野沢温泉 旅館 清風館 ほのぼの日記

源泉かけ流しの湯宿
ゆっくり、ゆったり、くつろぎのひとときを
~メッセージお待ちしています~

ダーと一緒にお勉強しよ~ 続き

2009-10-13 14:35:03 | 清風館のご案内
野沢温泉、今日は爽やかな良い天気です。
さて、この間の続き、お勉強しましょ!

最初は「天王山」

これもダーが「どこにある山??」と聞く
ので、「実在の山だよ。」と教えてあげました。

天王山は、京都府南部にある実在の山で、

豊臣秀吉と明智光秀が戦った、有名な
「山崎の戦い」の際、

豊臣秀吉が先に陣取った場所として、
知られています。

ここは、古くから水陸交通の要所として、
周囲が見渡せ、戦いに有利な場所だったそうです。

この戦いで、秀吉が光秀を破り、信長の
後をついで、天下統一を成し遂げたのは
有名な話ですよね。

この故事から、勝負を決める大事な局面、
勝敗の分岐点などを「天王山」というように
なったらしいです。

そして、そのような天下分け目の戦い等を
「天王山の戦い」と言うそうです。

(いずれも、語源由来辞典から)

次は「同じ轍(てつ)を踏む」

またまたダーから「てつってなーに?」
「何のてつ?」「さっきテレビで言ってた、
てつをふむって、なんのてつ~?」

この「てつ」とは「轍」の事で、
「わだち」、まあ現代風に言えば、
「車輪のあと」とでも言えばいいですかね。

同じわだちを踏む、転じて、前の人と同じ
失敗を繰り返す、というような意味で
使われているようです。

3番目は「おごれる人も久しからず」

ダーが「これってなんか鐘がなるやつ
だよね~」と言うので、

「うーんと、鐘は鳴らないけど、
有名な昔の物語の冒頭の部分なんだけど、
知ってる?」

「もちろんさー、で、どういう話?」

ってやっぱり知らないんじゃん。

「これはね、平家物語の」
「そうそう、それそれ、ちゃんと知ってるよ~」
「はいはい」

「祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらは(わ)す。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。」

超有名な、学生の頃多分誰でも耳にしている
はずの物語冒頭部分です。

最近は、子供番組でやっていたらしく、
意味も分からずに暗記している子が
いました。
(いや、暗記できるだけ素晴らしいです)

そして、
「おごれる人も久しからず」は、
これって自民党のことでも言ってたのかしら?

「栄誉を極め、栄えて得意になっている
人達も、その絶頂の期間は長くは続かない」

って意味です。

私が習った時は、
「おごれる者も久しからず」って習った
ような気がするんだけど、間違ってたみたい。

勉強は日々の積み重ねとはいうけれど、
何だか私ばかり勉強になって、肝心のダーは?
ちゃんと覚えてくれているのかなあ???

今日はこの辺で

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