隅田川つれづれ

隅田川沿いで働き、暮らしてます。
ちょっと味のある暮らしが気に入ってます。
そんな毎日をすこ~しおすそわけ。

カフェ あまんゆ

2011-07-19 23:18:15 | 奄美
秩父駅に着いたのは午後1時。
ざっくりとした地図を見て、あまり細かい道を歩いても
わかりにくいだろうと、多少遠回りでもわかりやすいルートで行こう
と思い、歩き出したのですが
これが思った以上の遠回り。

陽は真上からさすように照りつけます。
当然帽子着用、さらに水で濡らして首に巻く
熱中症対策用のスカーフも巻いています。
でも吹き出す汗は止まりません。

う~遠回りしすぎたかなぁ?
と後悔し始めたころ、カフェあまんゆに到着。
歩き出してから20分以上経っていたようですが
実は細い近道を歩けば10分程度で到着できる場所でした(^_^;)
倍くらい歩いたのね・・・

板塀が、懐かしい。
昭和の家並みはこういう板塀が並んでいたよね。



息を整え中に入ると、正面のキッチンから
にっこり、そしてまっすぐ私を見つめる女性が。

「着きました!〇〇です。」
「いらっしゃい!」

ほっそりとしているけれど、不思議な存在感のある方ですね、山川さら さん。
初対面なのに、ちっとも垣根を感じないこの感じ。
私も、何の飾り気もない恰好で、おまけに汗だく。
恰好つけてもしかたがない(笑)
靴を玄関で脱いで下駄箱にしまい、
友達の家にお邪魔するように、お店にあがります。
キッチン前にはラウンド型のテーブル席。
続きになっている畳の部屋にはちゃぶ台のような小さな座卓が4つ。
吐き出し窓が家の両側にあるので大きく開けていると
風が抜けていきます。

窓の外には小さな庭と隣との境の板塀。
庭には緑。
あ~なんだろうな、この感じ。なつかしい。

そうか、長く住んでいた千葉の家、あの古い家に似てるんだな。
古民家ならではの黒光りする柱や廊下、窓はサッシではなく
ガラスがガタガタ鳴る引き戸。ガラス越しに見える庭の木々。
今のマンションの生活にはない、ゆるやかな外界との境界。

ホッとしながら汗を拭き、人心地ついたところで
東武の物産展で仕入れてきたたんかんジュース2本をお届け。
物産展の様子や、初日にさらさんと「奄美の家」の
圓山さんが数年ぶりにばったり再会した話などを伺っていると
おや?もう一人お客様です。

「あ~こんにちは~」

と言うさらさんの様子から「常連さんかな?」
聞けば数百メートルほど先に住んでいらしゃるそう。
さらさんと同年代くらいの女性かな。
私と一緒にテーブル席に座ってお昼を選びました。
おすすめは・・・「やっぱりやぎ汁カレー」
そうだよね、他では食べられないもんね。
「じゃ!やぎ汁カレーで!」と言うと
「私も食べようかな!」
(笑)2人一緒にやぎ汁カレーに初挑戦です。

お店はさらさんがお1人で切り盛り。
でも、そう広くないお店はちょうどよい空間です。

テーブル脇のPCでは奄美の写真がスライドショーで流れ

「それは水間さんが撮った写真」
「お~さすが!」

…初対面。初対面ですよ、私たち。
でも何の前置きも説明も抜きでも話が通じる。ふふふ。
twitterさまさまです。日頃から奄美の人とtwitterを通じて
情報交換やおしゃべりをしているので、ほとんど共通の友人のような感じなのです。

やぎ汁カレーを待つ間、常連Aさんのお話を伺うと、
近々友人女性と初めて奄美に旅行に行けそうだ、
さっそく調べないと、ということ。
まだ奄美には行ったことがないというAさん。
「私は9月に行きますよ」
というと、どこの旅行会社?とメモメモ・・。
過去に旅行手配をお願いした南西旅行開発さんや、
今回の旅行手配をお願いしている京王観光さんを紹介しながら
日程を聞いて、具体的な料金をチェック。

