ガンはじめました〜笑って泣いて神頼み〜

大腸癌・ステージⅣと出会ったアラフィフおばちゃんのちょっと変わった日常ブログです。

急展開(part.2)

2020-12-28 23:55:00 | 日記
紹介先のA病院入口では、コロナ対策の洗礼の儀が待ち構えていました。
消毒液でウォッシュ。
これ、ジェルだと出過ぎちゃった時伸びなくて困るんですよね(苦笑)
お次はおでこにピッ。
検温くんの登場です。
私はあまりこの手の額用体温計を信用していません。
何故なら。
同居人・しおちゃんの職場のそれで計るとみんな33℃〜34℃になるの(笑)
従業員全員が低体温症で勤務開始ってどんなよ?(爆)
頑張っているのに会社から守られていない全国の皆さま。
あなたの頑張りは私にちゃんと届いているからね〜!
主婦含むお家ワークや学生さんももちろん。
毎日、お疲れさまですm(_ _)m



おっと〜、また脱線が長くなった猫野選手!
ファンタジーなメッセージを綴り出したー!
もはやまともなブログにすることを諦めてしまったのか!?
ちょっとこれはこっ恥ずかしいぞー!!

話を戻します。



消化器科外来専用の待合室で待機していると、体温計と問診表を持った看護師さんがやってきました。
大丈夫。
今度は脇で計るタイプでした(笑)
熱は、36℃後半。
全然余裕〜ッス。
いざ病院に行ったら熱が無かったパターンてあるしね。
いつの間にか時刻は午前の受付ギリギリ。
それなのに熱が下がってしまい、何だか申し訳なくなりました。
でも、せっかく紹介状まで書いて頂いたし、紹介状代もバカにならないのでそのまま待ちました。

40分は待ったでしょうか。
初めて来た病院に緊張しているためかグッタリしてきたようなしていないような。
とりあえず、観察所に行っていた同居人の2人がお昼ご飯を食べるであろう時間になっていたため、メッセージで循環器内科からの経緯を知らせてボケ〜っとしていました。

すると、ハリセン○ンの春菜さんに似た先程の看護師さん(以下、春菜さん)がやって来てまた体温計を渡され、あれよあれよという間に猫野は血圧計と指で計る酸素測定器のフル装備になってしまいました。

へぇ〜。
外来なのに個人血圧計か。
大きな病院だけあって対策バッチリやんなぁ。
コロナだからみんなが使う外来設置のものを共有させないような配慮だったりするんかな?

ここに来て約1時間。
なんじゃこりゃ!?(驚)
2回目の検温では38.9℃でした。
はい、キタ!お熱あるある別バージョン。
数値を見てかえって具合が悪くなるやつです。

フル装備セットを回収した春菜さんが居なくなり、閑散とした待合室で一人になると急に心細くなってきました。

自分の身体の中で何が起こってるんだろう?
私…そんなに悪いのかな(汗)

メンタル強之助、高熱のイリュージョンに押されるの巻。
いえいえ。
そんな時こそが私の得意分野、“発想の転換力”を最大に使う場なのです。

んー…
こりゃ、循環器内科で風邪でも貰って来たかね。
そういや、喉渇いたなぁ。
おっ!
吐き気で飲み物もあんま受け付けなかったのに、飲みたくなってるっていいことやーん♪

暇と高熱ゆえの変なテンションで無駄にポジティブ加減がウザくなっていた猫野は、近くにあったウォーターサーバーから少しお水を頂き、細やか〜な潤いをこの身に取り戻しました。(この年齢の保水力の無さをナメてはいけない)



そうね。
お気付きでしょうか?
ウォーターサーバーが共有出来るのだから、私が装備していた個人血圧計はコロナの配慮ではなかったということです(苦笑)

急展開(part.1)

