秩父駅に着いたのは午後1時。
ざっくりとした地図を見て、あまり細かい道を歩いても
わかりにくいだろうと、多少遠回りでもわかりやすいルートで行こう
と思い、歩き出したのですが
これが思った以上の遠回り。
陽は真上からさすように照りつけます。
当然帽子着用、さらに水で濡らして首に巻く
熱中症対策用のスカーフも巻いています。
でも吹き出す汗は止まりません。
う~遠回りしすぎたかなぁ?
と後悔し始めたころ、カフェあまんゆに到着。
歩き出してから20分以上経っていたようですが
実は細い近道を歩けば10分程度で到着できる場所でした(^_^;)
倍くらい歩いたのね・・・
板塀が、懐かしい。
昭和の家並みはこういう板塀が並んでいたよね。
息を整え中に入ると、正面のキッチンから
にっこり、そしてまっすぐ私を見つめる女性が。
「着きました!〇〇です。」
「いらっしゃい!」
ほっそりとしているけれど、不思議な存在感のある方ですね、山川さら さん。
初対面なのに、ちっとも垣根を感じないこの感じ。
私も、何の飾り気もない恰好で、おまけに汗だく。
恰好つけてもしかたがない(笑)
靴を玄関で脱いで下駄箱にしまい、
友達の家にお邪魔するように、お店にあがります。
キッチン前にはラウンド型のテーブル席。
続きになっている畳の部屋にはちゃぶ台のような小さな座卓が4つ。
吐き出し窓が家の両側にあるので大きく開けていると
風が抜けていきます。
窓の外には小さな庭と隣との境の板塀。
庭には緑。
あ~なんだろうな、この感じ。なつかしい。
そうか、長く住んでいた千葉の家、あの古い家に似てるんだな。
古民家ならではの黒光りする柱や廊下、窓はサッシではなく
ガラスがガタガタ鳴る引き戸。ガラス越しに見える庭の木々。
今のマンションの生活にはない、ゆるやかな外界との境界。
ホッとしながら汗を拭き、人心地ついたところで
東武の物産展で仕入れてきたたんかんジュース2本をお届け。
物産展の様子や、初日にさらさんと「奄美の家」の
圓山さんが数年ぶりにばったり再会した話などを伺っていると
おや?もう一人お客様です。
「あ~こんにちは~」
と言うさらさんの様子から「常連さんかな?」
聞けば数百メートルほど先に住んでいらしゃるそう。
さらさんと同年代くらいの女性かな。
私と一緒にテーブル席に座ってお昼を選びました。
おすすめは・・・「やっぱりやぎ汁カレー」
そうだよね、他では食べられないもんね。
「じゃ!やぎ汁カレーで!」と言うと
「私も食べようかな!」
(笑)2人一緒にやぎ汁カレーに初挑戦です。
お店はさらさんがお1人で切り盛り。
でも、そう広くないお店はちょうどよい空間です。
テーブル脇のPCでは奄美の写真がスライドショーで流れ
「それは水間さんが撮った写真」
「お~さすが!」
…初対面。初対面ですよ、私たち。
でも何の前置きも説明も抜きでも話が通じる。ふふふ。
twitterさまさまです。日頃から奄美の人とtwitterを通じて
情報交換やおしゃべりをしているので、ほとんど共通の友人のような感じなのです。
やぎ汁カレーを待つ間、常連Aさんのお話を伺うと、
近々友人女性と初めて奄美に旅行に行けそうだ、
さっそく調べないと、ということ。
まだ奄美には行ったことがないというAさん。
「私は9月に行きますよ」
というと、どこの旅行会社?とメモメモ・・。
過去に旅行手配をお願いした南西旅行開発さんや、
今回の旅行手配をお願いしている京王観光さんを紹介しながら
日程を聞いて、具体的な料金をチェック。
「!」
「…たっか!(高)」
9月の3連休にしか休めない、というのですがその日程、
べらぼうに高い!
数日ずらした平日と比べたら倍以上の金額です。
…意気消沈。
でも何か手がないだろうか?
とあれこれやってるうちに「やぎ汁カレーです」
ハッ!
まずはこれを味わってから、ゆっくり旅行のことを調べましょう。
付け合せには島らっきょうとお馴染みパパイヤの酢漬けなど。
実はお腹ペコペコなのでした。
お腹ペコペコ、でも写真は忘れない(笑)
やぎ汁カレーってそもそもどんなの?
とお思いかもしれません。
やぎ汁カレー、というメニューは奄美料理、というわけではありません。
「やぎ汁」という料理が島の料理にあって、お祝い事などの時に
ごちそうとして用意されるようですが、
島の人でも大好き!という人もいればどうにも苦手、という人がいる料理なんですね。
羊同様、その匂いで好みが分かれるので、
私たち夫婦は未だチャレンジできないままだったのです。
そのやぎ汁をカレーにしたら…
「うん、おいしいです。匂いも気にならないな。
後味にたしかに少し香りがあるけど、おいしい。」
私はマトンのカレーなんかも大好き。ヤギもイケるくちかも?
ただ、さらさん曰く「やぎ汁も内臓をどの程度入れるかによって臭みが違うみたい」
ほお~~どうやら、その家々によって作り方が違い
好みで内臓量を加減して臭みをコントロールするようなんですね。
このやぎ汁カレーのベースは比較的臭みの少ないタイプかも。
だって、もっと臭みがあったほうが
やぎ汁カレーっぽいかも、と思うくらいだから。
でも、今度は「食べられない」って人も出てくるでしょうね。
だから、誰もがおいしく食べられるやぎ汁カレー、はこれが正解かな~。
ざっくりとした地図を見て、あまり細かい道を歩いても
わかりにくいだろうと、多少遠回りでもわかりやすいルートで行こう
と思い、歩き出したのですが
これが思った以上の遠回り。
陽は真上からさすように照りつけます。
当然帽子着用、さらに水で濡らして首に巻く
熱中症対策用のスカーフも巻いています。
でも吹き出す汗は止まりません。
う~遠回りしすぎたかなぁ?