「!」
「…たっか!(高)」

9月の3連休にしか休めない、というのですがその日程、
べらぼうに高い!
数日ずらした平日と比べたら倍以上の金額です。
…意気消沈。
でも何か手がないだろうか?
とあれこれやってるうちに「やぎ汁カレーです」
ハッ!
まずはこれを味わってから、ゆっくり旅行のことを調べましょう。



付け合せには島らっきょうとお馴染みパパイヤの酢漬けなど。
実はお腹ペコペコなのでした。
お腹ペコペコ、でも写真は忘れない(笑)





やぎ汁カレーってそもそもどんなの?
とお思いかもしれません。
やぎ汁カレー、というメニューは奄美料理、というわけではありません。
「やぎ汁」という料理が島の料理にあって、お祝い事などの時に
ごちそうとして用意されるようですが、
島の人でも大好き!という人もいればどうにも苦手、という人がいる料理なんですね。
羊同様、その匂いで好みが分かれるので、
私たち夫婦は未だチャレンジできないままだったのです。

そのやぎ汁をカレーにしたら…
「うん、おいしいです。匂いも気にならないな。
後味にたしかに少し香りがあるけど、おいしい。」
私はマトンのカレーなんかも大好き。ヤギもイケるくちかも?
ただ、さらさん曰く「やぎ汁も内臓をどの程度入れるかによって臭みが違うみたい」
ほお~~どうやら、その家々によって作り方が違い
好みで内臓量を加減して臭みをコントロールするようなんですね。
このやぎ汁カレーのベースは比較的臭みの少ないタイプかも。
だって、もっと臭みがあったほうが
やぎ汁カレーっぽいかも、と思うくらいだから。
でも、今度は「食べられない」って人も出てくるでしょうね。
だから、誰もがおいしく食べられるやぎ汁カレー、はこれが正解かな~。

秩父への道

2011-07-18 20:34:12 | 奄美
山手線よりも東側に住む私にとって、
さらにもともと千葉県民の私にとって、池袋から西、というのは
かなりのアウェー(笑)
そもそも池袋自体がわからない。
ざっくりとした位置関係はわかるものの、
毎回、池袋駅でJRの改札を出たら、
「さぁて、どっちに歩けばいいのかしら?」となる。

そんな私が、西武線終点へ!

当初、この連休は休みは17日だけのはずでした。
ところが、数日前になって、急に職場の空調整備の為に
18日は最低限の人だけが出勤となり、私はお休みさせてもらうことになったのです。
あら?急に降って沸いた連休。
何かしないともったいない!
でもどうする?主人はもともと17日がゴルフ、18日は仕事。
一緒にどこかへ、ということはできません。
逆に言えば「自分の行きたいところに遊びに行ける、やりたいことをやれる」連休です。

池袋では14日からちょうど「奄美の観光と物産展」を開催。
既に15日の休みを利用して満喫してきたばかり。
また行ってもいいけど、買い物はだいたい済んでしまったし…
あれこれとtwitterでつぶやいていたら
かねてよりフォローし合っていた「あまんゆ」のさらさんから
「西武線の終点の秩父までどうぞ」
と。

ん!?

秩父・・・
行きたいと思っていたさらさんの「カフェあまんゆ」
秩父ならちょっと距離はあるけど、翌日もお休みだし
イケルよね。
何かのスイッチが押されました。


主人が帰ってきてから
「秩父のさらさんのカフェ行ってみようかと思うんだけど、いい?私だけ先に行っても」
あまんゆに行きたいのは主人も同じ。
抜け駆けするような形になるので一応お伺い。
「・・・いいよ。下見してきて」
何の下見かと思ったら秩父 龍勢祭りを観に行きたいのだそうな。
そういえばそんなことも言ってたね(笑)
快く?OKしていただいたので、twitterでさらさんにも「明日、秩父行きます!」と連絡。
お昼頃を目指していくことにしました。