2020-12-28 23:49:43 | 日記
長い夜が明け、翌日の朝一。
その日は私の義姉・あーみんの保護観察所の面談予定だったので、ひとまず担当の監察官に事情を説明し、代理で同居人・しおちゃんが行く許可を頂きました。
私はというと、いつもの如くズレズレな発想に身を委ね、ワンパターン化しつつある循環器内科へ泣き寝入りの当日予約を入れました。
猫野だけに猫まっしぐらです(寒っ)

『あのねぇ…分かってると思うけど、うちは専門外なんですよ?(困惑)』

普段、穏やかで親切な循環器内科の先生の怪訝な顔は今でも忘れられません。

で…すよね(汗)

この時はまだ内科と付くだけで内臓に関することは全て把握出来ていて取り扱っているものと思っていた猫野。
内科といえども、こちらは風邪や喘息を主に診ているクリニックです。
上半身のレントゲンであれば検査も可能ですが、下腹部に於いては機械そのものがありません。
エコーでなら胸に当てる線をお腹に伸ばせばいけるかも?だなんて、ド素人の私の発想はただのアホ丸出しな発想でしかないのです。

しかし、ヘイ ドクター!
そこを何とか。
痛み止めだけでもプリーズ!!
もう嫌な患者でいい。
出禁になっても構わない。
アイ ウィッシュだよ、先生ー!!!

戸惑う先生に猫野は更なるムチャぶりをし続けました。

『あの…痛いってことはどこかで炎症が起きてるかもしれないってことですよね?
ここのホームページにコロナ以外の感染症の検査を受付してると書いてあったと思うんですけど、それって受けることは出来ませんか?』

斜め上の発言に先生はドン引き。
それは、ノロ・カンピロバクターなど胃にウイルスや細菌感染の疑いがある時に受ける検査だったからです。
身に覚えも無く無理を言う私に、先生は小さな溜息をついた上で渋々了承して下さいました(感謝)



炎症検査は、採血で別途追加項目という形になるようです。
そこから怒濤の急展開を迎えました。

狭い廊下を看護師さんがバタバタ。
改めて呼ばれた診察室には先程の怪訝な顔ともまた違う真剣な表情を浮かべる先生の姿がありました。

『猫野さんね。検査の結果、とんでもない数値が出てしまってます。
今から紹介状を作ってお渡ししますから、そっちで必ず診て貰って下さい。いい?分かった?』
『え?あ、はい。そうなんですか?じゃあ、なるべく早く行ってみます。それより鎮痛剤は…』
『いや、すぐですよ!すぐ!!』
『えっと…後日じゃダメなんでしょうか?』
『このあと何か急ぎの予定でもあるの?』
『いえ…ありません』

先生が看護師さんを呼んで何やらゴニョゴニョ。

『もうタクシー手配させたから今から行って貰うよ!』

うーん。紹介状って…
とんでもないとか大袈裟じゃない?
1日〜2日経ってから行ったってさほど変わらんでしょうに。
どういうこと??

比較的痛みが和らいだ気になったところで調子こいてチャリに乗って来た私の思考は無敵でした。

廊下に出てお会計を待ってる間にも看護師さんが忙しなく行ったり来たり。
突如、足元に跪いた看護師さんに渡された体温計で計った熱は、起床時とあまり変わらず37℃後半。

『大丈夫?付き添うから安心してね。タクシー待てる?』
『いえ、一人で大丈夫ですし待てるんですけど、自転車が…』
『置きっ放しでいいから!(苦笑)ホントに一人で平気?』

もし、あの時に戻れるのなら自分で自分にツッコんであげたいです。
オメェは何の心配をしてんだよ!と。(←戻りたいとこまでおかしな人)



※余談
我が家のチャリはしおちゃんが勤め先からお借りしている借り物です。
クリニックの前は大通りだし、クリニックにかかるご迷惑も心配の種でした。(ムチャぶりしておいて今更)





語彙力も文章をまとめる力も皆無な私のブログを覗いて下さり、ありがとうございますm(_ _)m
嬉しいものでとても励みになっています。

受け入れ拒否(part.1)

