アンビリーバボウでの放送を見ました。奇跡の男!
1960年代にデビューしたミュージシャン~伝説の男。
1枚のレコード。アメリカで売れたのはたったの6枚だった。
後に、アフリカで大ヒット。
プレスリーやビートルズと並び称されるほどの人気だったそうです。
メキシコ系移民で苦労を重ね、仕事の合間に音楽をする。
力仕事で娘3人を育て上げた。
アフリカでの人気は独特のメッセージ性の強い歌詞に同調したと思われます。
たまに出る海賊版を聞いた若者たちから火がついたそうです。
自分のスタイルを決して崩すことなく、どんなに称賛されても変わらない。
その名も「シクスト・ロドリゲス」通称は「シュガーマン」
映画でアメリカでも火が付いた。
映画『シュガーマン 奇跡に愛された男』
ドキュメンタリーは感動を呼びますね。真実が含まれているからでしょうね。
彼は現在デトロイトに在住、幸せに暮らしている。
映画で賞を取っても、何十年もこなしてきた日々の仕事を優先するような、自分を貫ける人です。
「アフリカに住めば当然豊かな暮らしはできるが、ここ(デトロイト)が俺の居場所だ」
この言葉を聞いた時には白隠さんの夜船閑話にある「総に是れ我が本分の家郷、家郷何の消息かある。」を思い出した。
自分の最高の場所、本来使命として自分がいるべき場所はどこにあるんだろうって、誰もが考えるんです。彼はそれを知っていた。いや見つけたのかもしれない。
彼の名前を聞いたとき、ぴーんとひらめいた。あ!この人は革命者だと。
ミュージシャンはかっこいい!(^^)!