洋画家 吉田緑 ーWeb Photo Diaryー

日常の出来事、目にする花々の私感、様々のことを徒然に・・・

「翁」の能面

2010年01月10日 | 日常のこと
1月も早いものでもう10日となりました。
今年のお正月は、夫の祖母が去年亡くなって百か日がまだなので初詣も外出もなく、来客もなくゆっくりと過ごせました。と言いたかったのですが・・
二日に長男の緊急入院という波乱ので幕開けでした。
椎間板ヘルニアでしたが、幸いにも軽くて2泊だけで退院しホッとしました。
下宿学生で日頃家にいないので、帰ってきたときになって却って十分な検査等が受けられたのも本当によかったと思っています。
日頃からあまり運動をしないほうで、同じ姿勢でパソコン等をしているらしく、本人も若くしてこれからの自己管理を余儀なく考えさせられる結果となりました。

そんなこんなで、昨年12月中旬からの会期の日展京都展にもう一度観に行こうと思いながらまだ行けていません。
初日の開会式に行きましたが、夫の作品等ざっとだけで日本画や工芸作品まで観られなかったので、早く行かなければ
会期は15日(金)までです。


夫が初出品、初入選したということで、いろいろな方々からお祝いしていただきましたが・・
その中で珍しいものを頂いたのでここにご紹介させていただきます。
その方はもう85歳でしたか・・能面をつくっていらっしゃる方なのです。

大切な作品をお祝いにと、いくつかお譲りいただいたのです。
プロの能楽師の方々が譲ってほしいと来られるくらいの腕前をお持ちの方らしいのですが、本当に「猫に小判、豚に真珠」のような私たちの家に頂いていいのかしら・・とありがたくご好意を頂きました。
私は能は一度だけ小学生のときに社会見学で何か忘れましたが観たくらいのもので、全くもって無知です。
こういうものに日頃から触れられるというのは、とても貴重なことだと思います。
もっともっと日本の文化を知らなければいけないのですが・・
これを機会に勉強しなければ・・と思います。
その中のひとつ、お正月にふさわしい「翁」の面を玄関に飾っています。(ケイタイで撮った写真がピンボケでよくないのですが・・)




  

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