洋画家 吉田緑 ーWeb Photo Diaryー

日常の出来事、目にする花々の私感、様々のことを徒然に・・・

我が家のお雑煮

2016年01月10日 | お題からの投稿
今日の京都新聞に面白い記事がありました。
白みそに丸餅だけじゃない 京都の雑煮、地域で様々 (クリックすると、京都新聞の記事に飛びます

下の図の「南丹市日吉町中世木」という地域の近くに、夫は生まれ育ちました。
この図によると、その辺り一体は、納豆作りに適した寒いところなのです。
納豆というと関東ですが、関西でも珍しく納豆を手作りする地域なのです。


中村教授が調べた餅だけの雑煮や納豆餅の分布図
京都新聞記事より



納豆を食べない隣町から義母が、嫁いできた頃、吉田家は納豆を家で作り、お正月はお雑煮を食べず、なんと「納豆餅だけだったということです
確かに、この図によると、納豆餅をお正月に食べる地域がある、ということがわかり、なるほど・・とようやく納得しました。


作り方は、お餅を2つ焼いて、それを、きな粉の上で引き伸ばして、自家製納豆を乗せて餃子のように包み完成です。
この自家製納豆は、今でも私は苦手なんですが、ちなみに、納豆餅は、市販の納豆では風味が無く、夫曰く美味しくないらしいです。

ご参考までに、吉田家が作ってた納豆に近いのが、これ、「美山の納豆」です。
これは、道の駅などで販売されています。(画像元はこちら


で、義母は、納豆餅の他にお雑煮、これは「白味噌仕立て」ですが、具は何も入れないタイプのものを作るようにしたといいます。



私は京都市内からなので、同じく「白味噌仕立て」のお雑煮を作りますが、具は大根と金時人参の輪切りにしたものを入れ、あぁ、お餅は当然丸餅ですよ
大根や人参を輪切りにするのは、「みんな丸く=仲良く」で、お正月前にはまだ小さく細い目の大根や金時人参がお店で出回ったりしますが、うちは義母のお野菜なので大きいサイズです。


頭芋をいれたお雑煮も母が作ってくれましたが、数回食べたことがありますが、いつもではなかったです。
子供の頃は、火鉢がありそこで焼いたお餅を入れたり、カツオは「鰹削り」で削ったものを入れました。
今は焼かずにレンジで、またカツオも削り節があるので簡単ですが、昔のように焼いたお餅を入れるのが香ばしくて美味しくて好きです




今年のお雑煮、珍しく写真を撮ってたので昆布茶と共に



我が家のおせち料理です
こんにゃくと焼き豆腐の炊いたん、をプラスするのは、こちら流かもしれません。
遅ればせながら、今年もよろしくお願いします



最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。