なぜ、小平?
はい、これを聴きに。
粒谷区ウインドオーケストラ 結成記念コンサート
http://www.2289wo.com/
実は演奏会を聞きに行くこと自体、久しぶりだ。
いかんねぇ~
一応音楽でご飯食べてるクセに。音楽聞いてません。
楽器もほとんど吹いていませんし。
そんな折もおり、このブログをほったらかしにして(すみません)
TwitterとFacebookにシフトしている私が見つけたのが
このTwitterでつながった人で結成した吹奏楽団
という異色の団体。
Twitterでつながった人同士が集まって
経歴やもちろん楽器経験も異なる人で
楽団を立ち上げるってのはなかなか大変なことだと思いますよ。
何しろTwitterのアカウントだけじゃわからないかもしれないけれど
関東近県の人じゃない場合だってあるわけです。
実際、今日ステージにのっていた人の中に和歌山やら広島やらから
かけつけているメンバーもいるそうで。
関西からの出演メンバーもけっこういるようでしたし・・・
その熱意に脱帽です。
プログラムは「懐かしの」と言いたくなるような
吹奏楽の大定番曲、さらにメンバーが作曲したマーチもあったり
オリジナルアレンジもあったり
やりますなぁ、芸達者が多いのも面白いですね。
1人一芸、みたいな集団で。
さらに私が感心するのは、この団体のITスキルの高さ。
Webサイトも完結かつ美しく、サイトを作れるデザイナーやプログラマが
いるのだろうな、と推測。
演奏会の模様はUSTREAMで中継されていましたし
アンケートもペーパーレス。
もちろん広報担当者は、事前の告知はもちろん
実況ツイートもしていましたね。
もともとは浦安で開催予定だったこの演奏会。
ご存じのとおり、浦安は液状化による被害のため、各方面に影響が出ていますが
この演奏会も当初予定していた演奏会場を使えなくなり、急きょ別会場での
開催となったという紆余曲折。
それでも会場を手配し、かつ中継準備も万全に整えて3000人を超す人が
中継を見た、というのですからすごい。スタッフ力ですね。
演奏会を成功させるためには、ステージに乗っていない人の力、とういのが欠かせません。
団員の少ない団体はそこが悩みどころですね。
全員が出演者だと、当然受付やドアマン、ステージマネージャー
照明や音響の担当(キュー出し等含め)を別に用意しなければならず
全てをうまく段取りするのはなかなか難しいものです。
その点で、この演奏会はスタッフの力に負う部分も大変大きいと言えます。
かつてない発想でスタートしたバンドらしく
演奏会自体も観客を飽きさせない工夫に満ちたものでしたね。
(おっと、冒頭の写真の意味不明ですね。
この巨大ポストはこの演奏会の行われたルネこだいらにあったもので
どうやら実際に郵便物を受け付けてくれるようです。)