その後さらさんとダイレクトメールでやりとり。
大事な密命を受け、東武池袋の物産展会場に立ち寄ってから
西武線に乗り込むことになりました。
密命・・・さらさんが物産展で買い忘れた「たんかんジュース」を買って行くこと!(笑)
うっれしいな、頼まれごとしちゃった♪

さて、当日は本当は10時の開店と同時に東武で買い物を、
とも思ったのですが、まぁ、それだとあわただしいし、
行ける時間に行こう、くらいのつもりでゆるゆるとスタート。
池袋到着は10時半頃、既に15日に会場は一通り歩いていたので
迷わず到着&あっさりと目的の「たんかんジュース」と購入。
おや?表のスカイデッキでは泥染め体験コーナーなんかもやるんだね~
と横目で眺めただけで、きびすを返し西武線を目指します。

ところが、あれ?西武線ってどこ?(笑)
いかんせん池袋に土地勘なし。
うっかり東上線の改札を入りそうになりましたよ。
思い返しても池袋から西武線に乗ったのは過去に…あったかどうか?
キョロキョロ…キョロキョロ…ようやく案内板を見つけ
「あ~西武線は上なんだ、改札。」
というレベルの迷いっぷり。

無事に西武線改札をくぐりましたが、事前調査の通り、レッドアローは1時間に1本。
次の出発まではあと30分以上。
となれば、急ぐ旅でもなし、急行と各駅を乗り継ぐ事に決定。
到着時間はレッドアローと10分程度しか変わらないので、
のんびりと車窓を眺めて楽しむことにしました。

なかなか秩父に着かないこのブログ(笑)
次からが本題!?

秩父の奄美に行ってきた

2011-07-18 17:25:32 | 奄美
「秩父」の「奄美」

???
かもしれませんが、まさしく「秩父」の「奄美」なのです、
カフェあまんゆ が。

秩父駅からほど近い住宅街の古民家に
奄美のお料理やおやつをいただけるカフェがあるのです。
上記食べログへのリンク以外ではこちらのページをご覧ください。
なお一部ブラウザで文字化けするようですIEでは問題ありません。

カフェあまんゆ

こちらのカフェを切り盛りする女性は山川さらさん、とおっしゃって
奄美諸島の情報や文化をわかりやすく、楽しく紹介した
「奄美の島々の楽しみ方」
編集の「あまんゆ」の代表です。
この「奄美の島々の楽しみ方」という本が非常によくできていて
島をディープに楽しみたい人には1つひとつのエピソードが面白く
「へぇ!」とか「そうなんだ」とか「ひえええ~」とかが盛りだくさん。
ライターは複数いらして、それぞれの立ち位置から島の生活を紹介。
Iターンで島を訪れた人ならではの視点もあれば、
島出身でUターンして、改めて島を見つめた人の視点もある。

そんなさまざまな視点から見た島の風土や文化、食、生活のあらゆる
シーンが面白いエピソードや実体験とともに語られています。

そんな奄美ファン必携の1冊を作った本人が、実は奄美ではなく埼玉在住。
しかも昨年秋、秩父にお店を開いたのです。
島からも、海からも遠く離れた山の中、秩父になぜ?
という不思議。
でも、行ってみたら、なんだろうなぁ?妙に納得してしまっったのです。
お店にあがってさらさんとお話ししていたら、
「あら?なんだか島にいるような・・・その板塀の向こうに、もしかして海に通じる小道があるのでは?」
と錯覚するような空気感なのです。



秩父への道中も含め、色々書きたいので、今はひとまずここまで(笑)

夏だ!

2011-07-10 13:15:07 | つれづれ
こりゃ確かに梅雨明けましたね。

ベルギー料理 初体験

2011-07-01 00:10:20 | つれづれ
ベルギー料理 って言ったらなんだと思いますか?

