隅田川つれづれ

隅田川沿いで働き、暮らしてます。
ちょっと味のある暮らしが気に入ってます。
そんな毎日をすこ~しおすそわけ。

NO MAN'S LAND

2010-01-24 21:59:37 | つれづれ
目的地はここでした。
旧・フランス大使館で開催中 NO MAN'S LAND

ところが、たどり着いてみると
「申し訳ございません、只今入場制限しております。
あちら側にお並び願います!」
警備員が数名出て列を整理。
「あららら~~~~?」
アトラクションの行列並みに並んでます。

列は20人程度ずつ進んでいるようですので、少し待てば入れるな
と見て列の最後尾につきました。20分程度待ったでしょうか?
入口近くに来ると「ど~~~~ん!」とこの門がお出迎え。



この黒い門。ロダンの地獄の門を思い出しました。
近くによると、案外ラフな作り。
触らなかったけれどプラスチックダンボール製かな?
それに白いペンで模様や文字が書かれています。
切り方もけっこう適当、接着面がはがれているところも見受けられました。
芸術というよりは学園祭のノリのような。



この門をくぐり、さらに小さなゲートを通ると大使館の敷地です。
正面にいきなり見えるのがこの車と奥の建物の鮮やかなペイント。




うわぁ、プジョーを塗っちゃったよ!

近くにも寄ってみましたが、塗ってますね。
しっかり塗料で。テープとかではありません。
「廃車なんじゃない?」
「え~そうかなぁ」
これ、乗って街を走ったら面白いんだけど・笑
フロントガラスにも塗っちゃってますからダメでしょうね。

ウォールペインティングがあちこちに施されているので
ほとんど大使館として使われていた面影は感じられないのですが
「古い建物、使ってたんだね」

館内は小さな部屋がいくつもあり、研究室のような感じの作りが
多く見受けられましたが、そのどれもこじんまりとした個室。
その1つひとつの部屋をアーティストごとに振り分けて使っていたようです。



中にはフランスの企業のPRスペースもあり、これも面白かった。
プジョーとシトロエンの部屋はそれぞれ“青”と“赤”に塗り分けられていました。



敷地内にあるものは何でもアートに・・・
庭の木も・・・




廊下はもちろん
階段も。




・・・・・・。


旧・フランス大使館のすべてを使ってウォールペインティングを含め、
様々なタイプの現代アートの発表の場となったわけですが
アーティストの数が多い分、ピンからキリまでといった印象は否めませんでした。
そもそも私自身が現代アートをそれほど多く見てきたわけでもないので
あくまで私の主観です。

「面白いな」
と思えるもの
「学園祭みたい」
と感じたもの
その境界線はあいまいで“直感”であり“第一印象”なのでした。
“相性”ってのもあるかも

こういう時は、楽しんだモノ勝ち、面白がったモノ勝ちですね
「コレ、行きたい」
と言った本人(主人)より楽しんだと思いますよ・笑

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