神奈川県 逗子で医療用ウィッグ(かつら)をカットする化学療法(抗がん剤)を経験した美容師のブログ

三浦半島(鎌倉、逗子、葉山、横須賀、三浦)横浜市 湘南地区 県内外からお問い合わせいただいてます

がんばな

2011-08-27 00:10:17 | 通院、病気回想、健康
    ガン友の一人は、、、。

  癌をキッカケに友達になったのではなく、もともと中学生の頃からの友達でした。

  学生、社会人、結婚、出産して3人の子供の母になった彼女を見てきました。

  お互い「恋ばな」もしました、、、。


   私が術後の化学療法中、彼女から子宮頸癌になってしまったことを告げられました。

 驚きと身近な同世代の発病につくづく病気は誰でもなる、、、と実感しました。


   お互い治療が終わった、ある日の“がんばな”
                                    (友人・・・子宮片卵巣摘出手術後 放射線治療)
                                    ( 私・・・子宮両卵巣摘出手術後 化学療法)

私    「いいねぇ。髪フサフサで、、、。私なんか髪スカスカだよ

友人   「伸びたじゃ~ん。そのうち生えるよ。」

私    「だったらいいいけど、、、」

私    「治療。 子供がいたから、大変だったでしょ?子供に説明するのとかって大変って言うし、、、。」

友人   「うん。1番上の子(小4)はもう癌って解るから1番泣いたね、、、。2番目(小2)の子も髪が抜けるとか知ってたし、、、。
       3番目(6才)も“死んじゃう病気”ってなんとなく解るみたいで、、、。
      告知がクリスマス前だったから、最悪のクリスマスとお正月だったよ。」

私    「生存確率は100パーセントではないじゃない?私の場合、死ぬ事考えたら、とりあえず身軽で良かったかなぁ~ って思った。
      やりたい事はあったけど、“志半ば”というか途中で終わって無念な事って無かったから、“切り”がいいと言えば“切り”がいい、、。
      子育ての途中だったら、パニックだろうな、、、。逆に絶対に死ねないって自分を鼓舞できるのかなぁ、、、。

      でも、、、生きること考えたら、自分の人生が子供のいない人生になるなんて考えてもみなっかたよ、、、。
      “いつかは”って思ってたから、、、。いずれ一人ぼっちになる寂しい人生だよね、、、

友人   「私は、結婚したし、子供も生んだし、
      自分が死んでも、子供も自分のこと覚えてくれる年齢まで成長したからもういいかなぁ、、、って思った。」

私    「えっそうなの。そう思ったんだ、、、。」

私    「病気で家族の絆が強くなったでしょう?」

友人   「それは確かにあるね、、、。子供が気をつかってイロイロやってくれる。母親の手を借りずに こんなこともできるよになったのかぁ。って
      逆に寂しくなったりもしたりね

私    「もう1回 同じ治療をしろって言われたらできる?
      私は脱毛と初回の抗がん剤はとても辛かったけど想像してたより副作用は強くなくて我慢の範囲内、、、我慢できるかなぁ~。」

友人   「私はダメ。もう嫌だ。放射線は辛かったよ~。ちょうど引越し後で荷物の整理をしなくちゃイケなかったんだ。
      でも、それが良かったかも、、、。無理して、片付けしたから気が紛れたよ。」


       その後も“がんばな”ガールズトークは続いたのでした。

    ハワイ在住の友人は異国での治療で心細かったと思います。
    副作用が辛く、「もうみんなと同じように歩いたり、走ったり、買い物したりデキない」と嘆いていました。
    今は治療も終わり、経過観察中です。働き始めて社会も広がっているようです

    もうすぐ友人の誕生日、、、「お誕生日おめでとうこの先いつか一緒に誕生会をしょうね

      
      
       女性の癌患者の為に必要な補整具に医療控除を求める市民運動をしています 

                   ご協力お願いいたします http://www.shomei.tv/project-1585.html
               
                   携帯からはhttp://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1585  

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2011年8月の検診

2011-08-17 19:51:11 | 通院、病気回想、健康
      今日は4ヶ月ぶりの定期健診

    早いもので、この9月で“術後3年”を迎えることができました
  
私    「先生いくつか質問があるんですけど、、、。」

主治医  「はい。答えますよ

私    「タトゥー、刺青してるとMRIって受けられないんですか?」

主治医  「色によって金属が入っているから火傷しちゃうんだよ、、、。
      昔MRIが導入されたばかりの頃、T大病院で“893”の大親分がMRIやって火傷したことあるんだよ」
                  
私    「よく赤って鉄分多いっていいますよね?」

主治医  「どの色が金属多いとかは専門じゃないから解らないね、、、。」

私    「眉毛とか乳癌の手術した方は胸にタトゥーしたりしますけど、、、。」

主治医  「顔は頭部のMRIじゃなければ大丈夫だけど、色によるから、金属反応調べないとね、、、。」

      ふ~ん。なるほど、、、いくつか質問した後で。。。。 オズオズと質問  今日1番聞いてみようと思ったこと、、、。

私    「救急車で運ばれた時、妊娠反応があるって言われたんですけど、そういう時って妊娠の反応がでやすいんですか?
      妊娠してたんですか?」

主治医  「排卵日だと妊娠の反応は出やすいよ。(でカルテを見ながら)妊娠してないよ。」

        そうかぁ、、、。そうであったかぁ、、、。 まぁ妊娠してたら告知されてたハズだろうけど、、、。
      でも、ひょっとして妊娠してたのかな?チョットだけでもママになれたのかな?と一人勝手に思ったりもしてモヤモヤした状態でした。
      かと言って真意を確かめる勇気もなく、、、逃げ腰でした。
      術後3年を向かえようとする「今」やっと向きあえるようになったので質問してみました 

        主治医のK先生いつも私の質問、愚問にご丁寧にお答えて下さってありがとうございます
      先生が担当で良かったです 

  。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
  ちょっと一言
         人生でママになった時期が少しでもあったかもと思ってもみました。
        でも残念ながら、それはなかったです。
         もし、妊娠してたら、子供にかわいそうなことをしていただろうし、、、。
        これが、ベストな結果なのだと、、、。    
  。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


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