ベルギーって・・・
ビールとチョコレート・・とワッフル?
という程度の知識の私。
突如、ベルギー料理のお店で食事をすることになりました。

というのも先日、金沢の母が仕事で上京。
日本橋のビジネスホテルに宿泊したのですが
せめてご飯を一緒に、ということで
店選びを任せられた主人が探したのがこの
ベルギー料理店
Bistrot Cueillette du Bouquet (ビストロ クゥイエット デュ ブーケ)

事前の知識一切なし、で正直に言えばあまり期待はしていませんでした。
お義母さんも「油っぽいんじゃないの?」と心配していたそうです。

最近残業がまた増えていた私も、この時ばかりは早々に切り上げ
7時半過ぎに神田駅到着。
主人とお義母さんと待ち合わせてお店へ。

神田から歩くと、どんどん店の数が減っていき
え?本当にこのあたりにそんなお店があるの?
というビジネスビル立ち並ぶ一角。
しかもコンビニとビルの間の不自然な路地の奥にそのお店はありました。

店構えは落ち着いていてきれいなたたずまい。
やけに軽装な私は「ちょっとラフすぎたかな」と
気になったくらいですが、店内に入ると堅苦しさはなく
予約していた旨を伝えると大柄な男性がにこやかに席に案内してくれました。

お義母さんもどうやらこのあたりで「このお店はいい」
と感じたそうです・笑
そしてそれは終始裏切られることがありませんでした。

ベルギー料理が初めてだということを告げ
メイン1品だけは選んで、後はお任せに。
食べられないものはありませんか?、と確認した後、
キッチンのシェフと相談して運ばれてくる料理の数々
そのどれもが本当に1つのハズレもなくおいしいのです。

驚いたことに、ひどくこじんまりとした店の作りで
フロアとキッチンそれぞれ1人ずつの2人ですべてをこなしています。
店内はテーブル席が4、5卓、と奥に個室もあったようですが
満席でも20名程度という広さ。
決して狭いわけではなく、むしろ心地よい親密さすら感じます。

料理の前にまずは、とオーダーしたのは
せっかくだから、とベルギーのビール。
白ビール、というのがあるんですね、写真が私が飲んだ白ビール。
「ヒューガルテン」というのかしら。
大ぶりのグラスに注がれたビールに口を付けるとふわっとよい香り。
パインのようなフルーティーな香りがしました。

やがて出てきたお料理は、実は料理の名前はほとんど覚えていないのですが
味の印象は今も思い描けるほどです。
主人と母、私の3人は「おいしいね」「うん、ホントにおいしいね」「これもおいしいよ」
と驚きながらも順調に出されるお皿をきれいにたいらげ
ついにメイン「牛ほほ肉のベルギービール煮」がテーブルに!

・・・いや、これがまた最高でした。
ベルギー料理というのがすべてそうなのか
それともこのお店がそうなのか、
お魚、お肉に必ずおいしい野菜が添えられていて
それは添え物ではなく、料理の主役を張るほどの存在感。
野菜の味が濃く、一つひとつをじっくり味わいたくなります。

メインのビール煮ももちろん。美しく、おいしい野菜がお肉を引き立てます。
お腹はいっぱいになりつつありましたが、3人で野菜を取り合いです・笑
(いえ、仲よく3つに分けて味見しましたが)
基本的にこのお店で出される時には、大皿に数人前が盛り付けられてきますので
2人で、というよりは数人で来て取り分けて色々なお料理を楽しむのが良いようです。

ああ、大満足。
と思いつつもこれだけ料理のおいしいお店です、
デザートを食べずには帰れません。
しかも3人とも別なお皿を頼みました。
私は濃厚なチョコレートムース、主人はクリームブリュレだったかな?
あと、母の頼んだデザートが格別においしかったのですが名前がわかりません・笑
ナッツとドライフルーツのなんとか・・
あとで写真もあるものは追加しようと思います。