と後悔し始めたころ、カフェあまんゆに到着。
歩き出してから20分以上経っていたようですが
実は細い近道を歩けば10分程度で到着できる場所でした(^_^;)
倍くらい歩いたのね・・・
板塀が、懐かしい。
昭和の家並みはこういう板塀が並んでいたよね。
息を整え中に入ると、正面のキッチンから
にっこり、そしてまっすぐ私を見つめる女性が。
「着きました!〇〇です。」
「いらっしゃい!」
ほっそりとしているけれど、不思議な存在感のある方ですね、山川さら さん。
初対面なのに、ちっとも垣根を感じないこの感じ。
私も、何の飾り気もない恰好で、おまけに汗だく。
恰好つけてもしかたがない(笑)
靴を玄関で脱いで下駄箱にしまい、
友達の家にお邪魔するように、お店にあがります。
キッチン前にはラウンド型のテーブル席。
続きになっている畳の部屋にはちゃぶ台のような小さな座卓が4つ。
吐き出し窓が家の両側にあるので大きく開けていると
風が抜けていきます。
窓の外には小さな庭と隣との境の板塀。
庭には緑。
あ~なんだろうな、この感じ。なつかしい。
そうか、長く住んでいた千葉の家、あの古い家に似てるんだな。
古民家ならではの黒光りする柱や廊下、窓はサッシではなく
ガラスがガタガタ鳴る引き戸。ガラス越しに見える庭の木々。
今のマンションの生活にはない、ゆるやかな外界との境界。
ホッとしながら汗を拭き、人心地ついたところで
東武の物産展で仕入れてきたたんかんジュース2本をお届け。
物産展の様子や、初日にさらさんと「奄美の家」の
圓山さんが数年ぶりにばったり再会した話などを伺っていると
おや?もう一人お客様です。
「あ~こんにちは~」
と言うさらさんの様子から「常連さんかな?」
聞けば数百メートルほど先に住んでいらしゃるそう。
さらさんと同年代くらいの女性かな。
私と一緒にテーブル席に座ってお昼を選びました。
おすすめは・・・「やっぱりやぎ汁カレー」
そうだよね、他では食べられないもんね。
「じゃ!やぎ汁カレーで!」と言うと
「私も食べようかな!」
(笑)2人一緒にやぎ汁カレーに初挑戦です。
お店はさらさんがお1人で切り盛り。
でも、そう広くないお店はちょうどよい空間です。
テーブル脇のPCでは奄美の写真がスライドショーで流れ
「それは水間さんが撮った写真」
「お~さすが!」
…初対面。初対面ですよ、私たち。
でも何の前置きも説明も抜きでも話が通じる。ふふふ。
twitterさまさまです。日頃から奄美の人とtwitterを通じて
情報交換やおしゃべりをしているので、ほとんど共通の友人のような感じなのです。
やぎ汁カレーを待つ間、常連Aさんのお話を伺うと、
近々友人女性と初めて奄美に旅行に行けそうだ、
さっそく調べないと、ということ。
まだ奄美には行ったことがないというAさん。
「私は9月に行きますよ」
というと、どこの旅行会社?とメモメモ・・。
過去に旅行手配をお願いした南西旅行開発さんや、
今回の旅行手配をお願いしている京王観光さんを紹介しながら
日程を聞いて、具体的な料金をチェック。
「!」
「…たっか!(高)」
9月の3連休にしか休めない、というのですがその日程、
べらぼうに高い!
数日ずらした平日と比べたら倍以上の金額です。
…意気消沈。
でも何か手がないだろうか?
とあれこれやってるうちに「やぎ汁カレーです」
ハッ!
まずはこれを味わってから、ゆっくり旅行のことを調べましょう。
付け合せには島らっきょうとお馴染みパパイヤの酢漬けなど。
実はお腹ペコペコなのでした。
お腹ペコペコ、でも写真は忘れない(笑)
やぎ汁カレーってそもそもどんなの?
とお思いかもしれません。
やぎ汁カレー、というメニューは奄美料理、というわけではありません。
「やぎ汁」という料理が島の料理にあって、お祝い事などの時に
ごちそうとして用意されるようですが、
島の人でも大好き!という人もいればどうにも苦手、という人がいる料理なんですね。
羊同様、その匂いで好みが分かれるので、
私たち夫婦は未だチャレンジできないままだったのです。
そのやぎ汁をカレーにしたら…
「うん、おいしいです。匂いも気にならないな。
後味にたしかに少し香りがあるけど、おいしい。」
私はマトンのカレーなんかも大好き。ヤギもイケるくちかも?
ただ、さらさん曰く「やぎ汁も内臓をどの程度入れるかによって臭みが違うみたい」
ほお~~どうやら、その家々によって作り方が違い
好みで内臓量を加減して臭みをコントロールするようなんですね。
このやぎ汁カレーのベースは比較的臭みの少ないタイプかも。
だって、もっと臭みがあったほうが
やぎ汁カレーっぽいかも、と思うくらいだから。
でも、今度は「食べられない」って人も出てくるでしょうね。
だから、誰もがおいしく食べられるやぎ汁カレー、はこれが正解かな~。