ガンはじめました〜笑って泣いて神頼み〜

大腸癌・ステージⅣと出会ったアラフィフおばちゃんのちょっと変わった日常ブログです。

受け入れ拒否(part.1)

2020-12-28 02:00:33 | 日記
季節は変わりまだ暑さの残る9月。
私の環境も色んな形で変わろうとしていました。
服役中だった身内の一人・あーみんことあみちゃんは、無事にお務めを終え、お陰さまで仮出所。
猫野が身元引受人となりガラ受けする予定だったため、同居中の友人・しおちゃんと3人での新生活が始まったばかり。
これは、その頃の出来事です。



『もう無理しないでいいよ!救急車が嫌なのは分かるけど…』
『そうだよ。救急車呼ぼう!』

◎※△☓□%!!!!!(やめて下さい…それだけは!!!!!)

消化器内科で案の定、内視鏡検査を薦められ、待つこと一ヶ月。
猫野の身体は痛みが出ており、はち切れそうなお腹もパンパラパン。
飲まず食わずに眠れずが加わり、見ているほうも限界だったのでしょう。
朦朧とする意識の中で見る二人の姿はとても痛ましく。
心配をかけまいと思っていたことが仇となっていることに気が付き、猫野も降参。

ところが。
この地域ではコロナの感染者が急増していたため、そちらが最優先。
めちゃくちゃ丁寧に脱水症状の際の対処法を教えて頂いたものの、やんわりとお断りされてしまいました。
仕方なく通院していた消化器内科に連絡をするも反応はほぼ同じ。
足を高くして寝ているか救急車を呼ぶしかないと言われ、検査も中止。
その他の病院も一見さんお断りムードです。

うん。
コロナだからしゃーない。

なんて思えるわけないじゃないですかー。
同じ病人なんですよ?
同じ人間なんですよ?
せめて…せめて状態を見てから判断して欲しい。
この時は自分のことしか考えられませんでした。



だけど、落ち着いて考えてみると難しい問題なんですよね。
それぞれに感情があって、立場もあって。
命の選別をしなくてはいけない時があるんだなぁ。



まだまだ新型コロナは感染者急増中です。
暴飲暴食も多いこの季節。
皆さんもどうかご自愛下さいませませ。

消化器内科

2020-12-28 01:50:00 | 日記
見つけたところは、この辺では評判の良い大きな病院から独立した先生が開業したというクリニック。
家からバスで20分。
完全予約制でコロナ対策も万全。
ちょこちょこ通うには少し遠い気もしたけれど、駅近で雨の日の通院もお買い物も楽々♪(笑)

そこでは、問診、触診、レントゲンを受けました。
採血や尿検査などは無し。
特に診断はつかず。
先生曰く、通常、小腸というものはガス溜まりがレントゲンに写りにくいものらしいのですが。
私の場合、そのガス溜まりがレントゲンで見てもクッキリ・ハッキリ・がっつし写っていたようで。
まずは便秘に効く整腸剤を飲み、そのガス溜まりをとっ払わないことには正確なことが分からないんだとか。

いいですよ。
こうなったらとことん下痢を謳歌してやろうじゃないですか!!(嘘です、はい)

こうして循環器内科で頂いたものとは別の種類の整腸剤が処方され、私は2週間の経過観察を告げられました。
診察時間は、ものの5分。

え〜。
わざわざ20分かけて来て、30分待った結果がこれですか。
下痢を治すはずが下痢必須アイテムをサクッとゲット(涙目)
うそーん…マジかぁ。

今にして思えばそんな風に思えているうちが華でした。
厳しい現実を知らないほうが良かったとは思っていませんが。
知らないってある意味幸せだよね。
人って強欲だし、当たり前な日常の中で願望も不満も尽きなかったりしますよね。
だけど、私はこのブログで「そんな普通の日常を大切に生きて下さい」と言う気はさらさらなかったりします。
だって、よほどのことが無い限りなかなか意識し続けられることではないですもん。
出来ることなら意識せんと過ごすのが一番です。
それが普通の日常ってやつですからね。

…って、こんなこと書いちゃっていいんかな?(苦笑)
開始早々、ロクなブログじゃないな。



異変

2020-12-27 14:40:59 | 日記
新型コロナが世間を騒がせたまま迎えた2020年・夏。
季節的に気を付けなければいけないのはコロナだけではありません。
熱中症も然りです。

熱中症予防→水分を補給→浮腫む→オシッコで余分な塩分を出したいから水分を補給→浮腫む

はい。
無限ループの完成です。

何でも“適度”が難しい。
家に居ても熱中症ってなりますしね。
ここは倒れるよりマシだろうと。
私もミネラルウォーターや麦茶でせっせと水分補給をしておりました。

ところが。
8月に入り、身体が気怠く感じることもしばしば。
クーラー病?
寝不足?
いんちきストレッチのし過ぎ!?
思い当たる点は数知れず。
とうとう下痢も毎日。
気付けば出ていない日が無いくらいに続いていました。
さすがゲイリー猫野。
オリンピックは遠退いたけど、連日記録を更新!
猫野!(チャッチャッチャッ!)
猫野!!(チャッチャッチャッ!!)