「8月はここに来ようか」

8月、というのは結婚記念日。
そういえば、ここ数年はいつもの亀戸の奄美の家に行ったりしていましたが
たまにはいつもと違うお店で、というのもいいね。
おまけに、3人でワインもボトル1本開けたのに
1人6000円程度だったのです。
「何か間違ってない?」
と心配するほど。
フレンチともドイツ料理とも違う、ベルギー料理。
どちらかといえばドイツ寄りの料理なのかな。

ベルギー料理がおいしい、のか
このお店がおいしい、のかは他のベルギー料理を食べてみるまで
わかりませんが、とにかく、必ずまた食べに行きたいお店です。


奄美いくど~!

2011-06-17 22:42:32 | 奄美
今年も行きます、奄美!

でも今年はこれまでとはちょと趣向が違います。
2家族合同奄美旅行なのです!
いつもお昼をご一緒している先輩女性W田さんと
そのご主人とお子様(もうすぐ6歳女の子)をご案内しながら
奄美を旅行します。

いつも私が「奄美、奄美」と言うので
一緒に「奄美の家」にも行きますし、
奄美のお料理や黒糖のお菓子も大好き。
来年にはお子様が小学校にあがりますので、
そうなれば夏休みなどのまとまった休みにしか
遠出ができなくなります。
その前に、一度奄美へ、ということでリクエストをいただいたのです。

私としては、奄美のいいとこをすべて見ていただきたい、
けれど日程には限りがあるし、お子様連れとなれば
無理もできない。
そのあたりのさじ加減が難しそう。

とはいえ、まずは日程を確定して予約せねば、と
早々と両家の都合を確認して予定を合わせました。
9月あたまの3泊4日。
ちょうどショチョガマをからめられましたので
私たち夫婦はきっと早朝からまた秋名へ走ることになるんでしょう。

ところが、さぁ!いざ予約
という段になって、主人が「ちょっと仕事入ったんで再調整できない?」
なんて言い出して・・・
ええええ~?
おいおい、せっかく決めたのに~
と焦りましたが、やはり調整難しく、結局は主人に泣いてもらい
当初予定の通りで行くことにしました。

どうしよ、どうしよ、どこに行こう。
どこからどうやって見せよう。
無駄なく、かつ楽しく奄美の良さを紹介したい~!
まずは直行便確保じゃ。さっさと予約しなくちゃ。
先週には予約しておくつもりで見積もりとったのに
思わぬ時間のロスで1週間遅くなってしまったけど、きっと大丈夫。
スカイマークの期間限定便が安いけれど、お子様連れなので
やはり直行便がよい、ということで・・・。
そしてJALで飛んでマイルを貯めて・・・あわよくばもう1回奄美に行く!笑


続 映画「トテチータ・チキチータ」

2011-06-07 19:27:21 | つれづれ
映画「トテチータ・チキチータ」

応援の会にお誘いいただいてから
映画のパイロット版を見ました。
まだパイロット版ですので出演者も確定しておらず
主人公と思われる女の子だけが出てきます。
目と長い髪が印象的。

そして高い位置からの桃の花の畑が美しく
映し出されます。

「空撮?」

他の映像と比べると、映像が大きく揺れ、アングルも不安定な印象。
おや?
と思いました。
乗り物酔いしやすい私、正直に言えば長く見るのはツラかった。
でも、この映像の揺れの理由がこの日、わかりました。

プロデューサーの古勝たつ子氏が熱く語った「空撮」の秘密。
桃の花が咲く時期に合わせてのロケは、
天候や、震災後の道路事情との兼ね合いもあり、難しかった様子。
さらに、空撮って専門の業者に頼むと大きなお金が必要なのだそう。
ま、そうですよね。機材も違うでしょうし。
そこでどうしたか?

