みゃおイタリア

音楽活動の様子、お料理やお気に入りのものなど、ゆるゆると書いています。

作品作り

2016-01-22 19:32:14 | 日記
紙粘土の作品作りについてまとめてみました


作品作りは、次の工程。

粘土で形を作る→乾燥→色をつける→乾燥→ニスを塗る→乾燥→最終チェック→完成

材料や使うもの
紙粘土(ラドール)、水彩絵の具、絵筆、水性アクリルニス(厚塗りツヤ出し)、竹串、コピー用紙の裏紙(白)、紙の空き箱、ニスがついても剥がれるようなケースやシート

私は、ラドールという、きめ細かくて伸びのいい石粉の粘土を使っています。乾燥後は普通の紙粘土よりも強度があるみたい。
適量を手にとり、コップのお水を少しつけて柔らかくして形を作っていきます。細かい部分は竹串を使用。冷たい粘土の塊から、温もりのある形が生まれてくるのが好き。


充分に乾燥させてから、水彩絵の具で着色。これが一番楽しい作業かな。色が気に入らなければ、筆に水をつけて洗いキッチンペーパーなどでふき取れば、何度でもやり直しがききます。私はアクリル絵の具より水彩絵の具の繊細さが好き。


また充分に乾燥させてから、水性ニスを塗ります。私は、水性アクリルニス(厚塗りツヤ出し)を使用。この作業が一番集中力がいります。濃い色の絵の具が他の部分ににじまないように、ホコリや気泡などが入らないように…と神経を使う作業です。また、手で持ちながら塗るので、少し塗っては乾燥させて、今度は裏にして塗って乾燥させて…と手間がかかります。乾かないうちに、入れ物や他の作品とくっついちゃったり失敗してやり直しも多いです。それに、ニスの揮発性の匂いで鼻や喉によくないかも。作品が小さいため、かなり顔に近づけて塗っているので、目も痛くなり長時間はできません。
でも、ニスを塗った瞬間のきらめきが好きです。絵の具で着色して乾燥させると色が飛んで薄くなりマットな状態になっているのに、ニスを塗ったとたん、鮮やかな発色になり、陶器のような質感になるのはまるで魔法のようです。

最後に充分乾燥させてから、塗り残しがないか、ホコリが入ってないかチェック。気をつけていても、小さな糸くずが入ってしまうことがよくあり、見つけたら、部分的にニスを剥がしてやり直し。小さな糸くずでも場所によっては、色塗りから大きくやり直さなければならないこともあります。この作業はちょっとストレスかな。


そして完成。一つ一つ手作りなので、形も表情もまちまちで、それぞれに愛着があります






10年くらい前から作品作りをしていますが、私の手から生まれた子たち(作品)が、色々なお家やお店に置いていただいたりと、今までに北海道から沖縄まで旅をしています。たくさんの人に見ていただいて、ほんわかとした気持ちになっていただけたら嬉しいです

私の作品を展示販売しているお店
カフェ・グリーンテイル
冷えとり靴下と天然素材のお店キャンディケイト

光が丘のカフェチャイハナでも2/7まで展示しています。詳細はこちら

お時間がありましたら、ぜひ見にいらしてください

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