洋画家 吉田緑 ーWeb Photo Diaryー

日常の出来事、目にする花々の私感、様々のことを徒然に・・・

キジバトの子育て④最終章

2017年06月20日 | 野鳥

 


6月4日、3日目の朝もはヒナはまた同じ地面の場所に戻って親から餌をもらい、午後には誘導されて再び梅の木へ。また木の上でじっとしていました。



6月5日、4日目の午前中あたりに居ないのでやっと完全に巣立ったのかと思っていたところ、お昼前ごろ、親の鳴声(デーデーホッホー)に隣の家の方向から舞い戻ってきてました。


けれども、飛び方が上手でなく家の縁側のガラスにぶち当たりながら庭に着地する有り様です。そして、相変わらず梅の木に1日中いて、餌をもらっていました。


キジバト子育て 5日目


2017年6月6日キジバトのヒナは巣から飛び立って庭周辺に居ます。まだ餌をもらっています。


一体いつまで続くのでしょうか?


6月7日、キジバトの子育て 6日目 昨夜から雨が振り続く中、濡れた毛づくろいをしながら、親鳥が一日中ヒナを探しているのか、キョロキョロしながら場所を変えては鳴いています。


 


 6月8日、 7日目 午前中親鳥はまだ鳴いて探している様子でしたが、午後からは聞こえません。私も何度か庭を探しましたがもう居ないようです。


完全な巣立ちかもしれない、でもあんな飛び方では・・と思って窓から庭を見ていると、外からイタチが庭先に入ってきて梅の木の下あたりの匂いを嗅ぎ回っているのです


私は思わず二階から急いで降りて外へ駆け出してイタチを追い出しました


そんな光景を見たので不安が一気に募りました


もう食べられたかもしれない、あるいはカラスに・・


と心配していたところ、翌日6月9日元気なヒナが庭に飛んできました


 


キジバトの巣立ち 8日目


2017年6月9日もう親鳥と見分けがつかないほどに成長し、餌ももらっていません。もう立派な巣立ちです。親鳥に見られる首のところの模様が少し出てきていますが、目は親と違ってまだ黒いです。


無謀な巣立ちから8日目、もう安心です。


本当に良かったです!




見てください!首のところに親鳥のような模様が出てきました 感激




そして、モッコウバラの巣を一旦片付けよう、剪定もしなければ・・と思っていた矢先、6月11日、2度目の育巣に取り掛かっているのです


6月14日午前9時過ぎ、親鳥が飛び立った瞬間1個の卵発見!


 


続いて午前10時21分、これも一瞬のすきに2個め発見!



ということは、1個は前日に産んだということになり、今月末にはヒナが誕生するということですね。


巣立ったあとちょっとさみしい感じでしたが、また楽しみが出来ました


 


今回ツバメやイソヒヨドリと比較したりして、キジバトの身近な子育てを見られ、自分たちの人間の子育てとも比較したりと、本当の「巣立ち」について、いろいろと感じさせられました。


本当に思いがけず長~い子育て記になってしまいました


読んでくださってる方にも「ご苦労様、ありがとうございました!」と言いたいです


 最後にキジバト夫婦のラブラブ動画を


キジバト夫婦 ラブラブ


2017年6月4日 子育ても仲良く交代したりキジバト夫婦は仲がいいです!ヒナに餌を与えたあとに電線の上で。


一瞬、高いところへ誘導されたヒナが飛んでそこにいるのかと思いましたが、首のところは親鳥の印を確認しました。右のほうが少し大きいようで雄?かもしれません。


 


 


 


 


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