「あそこでラジコン飛ばしてる、あの人ならやれそうだ」

え~?
ホントですか、それ。
って思いましたが、ホントらしい・笑
全く、ツテも無いのに、ラジコン操縦のうまい方に声をかけて
スカウトしたのだそうです。
でも、それで「やりましょう」と引き受けた方もスゴイ。
面食らっただろうし、迷ったと思いますよ。
今まで何の縁もなかった世界から突然ドアをノックされたんですから。
それでも話を聞いて引き受けて、さらにこの空撮の為に新しい機材を用意したと言う・・。

やるなぁ!
ラジコン操縦者の方に、拍手!

桃の畑をとてもきれいに見せてくれました。
揺れる画面もそう聞けば、ちょっと見え方が変わってきます・笑

皆様も、ぜひご覧ください。


映画「トテチータ・チキチータ」オフィシャルサイト


映画「トテチータ・チキチータ」

2011-05-29 21:25:47 | 奄美
最初に言っておきます。長文です(笑)。


久しぶりに、土曜日「奄美の家」に行きました。
でも、いつもとちょっと違います。
この日は私たちだけではなく、初めてお会いする面々と
1つの目的の為に集まったのです。

映画「トテチータ・チキチータ」の制作応援の会だったのです。

まだこの映画のことをご存知の方はごく限られた方だけだと思います。
なにしろプロモーション用の映像ができている他は
まだキャスティングも未発表、公開時期も確定していないのです。

では、なぜ私たちがこの映画の応援に?

それはFacebookを介して
与論出身の喜山氏からお誘いをいただいたから。

喜山氏とは奄美の家でもお会いしたことがありましたが
2009年の「奄美と沖縄をつなぐ LINK A O」以降、
ちょうどtwitterをはじめたこともあり
Facebookでも「ともだち」に名前を連ねさせていただいていました。
喜山氏や沖縄~奄美の琉球弧の話はこの辺にいくつか書きました

さて、その喜山氏がなぜ、この映画を応援?
それはこの映画の監督・脚本の古勝 敦氏 が奄美の出身だというところに起因します。
というよりも、古勝氏の弟さんとお友達、という繋がりかな。
かくいう私たち夫婦も弟さんとtwitterでつながって
「奄美の家」で一緒に呑んだ仲。
最近ではあの3月11日、久しぶりに「奄美の家」で会う約束をしていたのです。
残念ながらお店も臨時休業、電車も不通。結局会えずじまい…。
そんな折、喜山さんからご招待いただいて監督の名前を見てピンときました。
お兄さんが映像関係のお仕事、というのは伺っていましたし
東京では珍しいお名前ですからね。

映画製作の応援、なんて珍しい集まり・・・
「奄美の家」で喜山さんと呑む、それだけでも相当魅力的でしたが
この映画の何とも不思議な宿命のようなものに感じるものがあったのです。

映画製作にむけ、プロデューサーの古勝たつ子氏の出身地でもある
福島県内で昨年から撮影の準備を進めていたのです。
そこへ、あの地震、そして原発の暴走。
一度は映画の制作を断念したそうです。
無理もありません、ロケ予定地は福島市、伊達市。
地震の被害はもちろん、原発問題で、今も揺れている地域です。

しかし、今度は福島の人から逆に言われたそうです。

「映画を是非完成させて福島を、東北を活気付けて欲しい」

そして、今、この状況だからこそ、この映画を完成させよう、
と制作続行を決断されたのだそうです。

現在、主要なキャストが決まり、正式な発表を待っているところです。
事前に、私たちには教えていただいたのですが、
「おお~、この人、へぇ、この俳優さんも出るのね、すごいねぇ」
というメンツです。
聞けば「破格のギャラ」とか。
大きな後ろ盾があっての映画製作ではありません。
応援したい、という気持ちを集めて集めて・・・製作するのです。
出演を決めていただいた俳優さん達は、
この映画を完成させて福島の方に見ていただくんだ、という気持ちを共有して、
趣旨に共感していただいたのだと思います。

