや共済会のビルがある東中通りを通りましたが、ビルから職員さん30人あまりでてきてくれて、いっしょに「ＴＰＰ交渉参加反対」「公約を守れ」「農業とくらしをまもれ」とシュプレヒコールをあげてくれましたあの瞬間は心がひとつになったようで「最高」でしたね新潟県では、ＪＡの方と日本共産党の代表がいっしょにデモ行進することは今までなかったことなので、歴史的瞬間にたちあったことになりますこれからもＪＡのみなさんといっしょに「ＴＰＰ交渉参加反対」の一致点で、連帯していく「参加断念」に追い込んでいく決意です

衝撃ニュース！！－自民党の衆議院議員205人が「TPP反対」で当選－

　こんばんは今日は衝撃のニュースをアップします。3月4日付「しんぶん赤旗」には、昨年の衆院選挙で当選した自民党議員のうち、約7割が「ＴＰＰ参加反対」と選挙公約で表明していたことがわかりました調査は、有権者に配布された３００の小選挙区の選挙公報を中心に行い、明記のなかった議員については、メディアが選挙期間中に行った「候補者アンケート」で調べたとのことです。「賛成」はわずか24人で全体の8.1％しかなかったようです。　
　小野寺防衛相（宮城6区）は、「ＴＰＰ断固反対を貫く」と見出しをかかげ「今、ＴＰＰに参加すれば、震災で甚大な被害をうけた東北地方、日本の農林水産業は厳しい状況に立たされます。」と述べています。田村厚労相（三重4区）は、「例外なき関税撤廃は絶対反対」「日本の農業や公的医療保険制度を破壊するお恐れがある。」と公約にかかげました。新潟県2区の細田健一議員は、「ＴＰＰがかかげる全ての品目の例外なきゼロ関税化の原則は、我が国にとって受け入れられないものです。」とＴＰＰの原則まで説いています。
　総選挙では、ＪＡの政治団体「全国農業者農政運動組織連盟」（全国農政連）がＴＰＰ交渉参加に反対することを条件として候補者を推薦しています。当選した163人が推薦をうけています。推薦された議員、公約を掲げた議員は、絶対に公約を守るべきです