前回の記事「モッコウバラとキジバト」から1ヶ月あまり経ちました。
毎日ずっと巣の中に親鳥が居ました。
朝早くに雄がやってきて交代して日中は雄が温め、また夕方に雌が戻ってきて交代し、夜は雌が温めているようです。
交代のする時にはホーホー、ホッホー(デデーホッホー)と鳴くのでよくわかります。
5月4日の卵2個を発見してから半月ほど経った5月20日
ヒナがいつかえったのもわからないまま大きくなって、親の体のそばにようやく小さなヒナの姿を見ることが出来ました
5月21日、親が居ないスキに・・・
ツバメの子育ても生まれたばかりのヒナの様子も巣を覗けないのでわかりませんが、ハトはこんなに近くで様子が見られるのにしっかりと親が隠していたので、生後何日が経っていたのでしょうか?
餌を与えるときも結構静かなんです。
キジバトの子育て(餌やり)
5月25日、餌をやっている様子
動画ではちょっと暗めで見にくいかもしれませんが、ツバメが大きく開いたヒナの口にほおり込むような感じではなく、親のくちばしにヒナ2羽とものくちばしが同時に入り込んでいるのが見られたのが大きな違いで発見でした。
親の赤い大きな目を見ていると、口の中に子供達のくちばしが入って、しんどくないのかしら?と思えるほどです。
また、必ずといっていいくらいホーホー、ホッホッーと鳴き近くに飛んで来たのがよくわかり、その後様子を警戒しながらだんだんと巣の方に歩いてやってきます。ツバメは直接巣に飛んできて餌をやりますが、キジバトは歩いて巣の近くまでやってきてから巣に入ります。
この頃になると両親とも大忙しです。
キジバトのヒナ達
5月27日 ヒナの確認から一週間後。カメラ慣れして結構そばから撮しても平気です。
5月28日、まだまだ産毛が大きですが、昼間起きていることが多くなり大きくなりました。
5月30日、キジバトらしい羽になってきて、巣立ちがもうすぐかと思えるようになってきました。
時折パタパタと羽ばたきの音がしてきますが、ツバメの羽ばたきの練習に比べて少ないのでまだかなぁ。。
キジバトのヒナ達
2017年5月31日 ヒナを確認してから11日目。立派な姿ながらピーピーとヒナの声です
キジバトのヒナの声は、ツバメのヒナの声に比べてずっと小さいです。
1羽は親鳥を見るように喜ぶ?反応してくれますが、もう一羽は全然素知らぬ顔で、同じように見えても個性があります。
もう1日2日ここにいるかと思っていましたが、31日の夕方巣の中が空っぽに・・
巣立ち!?でも、天気予報では今晩は激しい雷雨、予報どおり暗くなって雨が・・あたりを探しましたがわかりません。
それほど羽ばたく練習もしていないのに、まさかこんな天気の日に?雨に打たれてどうする
巣立ち、って朝に行くのかと思っていたのに・・・
心配と雷雨の激しさでその晩は眠れませんでしたが、翌朝、親鳥が探しているのかホーホー、ホホッー(デデーホッホー)と聞こえてきて目が冷めました。
この続きは次回に・・
(6/15)一部訂正です。巣立ちしたのは6月1日でした。
その晩が雷雨でした。
31日のヒナ達は、日中ずっと巣の中から外の様子を伺っています。