…本当に長文になりました(笑)
また続きを書きます。今夜はひとまずここまで。

映画「トテチータ・チキチータ」オフィシャルサイト





ついにレンタルクローゼット

2011-05-23 22:24:42 | つれづれ
かねてより「部屋がせまい!」「物が多い!」「本減らして!」
と私がうるさく言っていたせいかどうかは不明(笑)ですが
主人がとうとう事務所の書類等を置くために
近所にレンタルクローゼットを借りることにしました。

主人は事前に周辺の倉庫会社を3社ほどサイトで調べ
面積あたりの金額を計算し、
最安の倉庫会社を選びだしていました。
しかもそこが最寄、という好条件。

たまたま今日は2人とも特別な予定を入れていない日だったので
雨の降らない午前中のうちに自転車で下見に。
おおよその場所は把握していましたが、
実際に行ってみたら、本当にすぐ近く。
自転車で5分足らず。歩いてもせいぜい10分というところ。
車で行けばやはり5分ほどでしょう。

下見に行く旨を電話しておいたので、事務所で管理人のおじさんが
丁寧に説明をしてくださいました。
まだまだレンタルクローゼットとして
貸出し始めたのは最近のことらしく、空きが多いそうです。

やはり、コンパクトで安い部屋から埋まっていくようです。
我々も一番小さなタイプでいいな、と思いながら見に行ったのですが
最小タイプは既に貸出中。
一回り大きな部屋をいくつか見せてもらいました。
小さい、と言っても基本的に部屋タイプなので
ドアを開けて入るクローゼット。
奥行、幅がそれぞれ140cm程度、高さは230cm程度までモノを入れられます。
中は自由に使ってよいので、スチールのラックなどを置いて
効率よく物を収納するとよさそうです。

結局、その場で契約。

何をクローゼットへ入れるかはまだはっきりしていないのですが
主人の仕事の荷物はもちろん、ダイビングショップへ預けっぱなしの
重機材も引き上げて、ここへ入れてしまおうと思うのです。
もう1年に2回行くかどうか、の伊豆でのダイビング。
たいてい奄美で潜るために、事前に1回練習しておこう
という目的で行くだけなので、ショップに置いておくメリットがないのです。
(当初、毎月通っていたころは、準備もしてもらえ、終わってからも
干してしまっておいていただけるので、とても助かったのですが・・
何しろ保管料もバカにならない!)
あとは、私のゴルフバッグも、かな(笑)

「楽器は?」
・・・そうねぇ、私の楽器もけっこう場所取るねぇ。
自宅に置くよりもむしろ温度・湿度管理もバッチリだしねぇ。

いい機会だから、不要なものを処分して
使用頻度の低いものをクローゼットへ。
マンションの部屋は快適に過ごせるようにスッキリできたらいいな。



ざわざわ・・・の春

2011-05-19 23:05:24 | つれづれ
例年であれば、今の時期
花粉もひと段落、新緑の美しさに目を奪われ
時折吹き抜ける風が心地よい、そんな季節のはず。

それが今年はどうでしょう。

窓の外の風景が以前とは同じに見えません。

目に見えないものがこんなに怖いものか、と。
心がざわざわとして、浮き立つような春の美しさに水を差します。
空気や水、食べるもの、そういったものの1つひとつに
不安を感じなければいけない状態から
1日も早く脱したい。

安全だよ、
と言われることにすら安心できない。

自分たちの手に余るようなものを使って
どう始末したらよいかもわからないような負の遺産を
この先延々と作り続けるようなシステム。
これまで大きな声で反対してこなかった自分にも腹が立つし、
こんな状態になってなお、NOと宣言しない世の中にも
大きな疑問符。

間違いなく、今、大きな転換期を迎えている日本。
今考えなくていつ考える?
誰かに任せちゃいけないんじゃないか?
自分の問題だと思って声を出さないと。