日本の政治家が演説が下手糞なのは選挙法で立会演説会が禁止されているからです

株式日記と経済展望
日本の政治家が演説が下手糞なのは選挙法で立会演説会が禁止されているからです
選挙そのものを形骸化してしまっている

田岡俊次
選挙の際、立候補者が一堂に会して政見を表明、有権者がそれを比較し、判断する「立会演説会」が公職選挙法の改正で廃止されたのは1983年だった。それ以降、選挙戦はひたすら車で走りまわって名前を叫んだり、支持団体に利益誘導まがいの「お願い」をする愚劣な行動となってしまった。
  本来望ましい選挙運動の形である立会演説会が廃止になったのは、当時、一部の宗教・政治団体が聴衆を大量動員して気勢を上げ、自党の候補者の演説が終わるとドッと退場することが各地で起こり、他の政党から、「立会演説会の意味がない」と苦情が噴き出したためだ。もともと名の売れた現職の候補者のとっては、新人と対等に論戦する立会演説会はうれしいものではなかった。「大量動員問題」は廃止の絶好の口実ともなった

これでは演説が上手い政治家が日本で生まれないわけですが、選挙そのものを形骸化してしまっている。立会演説会が出来ない以上は有権者は知名度などで選ぶしかなく二世議員が有利になる。日本ではインターネットの使用も禁止されて禁止づくしの選挙で議員を選ばされるのですが、有権者を馬鹿にした選挙制度だ。
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