洋画家 吉田緑 ーWeb Photo Diaryー

日常の出来事、目にする花々の私感、様々のことを徒然に・・・

「Oltremare 」ーLudovico Einaudi

2010年11月14日 | 好きな曲

最近、イタリアの Ludovico Einaudi を聴いてたりします。
その中の「Oltremare」というピアノ曲です。
気に入ったので題名である「Oltremare」って何か調べてみました。






さて、この曲は、どんなふうに感じられるでしょうか・・
Youtubeには、確かに素敵な動画や画像が一緒にあり素敵なのですが、ここではあくまで曲の持っているイメージ、もちろんこれはLudovico Einaudiのイメージに触れるために・・
曲そのものからの印象を強めるために・・・あえて画像がないものを貼り付けました。




oltreは …の向こうに、…の先に、…を超えて という意味を持ち、maleは、海です。

そしてoltremareは、 1、(主にヨーロッパの外を指して)海のかなたに、海外に、外国に。  2、深い青色の、空色の
名詞では、群青色、ウルトラマリン  です。

「ウルトラマリンブルー」といえば、青金石(ラピスラズリ)から作られる顔料。
画家フェルメールは、とても高価なこの顔料を多くの作品に使って「フェルメールブルー」ともいわれてるそうです。



青、蒼、藍・・「あお」の色合いもたくさんありますが・・
ここでは、「オルトレマーレ」




イタリアの「あお」は、



左からシュガー紙 、アリスブルー 、アクアマリン 、シアン 、パウダーブルー 、ライトブルー 、ツルニチニチソウ 天 、コーンフラワーブルー 、ダークブルー

ラベンダー、ドジャースブルー 、 ブルー、スチールブルー、紺碧 、 ロイヤルブルー、デニム、
セルリアンブルー 、ロイヤルブルー 、コバルト

ブルー 、ブルーペルシャ、ピーコックブルー 、int型クラインブルー、ミッドナイトブルー 、 藍 、プルシアンブルー 、群青 、紺 、サファイア

ライトデニム 、 ボンダイブルー 、水 、 ヤグルマギク 、 ブルーカデット、ロイヤルブルー 、
エレクトリックブルー
(自動翻訳のため、ちょっとおかしいところもあるかもしれませんが・・)


下の段の左から三つ目のが、「acqua」(アクア、水)ですが、その横の「Fiordiliso」は(フィオルディリーゾ、ヤグルマギク)なんですね。

ヤグルマギク(矢車草)はいろいろな花色がありますが、やはりこの色に代表されるようです。英名では、「cornflower」(コーンフラワー)でしたか・・

マリー・アントアネットも好きだったとか・・参照

カラーチャートの画像はWikipediaよりhttp://it.wikipedia.org/wiki/Blu


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6 Comments

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青と言っても。 (小ちゃん)
2010-11-21 23:08:27
ミドさん、こんにちは。

一口に青と言っても、その中身はとっても幅広いものなんですね。

ラピスラズリが高級な絵の具材料であるということを、私は奈良の薬師寺で知りました。
たまたま、平山郁夫さんが描かれた「大唐西域壁画」を公開中だったもので、そこを見学しておりました際、僧侶の方から青の色の材料の話を伺ったのです。空の青、それも夜の空の色で使っていらっしゃったようです。フェルメールさんも使っておられたのですね。

ピアノの曲は、映画の一シーンで使われそうなもの、でしたね。
越えていくイメージは私にはあまり湧いてこなかったのですが、いろいろ思考を繰り返しているイメージ、何かに向けてひたむきに取り組んでいるイメージがありました。この曲の終わりごろ、それが終わってひとつの形となり、次のシーンに向かう、そんなイメージです。

もちろん、人によって受ける印象は違うでしょうね~。

私個人的には、音を沢山使っている、モーツァルトが好きです。弦楽もピアノも交響曲も。
ミドさんはいかがですか~?
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小ちゃんさんへ (ミド)
2010-11-24 22:59:30
いつもコメントありがとうございます。夜空の青・・・私は空というより海とか水のイメージやそこから来る心象風景的なもの、もしくは抽象絵画のような色のイメージ・・
何かの陰影の中の心情的なもの、人間の本質的な孤独や深い悲しみ、嘆き、希望など。。

曲の出だしや途中までは気に入っているのですが、正直なところ最後のほうのところは何か形式的で退屈な印象であんまり・・

映画の曲、って言われたので、調べてみましたよ。なるほどありました。

http://www.respect-record.co.jp/discs/res129.html
『ぼくの瞳の光』(2001年)、
ひょっとしたら小ちゃんさんご存知かもしれないですね。
視聴できるのでよかったら聞いてみてくださいね。

「音を沢山使っている」ですか?!
素人の私には、音の多さはよくわかりませんが、モーツァルト、私も好きですよ。
う~ん、小ちゃんさんは、ブラバンでしたっけ?
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軽音楽部です(笑) (小ちゃん)
2010-11-26 23:55:10
曲、聴いてみましたが、ちょっと知らないものでした。ざんねーん。

モーツァルト、単純に曲の調子が好き、なんです。
部活は軽音楽部でしたので、クラシックとは縁遠い感じですね(汗)。
でも、モーツァルトは、他のクラシック作家さんと比べると、単位時間内の音符の多さがまるで違います。それが、聴いている時の飽きにくい感じにつながってるんです。
アイネクライネナハトムジークとか、フィガロの結婚の序曲とかを聴いてると、とてもそんな気がします。他の作家さんの聴いてると、眠くなってしまうこともあって。。。
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そうそう、軽音でしたね! (ミド)
2010-11-28 00:07:05
いいですね。楽譜が読めるなんて・・
私なんか感覚で気まぐれに聴いているので、どうしてこの音楽がどこがすごいとか、いいとか、残念ながらわかりません。

だから、モーツァルトがよくα波の良く出る曲であるとか聞きますが、曲によったら心地よい眠りに導いてくれて、なんで?って感じです。

確かに「アイネクライネナハトムジークとか、フィガロの結婚の序曲」はテンポよく気分を快活にしてくれるので、α波いっぱい出ているかもしれませんね

ところで小ちゃんさんは、何の楽器ができるんですか~?
何が18番でしょう
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楽譜は、、、 (小ちゃん)
2010-11-28 23:27:21
実は、読めません(汗)。
読めなくても、高校の軽音楽部くらいなら、通用しちゃうもんですよ。
カラオケで歌う時、楽譜なんて見ないですよね? あれと同じ感覚、です。

当時は、フォークギターとベースギターを触ってました。
オフコースがはやってた時期だったので、バンド組んでオフコースのコピーやってたんです。
楽譜が読めなかったので、同僚にいろいろアドバイス受けながら、練習してましたっけ。
今、そのベースはその友人に貸し出し中。。。
家にフォークギターはありますが、もう半年くらい、触ってないです。弾けるかな???
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小ちゃんさんへ (ミド)
2010-11-30 21:20:16
そうなんですか~!楽譜読めるのかと
ブラバンの人でも、読める人と読めない人があることは聞きましたが・・
結局耳で好きなのをとことん覚えるんですね!
どんなものでも、マネからはじまりますからね。
ふぅ~ん、ギターとベースですか。。いいなぁ、楽器ができる人は

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