すみません…
話を戻します。



再開した循環器内科の先生からは、熱中症故の脱水症状では?と言われていました。
なるほど。
私も納得。
時折、手足の痺れや呼吸の乱れがあり、特有の頭痛こそ無いものの、吐き気やら嘔吐も見られる始末です。

『下痢しても水分摂ってね 。摂らないと余計に脱水起こしますから』

え〜。
飲み物だけでお腹ガボガボですやん。

仕方がありません。
脱水を起こすと身体のミネラルバランスが崩れ、ナトリウム不足など電解質異常が起きてしまいます。
そうするとそれが原因でまた更に脱水症状が悪化するわけです。
私はひたすら水分補給に努めました。

しかし。
その後、思うように食事が取れなくなりました。
恥ずかしながら私の勘違いはここから加速の一途を辿ります。
食欲不振を満腹と間違え。
気持ちの悪さを飲み過ぎと間違え。
腹水が貯まって膨らんだお腹を中年腹ってスゲーくらいにしか思わず。
何なら痩せたと言われれば密かに喜んでさえいました。



鈍感にもほどがあるよね!



たまに高熱が出たりすると頭をよぎったのはコロナ。
見当違いもいいところ。

お茶碗半分になっていたご飯は1/4になり、お茶漬けになり、雑炊になり…
ご飯代わりのヨーグルトやプリンも摂れなくなったのち、ついには水分を摂っても嘔吐するように(汗)

この辺りで循環器内科の先生から一度消化器内科での検査を薦められ、私はようやくクリニックを探しました。

兆候

2020-12-27 13:27:38 | 日記
過敏性腸症候群と大腸癌の兆候はとても重なる点が多いようです。

・腹痛
・腹部膨満感
・便秘
・下痢
・細便etc.

その他にも多々あり、型も便秘型、下痢型、便秘と下痢を繰り返す混合型、人それぞれ。
特に大腸癌は卵巣癌などとの分別が専門家でも難しいようで、よく内視鏡検査を積極的に受けたほうがいいと言われているのはそういった理由があるためです。

大腸癌を知るきっかけとされている症状に、
下血
血便
などがあります。



私の場合、最初の兆候としてあったのは下痢と細便のみ。

分かるわけあるかいっっ!!

ですよ、まったく。
棚からぼた餅すら降って来たこともないのに大腸癌がジワジワと自分の身を蝕んでいたなんて。

癌はね。
まぁ、いいでしょう。
幼い頃に父を肺癌で亡くしているので、いずれはなるんじゃないかと。
他人事と思ったことはありません。
漠然とだけど70〜80歳になった頃になるかもしれないなぁ…とは考えていましたから。
何を根拠に70〜80歳だと思ってたんだ!?って話ですけどね(苦笑)

先天的な心臓病と高血圧の基礎疾患持ちで数年も経てば50を迎えるため、日頃から食事や健康には気遣っていたつもりでした。

だけど、人っていつ何が起こるか分からないものですね。
今年は特にコロナで様々なことが一変した方もいらっしゃったことでしょう。
私だけじゃないはず。

私もめっさタイミングが悪かったです。
例の下痢症状は循環器内科で貰った整腸剤で一旦終息。
改めて不調が現れたのは春頃だったでしょうか。
下痢と便秘を繰り返し。
今年は健康診断を受ける気でいました。
そしてやっと誕生日を迎え、特定健康診断の案内が来たと思った矢先にコロナのお陰で検査が流れ。
かかりつけの循環器内科も休診。
適度なストレッチをしつつ、マスクを作るお家時間。
まったりと。
ゆったりと。
忍び寄る癌の存在にも気付かず。
私はのんきに過ごしていました。





いいね等して下さった方>
ありがとうございます(嬉泣)
ブログの使い方が分かり次第、お返しさせて貰いますm(_ _)m

きっかけ

2020-12-27 12:06:00 | 日記
『過敏性腸症候群でしょうね』

いきなり大腸癌と関係のない病名で恐縮ですが、これって大腸癌あるあるなのかな。

事の発端は一年ほど前。
大腸に異変を感じていたなんてそんなたいそうなもんではなく。
子供の頃からどちらかというと便秘症だった自分が下痢…下痢…そしてまた下痢…(お食事中の方への配慮ゼロ)
もういっそのことゲイリー猫野に名前を変えたほうがいいんじゃないかっていうくらいに下痢が続き。
持病で通っていた循環器内科で診察ついでにご相談をした時の診断もどきがそれでした。

えぇ。
大腸といえば消化器内科。
循環器内科からしたら専門外のこと。

『ストレスや環境の変化でなるんですよ。最近、何か思い当たるようなことはありませんでしたか?』

ストレスといったって、仕事や勉強、人間関係etc.
皆さん誰だってあるでしょう。
それに比べれば私なんて持病で既に休職中でしたし、人付き合いも多くはなく円満。
確かに生きてりゃ色々あって、当時は身内に受刑者を抱えること二人(汗)
これから彼らと向き合い更生していって貰うにはどうしたら…と人並みに考えることぐらいはありましたが、それはストレスとはいえず。
むしろ、意欲的でやり甲斐さえ感じていたほど、基本メンタル強之助(つよのすけ)な私です。
もっとデリケートで繊細な人たちがかかる過敏性腸症候群と言われてもいまいちピンと来ず。

ゲイリー猫野はとりあえず整腸剤を頂き様子を観ることになりました。