バイデンは機密文書隠蔽工作に失敗した

 

アンディ・チャンのアメリカ通信 ☆★アンディ・チャンのアメリカ通信
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バイデンは機密文書隠蔽工作に失敗した
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 アメリカでは中国の偵察バルーンと正体不明の気球で大騒ぎしているが、バイデンのスキャンダル調査は着々と進んでいる。
 Breitbart New Networkが昨日発表した記事によると、バイデンがペンシルバニア大学Penn Baiden Centerに6年も放置しておいた機密資料は、これまでの報道のようにホワイトハウスの顧問弁護士が(発見して)国家文書保管署(NARA)に取りに行かせたのでなく、ずっと前からホワイトハウスとDOJ(Department of Justice 司法省)がバイデンの罪を隠すためNARA(国立公文書記録管理局: National Archives and Records Administration)にこっそり取りに行かせていた事実がNARAの提供した74ページのメールのやりとりで明らかになったのである。
しかもBreitbart社の発表によるとバイデンが勝手に放置していた機密の一部は上院議員時代の1974年のものだった。
今回の発見はBloomberg 社の情報公開法(FOIA)による要求でNARAが提供したNARAとホワイトハウスおよびDOJの間の74ページのメールにより発見されたのである。
NARAは国会の監督委員会のComer委員長の要求で1月24日までに資料を提供すべきだったが、国会の要求に協力せず提供を遅らせていたのである。
 Breitbartのニュースによると、ホワイトハウスとDOJは中間選挙の前に人知れずPenn Baiden Centerに放置していたバイデンの機密文書とその他を運び出す計画だった。NARAはホワイトハウスとDOJの指令によりバイデンが放置していた資料を国民から隠そうとしていたのである。
NARAの提供したEmailには、「Bob /Pat、我々の金曜日の会話(Conversation、交信か談話かは不明)の通り、われわれのスタッフを再びDCにあるPenn Baiden Centerに派遣し、『残っていた資料のボックス及び、その他の関係ありそうな品物』を取得して我々が保管する」と書いてあった。原文は以下の通り。
 Bob/Pat, following our conversation on Friday, we would like to make arrangements for our staff to come back to the DC PennBiden Center space to assess the remaining boxes and take custody of whichever ones we deem appropriate for further review.

 メールにある「金曜日」とはおそらく文書が発見され発表された11月4日(金曜日)の前の金曜日(10月28日)を指すと思われる。
そして「再び」スタッフを派遣して前にも一度して「残っていた資料のボックスを持ち出す」とはNARAはスキャンダルが発覚した11月4日以前にもバイデンセンターに人員を派遣してバイデンの放置した機密資料を持ち出していたのだろう。

 つまりバイデンは機密文書を放置していたことに気付いて顧問弁護士に命じて人知れず取り出そうとしたが、顧問弁護士はDOJに相談してNORAが直接センターに行って取り戻すように命じたと思われる。
そしてこれが発覚したあとでバイデンは「センターに置いてあった文書はNORAに返還したから問題はない」と苦しい言い逃れをしたのである。
バイデンとDOJが苦心してお膳立てしたのに、NORAが人知れず取りに行った機密文書がどうして誰かに発見されたのかは全くわからない。
あるいはNORAの内部で誰かが漏らしたのかもしれない。
──天網恢々疎にして漏らさず。
                  (アンディ・チャン氏は在米評論家)

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