仕事のパートナーが亡くなった。
個人事業主であったため、親族の決定で仕事場は解散することになった。
親族が相続放棄を決めているので、片付けることへの協力は消極的。
だけど、娘や息子からみたら父親だ。
ずっと音信不通だった父親が、どんなことを考え暮らしていたのか、父親探しの片付けという冒険を彼らは始めていた。
パートナーのパソコン。郵便物。
1つずつ確認していた。
そしてため息をつく。
涙は時おり流しているが、明らかにため息が多い。
見たくない書類、知りたくない事実が見えてきて苦しんでいる。
その時の私はというと
仕事がなくなる。
事務所の賃貸契約の連帯保証人。
印刷機器のリースの連帯保証人。
会社がつけで買ってたさまさまな買掛金。
私が確認できることは知らなければならない。そして、私の責任も確認が必要。
この中で分かったことは、
連帯保証人っていうのは、契約者が死亡すると債権の権利を失うってこと。つまり身銭を払わなくてよくなるそうだ。
安心していいのか、どこかにブーメランが仕込んであるのか?
まだまだ油断することはできなくて緊張が続く。
賃貸契約の解約するのに、とてもお金がかかる。
解約を申し出て半年分家賃を払わなければいけない。
でも、契約者が死亡だから連帯保証人の私は無関係。
しかーし、当然相続するであろう親族が放棄したら、連帯保証人に戻ってくる!と説明を受けた。
ヤバい、ムリムリムリ
だいたい、全てのものの解約は私はすることが出来ない。
個人事業主の契約は全てが親族へ相続される。
故人と仕事のパートナーである私は
なーにも手続きを進められないのである。
脱線しました。
今回の話しのメインテーマ。
以前、同じ場所で活動していた法人時代の社長の話しだ。
彼が会社のお金を使い込み、自宅マンションから飛び降り亡くなったため、現私の仕事のパートナーが仕事を個人事業主として引き継いだと聞いていた。
と、私は聞いていたのだ!
だから電話の名義移動。
お寿司屋さんのつけ
税務署からの問い合わせ
私は、このかた亡くなりましたって返事をして仕事が継続できる様、連絡してまわったのだ。
娘が知り合いに確認したところ、この方、
そう、つまりは以前法人形態の頃の社長さん!
生きてた。
私のアタマは混乱してます。