2020-12-28 02:00:33 | 日記
季節は変わりまだ暑さの残る9月。
私の環境も色んな形で変わろうとしていました。
服役中だった身内の一人・あーみんことあみちゃんは、無事にお務めを終え、お陰さまで仮出所。
猫野が身元引受人となりガラ受けする予定だったため、同居中の友人・しおちゃんと3人での新生活が始まったばかり。
これは、その頃の出来事です。



『もう無理しないでいいよ!救急車が嫌なのは分かるけど…』
『そうだよ。救急車呼ぼう!』

◎※△☓□%!!!!!(やめて下さい…それだけは!!!!!)

消化器内科で案の定、内視鏡検査を薦められ、待つこと一ヶ月。
猫野の身体は痛みが出ており、はち切れそうなお腹もパンパラパン。
飲まず食わずに眠れずが加わり、見ているほうも限界だったのでしょう。
朦朧とする意識の中で見る二人の姿はとても痛ましく。
心配をかけまいと思っていたことが仇となっていることに気が付き、猫野も降参。

ところが。
この地域ではコロナの感染者が急増していたため、そちらが最優先。
めちゃくちゃ丁寧に脱水症状の際の対処法を教えて頂いたものの、やんわりとお断りされてしまいました。
仕方なく通院していた消化器内科に連絡をするも反応はほぼ同じ。
足を高くして寝ているか救急車を呼ぶしかないと言われ、検査も中止。
その他の病院も一見さんお断りムードです。

うん。
コロナだからしゃーない。

なんて思えるわけないじゃないですかー。
同じ病人なんですよ?
同じ人間なんですよ?
せめて…せめて状態を見てから判断して欲しい。
この時は自分のことしか考えられませんでした。



だけど、落ち着いて考えてみると難しい問題なんですよね。
それぞれに感情があって、立場もあって。
命の選別をしなくてはいけない時があるんだなぁ。



まだまだ新型コロナは感染者急増中です。
暴飲暴食も多いこの季節。
皆さんもどうかご自愛下さいませませ。

消化器内科

2020-12-28 01:50:00 | 日記
見つけたところは、この辺では評判の良い大きな病院から独立した先生が開業したというクリニック。
家からバスで20分。
完全予約制でコロナ対策も万全。
ちょこちょこ通うには少し遠い気もしたけれど、駅近で雨の日の通院もお買い物も楽々♪(笑)

そこでは、問診、触診、レントゲンを受けました。
採血や尿検査などは無し。
特に診断はつかず。
先生曰く、通常、小腸というものはガス溜まりがレントゲンに写りにくいものらしいのですが。
私の場合、そのガス溜まりがレントゲンで見てもクッキリ・ハッキリ・がっつし写っていたようで。
まずは便秘に効く整腸剤を飲み、そのガス溜まりをとっ払わないことには正確なことが分からないんだとか。

いいですよ。
こうなったらとことん下痢を謳歌してやろうじゃないですか!!(嘘です、はい)

こうして循環器内科で頂いたものとは別の種類の整腸剤が処方され、私は2週間の経過観察を告げられました。
診察時間は、ものの5分。

え〜。
わざわざ20分かけて来て、30分待った結果がこれですか。
下痢を治すはずが下痢必須アイテムをサクッとゲット(涙目)
うそーん…マジかぁ。

今にして思えばそんな風に思えているうちが華でした。
厳しい現実を知らないほうが良かったとは思っていませんが。
知らないってある意味幸せだよね。
人って強欲だし、当たり前な日常の中で願望も不満も尽きなかったりしますよね。
だけど、私はこのブログで「そんな普通の日常を大切に生きて下さい」と言う気はさらさらなかったりします。
だって、よほどのことが無い限りなかなか意識し続けられることではないですもん。
出来ることなら意識せんと過ごすのが一番です。
それが普通の日常ってやつですからね。

…って、こんなこと書いちゃっていいんかな?(苦笑)
開始早々、ロクなブログじゃないな。